2025年3月29日の転換点 | ゲームを積む男

2025年3月29日の転換点

今日はゲームボーイアドバンス向けの「ファイアーエムブレム 封印の剣」の発売日でした、2002年3月29日が発売日だったので今日で発売23周年ですね。



「ファイアーエムブレム 封印の剣」はファミコン時代から続いているファイアーエムブレムシリーズの6作目にあたる作品でシリーズとしては初めて携帯ゲーム機向けに展開された作品でもあるかな。

前作までとは繋がりのない新しい世界での物語となっており過去に人と竜が世界を巡って争った歴史がある「エレブ大陸」と呼ばれる大陸が舞台、エレブ大陸では2つの大国がバランスを均衡して存在していたけれど東の大国が突如として大陸を侵略し始めた事から始まる戦争を描いているかな。

ファイアーエムブレムはシリーズが続いていくと様々な要素やシステムが追加されて複雑になっていったんだけど、封印の剣では携帯ゲーム機向けに発売する事もあって複雑になりすぎたシステムを一旦シンプルに再構築しているのが特徴かな。

使用武器や魔法の種類による三すくみの有利性や体格の大きかったり馬に騎乗しているユニットが他のユニットを回収出来る「かつぐ」のシステムなどは残されているけどそれでもシンプルなゲーム性に回帰しているのがあったり。

シンプルな作りに回帰したのは携帯ゲーム機向けってのもあるんだろうけど、これまでシリーズに関わっていた生みの親が離れて初めての作品っての大きいかもなぁ。

そんな封印の剣の主人公「ロイ」は同作の発売前の2001年に発売した大乱闘スマッシュブラザーズDXにて隠しキャラクターとして登場しているんだけど、それは封印の剣のプロモーションを兼ねた施策だったかな。

ファイアーエムブレムシリーズはそれまで日本国内でのみ発売されていたんだけどスマブラDXにロイとファイアーエムブレムの初代主人公であるマルスが登場した事でシリーズの知名度が国内外で向上したってのがあったかな。

そうした中で発売された封印の剣でシリーズに初めて触ったって人も多かったみたいで、システムがシンプルに回帰したとは言え「手強いシミュレーション」に苦戦した人も多かったんじゃないかしら、ちなみに海外では封印の剣は発売されておらず続編となる「烈火の剣」からの展開となったんだけどね。

ちなみにSwitchユーザー向けの有料オンライン会員サービスであるNintendo Switch Onlineに拡張パックまで導入した時に遊べるゲームボーイアドバンスにて封印の剣と烈火の剣が合わせて遊べるので今でも遊びやすい作品になっているかな。

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実写映画「ゼルダの伝説」2027年3月26日公開決定!

一昨年2023年の11月に制作が発表されていた実写映画版のゼルダの伝説の公開日が2027年3月26日に決定したみたい。

実写映画版は任天堂が制作費の50%以上を出資して制作にも協力してソニー・ピクチャーズが配給する事が発表されており監督や制作スタジオなども公開されており監督のインタビューなどは何度か出ていたけれど出演者などの詳細はまだ不明かな。

2年後とは言え公開日が発表された事はすでに撮影などはほとんど終了しており現在は編集作業などが行われている感じかしら、これから徐々に情報が公開されていって2年後の公開に向かっていく感じかな。

今回の発表で面白いのは公開日の情報が「Nintendo Today!」のアプリで初めて発表された事。

Nintendo Today!は先日のニンテンドーダイレクトで発表された新しいスマホアプリで毎日任天堂関連の情報が「直接」届ける事が出来るんだよね。

ゼルダの実写映画の公開日の発表みたいな大きな情報をアプリ配信開始間もないタイミングで行う事でアプリの存在をより周知する事になっていくのかしら。

これからもNintendo Today!で初公開されてその後他のメディアが追従するパターンって増えるんだろうなぁ。

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新作『リズム天国 ミラクルスターズ』発表に、有名人喜びまくる。でもつんく♂氏が一番嬉しそう

同じニンテンドーダイレクトの発表の中で特に反響が多かったのが「リズム天国 ミラクルスターズ」と「トモダチコレクション わくわく生活」の2作品だったんじゃないかしら、両方とも10年以上新作が出てなかった事もあって待ち焦がれていた人が多かったみたい。

リズム天国なんかはシリーズの企画から関わっていたつんく♂氏が何年も前にリズム天国の新作を出したいって事をSNSにて発信していた事があって、実際にその発信に対しての反響もそれなりにあっただけに満を持しての新作発表に喜んだ人も多いみたい。

つんく♂氏は元々はシャ乱Qと言うバンドのボーカルを担当していた人でモーニング娘。をはじめとしたハロープロジェクトのアイドルのプロデュースも行ってきた人。

リズム天国は初代の発売前まではつんく♂氏の名前を表に出さずにプロモーションしていて発売後に深く関わっている事を発表していたんだけどそれは有名芸能人の名前をはじめから出すとうわべだけ関わっている様に感じられるからって事を共同プロデュースを担当した任天堂の坂本賀勇さんが語っていたかな。

そんなリズム天国が特にヒットしたのは2作目となるDS向けの「リズム天国ゴールド」で、同作はDSブームもあって200万本近く売り上げていたんだよね。

一方のトモダチコレクションもDSから始まったシリーズでDSで300万本以上の売上を記録した作品。

また、この2作に次いでダイレクトで反響の大きかったのが実は「たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!」でこちらもDS時代にヒットした作品だったんだよね。

ニンテンドーDSは2004年に発売されたゲーム機で発売から20年以上が経過、当時小学生だった世代もすでに立派なオトナになっているって考えると子供時代に熱中したゲームの新作ってインパクトが大きいんだろうなぁ。

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『みんなのGOLF WORLD』の開発元は、シリーズおなじみクラップハンズ……じゃない。ハイドが作る『みんゴル』新作に

まさかのSwitch版が発売される事で話題になった「みんなのGOLF WORLD」の開発はクラップハンズじゃないと言う話。

みんなのGOLFは1997年に初代プレステ向けにソニー・コンピュータエンタテインメントから発売したタイトルでシンプル操作の3Dゴルフゲームとして大ヒットしたんだよね。

初代の開発を行ったのはキャメロット、元々ドラクエの開発に関わっていたスタッフが独立した会社で初期はセガに近い位置でシャイニングシリーズを手掛けていたけれど並行してプレステ向けのゲームも手掛けるようになって初めてRPG以外の作品を手掛けたのがみんなのGOLFだったかな。

その後キャメロットはセガからもソニーからも一歩引いて任天堂に近い位置になりマリオゴルフやマリオテニスに黄金の太陽などを手掛けるようになるんだけど、その一方で初代みんなのGOLFを開発した中心人物がキャメロットから独立したのが「クラップハンズ」だったんだよね。

クラップハンズはソニーから出資を受けていてみんなのGOLF2以降のシリーズを手掛けてきた他に「みんなのテニス」や「みんなのスッキリ」などの作品も手掛けたかな。

ただ、ソニー・コンピュータエンタテインメントからソニーインタラクティブエンターテインメントになって会社が日本からアメリカに移った事で日本向けのゲーム展開が徐々に縮小していって、ジャパンスタジオの閉鎖を行ったのが大きな転機かな。

クラップハンズもプレステ以外の作品を手掛けるようになりスマホやSwitch向けに「いつでもGOLF」やMeta Quest向けに「アルティメット スウィング ゴルフ」って作品を出しているんだけど、今回の新作みんなのGOLFには関わってないみたい。

「みんなのGOLF WORLD」はバンナムがソニーのライセンスを受けて発売するタイトルで開発を行っている株式会社ハイドと言う会社は下請けがメインの会社、これまで手掛けた担当タイトルは幅広いのでそれなりの実績があるんだろうなぁ。

ちなみに「みんなのGOLF WORLD」はSwitchだけじゃなくPS5とSteamでも発売されるのでプレステ一直線な人も安心。