2025年3月13日のツー | ゲームを積む男

2025年3月13日のツー

今日はPS2向けの「ファイナルファンタジーX-2」の発売日でした、2003年3月13日が発売日だったので今日で発売22周年ですね。



ファイナルファンタジーX-2はその名の通り「ファイナルファンタジーX」の続編となる作品。

それまでのファイナルファンタジーシリーズでも本編のその後の世界を描いた物語ってのはいくつかあったんだけどそれの多くは映像作品とか本編とは別ジャンルとして作られていたのがあって純粋なRPGとして続編が作られたのはX-2が初めてになるかな。

舞台は前作の物語から2年後の世界が舞台、前作でヒロインだった「ユウナ」が主人公となっており同じく前作から登場する「リュック」とX-2から登場した「パイン」の2人がパーティメンバーとして前作の物語を経て大きく変わっていっている世界にてユウナが見かけた前作主人公によく似た姿のを追いかけるために旅をするのがメインストーリー。

ゲームシステムは前作から大きく変わっており前作では非リアルタイムだった「カウント・タイム・バトル」に代わりシリーズでお馴染みだった「アクティブ・タイム・バトル」が復活、ただ行動の前に待機時間が発生したりとか戦略性は高くなっているかな。

また主人公たち3人は「ドレス」を着替える事で過去のシリーズにおける「ジョブ」の様に役割を変化させる事ができる要素があって、過去のシリーズであった要素を再び盛り込みつつ戦略性やゲーム性の高い形に昇華しているのは評価が高かったかな。

前作では全体的に重たい世界観だったのが一旦平和になった事もあってX-2では明るい感じになっておりストーリー中も軽妙なやり取りなどが多くなっているのが特徴、その雰囲気の変化は前作をプレイした人には前作から引き続き登場するキャラクターのキャラ崩壊みたいな印象もあって違和感と賛否両論な部分になったかな。

明るく軽妙な雰囲気のある序盤だけどその裏は前作の時点で1000年以上信じられていた常識が崩れたと言う舞台背景があるので必ずしも軽薄なだけじゃないってのは留意すべき部分、シナリオはマルチエンディングとなっており繰り返しプレイしてストーリーを把握する事で前作をしっかり踏まえて作られているのがわかるけど序盤の違和感で止めちゃった人がいるみたいなのが世界観を引き継いだ続編の難しいところだったんだろうなぁ。

そんなFFX-2は前作XとセットでHDリマスターされておりPS4及びXbox OneとSwitchにて発売中、PS4とXbox One版は当然現行機でも遊べるから今でも容易に遊べるかな。

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高評価ゲーム『オリとくらやみの森』など手がけたMoon Studios、“完全独立”を報告。パブリッシャーのごたごたに「チャンス」を見出す

「オリとくらやみの森」はマイクロソフトが出資してXbox One及びPC向けに作られた作品、ジャンルとしてはいわゆる「メトロイドヴァニア」となっているんだけど手書きで作られたグラフィックや世界観にBGMなどが高く評価されて続編が作られたりSwitch版がリリースされたりもしたんだよね。

そんなオリとくらやみの森を手掛けた開発会社の「Moon Studios」は「No Rest for the Wicked」と言う作品を開発中でそちらはテイクツー・インタラクティブのインディーゲームをパブリッシングするブランドにてリリースされる予定だったんだよね。

ところが、テイクツー・インタラクティブがそのブランドを売却する事を決定した中でMoon StudiosはNo Rest for the Wickedの権利を買い戻して自社ブランドとしてリリースする事を決定したみたいで、パブリッシャーを介さずに独自て展開する形を選んだみたい。

ゲームの開発会社(デベロッパー)と販売会社(パブリッシャー)の関係ってのは色々とあって、開発会社側が販売するなどのノウハウを持たないから販売会社が販売のみを担当する場合もあれば販売会社側が出資してその権利なども所有するパターンまで多いんだよね。

開発会社側としては自分たちが手掛けたゲームの権利はできるだけ自分たちで持ちたいってのは偽らざる本音なわけで、出来れば作ったゲームの展開なども自分たちだけでやりたいんだけど予算などの関係でそれが叶わない事も多いわけで。

Moon Studiosの場合は前作のオリとくらやみの森の売上が1500万本を超えたみたいでそこから得た資金や実績に加えてテイクツー・インタラクティブ側のゴタゴタがあった事で完全独立に成功したけれど珍しいパターンなんだろうなぁ。

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Switch「タイムギャル リバース」DL版やSteam版「タイムギャル」「忍者ハヤテ」HDリマスターが4月10日発売!

2023年12月に発売した「タイトーLDゲームコレクション」に収録されていたゲームの個別でのSteamでの配信やその豪華版に付属していた特典ゲームの個別販売が決まったみたい。

タイトーLDゲームコレクションはその名の通りタイトーがアーケード向けに展開していたLDゲームを復刻した作品、LDゲームってのは映像メディアであるLD(レーザーディスク)を使用して映像を見ながら画面の指示に合わせて操作する事でストーリーが進んでいく内容だったかな。

コレクションに収録されていた「タイムギャル」と「忍者ハヤテ」がSteamでも配信されるみたいで、ただもう1タイトルの「宇宙戦艦ヤマト」に関しては権利の都合上Steam版は展開されないみたいかな。

Switch版ではすでに宇宙戦艦ヤマトを含めて個別のダウンロード配信が行われているんだけどSteamでも遊べるのはSwitchを持ってない人とかにはありがたいのかもなぁ。

一方の「タイムギャル リバース」は「タイムギャル」の世界観を元にして作られた完全オリジナルのアドベンチャーゲーム、「タイムギャル」の物語の裏で起こっていた出来事を別の主人公の視点で体験するって内容で全編フルボイスの豪華な作品になっていたみたい。

特装版は約2万円とそれなりのお値段だったけれど今回の個別販売は4180円と比較すると安価、興味はあったけれど価格が原因で手を出せなかった人は今回の機会は良いきっかけかもねぇ。

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「レゴ スーパーマリオ」から“大人向け”の『マリオカート』商品が5月15日に発売へ。計1972ピースを組み上げるとダイナミックなスタンダートカートとマリオの姿を全高22cmで再現できちゃう

合計1972ピースの構成で全高22cmってのは確かに大人向けのレゴだなぁ。

それでもガチのレゴビルダーだと数万ピースの規模で大規模な作品を作るのだから大人だけじゃなく子供も大規模なレゴ作品を作る入口になるんじゃないかしら。

価格も2万4980円と大人向けの価格なんだけどね。