2025年3月8日の大群 | ゲームを積む男

2025年3月8日の大群

今日は初代プレイステーション向けに発売した「シスタープリンセス」の発売日でした、2001年3月8日が発売日だったので今日で発売24周年ですね。

シスタープリンセスは「電撃G's magazine」と言う雑誌で掲載されていた読者参加型企画が元になったプロジェクト。

「電撃G's magazine」は元々は電撃PCエンジンと言うPCエンジンやPC-FX専門誌が前身となっており、PCエンジンが美少女ゲーム……いわゆるギャルゲーが数多く発売されていた事からPCエンジンに関わらずゲーム機向けの美少女ゲームを取り上げるようになりPC-FXの失敗も相まって美少女ゲーム専門誌としてリニューアルした雑誌。

その初期の目玉企画となっていたのがシスタープリンセスで、美少女ゲームに登場するキャラクターで定番の「妹キャラ」にスポットを当てて12人のそれぞれ設定が違う妹キャラを主役として様々な交流を行う雑誌上でゲームを行うと言う企画で、当初は隔月連載の予定だったのが大好評で毎月連載に切り替わったりとかしていたみたい。

で、その第3シーズンに合わせてメディアミックスの一つとして展開されたのが初代プレステ向けのゲーム版。

ジャンルは定番の恋愛アドベンチャーゲームとなっており、登場するキャラクターは第1シーズンの9人と第2シーズンから登場する3人を加えた12人。

雑誌の読者参加企画ではそれぞれの妹はあくまでもそれぞれ別の兄がいる形だけどゲーム版では12人の妹がすべて主人公=プレイヤーの妹と言うブッ飛んだ設定になっていたのが驚き、主人公とそれぞれの妹の関係は血縁関係か義理なのかを選択する事が出来てそれぞれの設定によってエンディングが異なると言う謎のこだわりもあったみたい。

血縁関係か義理関係かでエンディングが異なり、更にそれぞれベスト・グッドの2種類のエンディングの合計48種類に加えて誰とも結ばれないバッドエンドも含めて合計49種類のエンディングと恋愛アドベンチャーゲームとして見ると膨大なエンディングがあったみたいね。

ゲーム版は追加要素を加えたドリームキャスト版が2002年に発売された他に続編やゲームボーイ版なんかも発売されていてコンテンツの人気の高さを感じさせたかな。

ただ、2003年には美少女ゲーム市場の衰退もあってシスタープリンセスの展開は終了してメディアミックス展開も終了。

電撃G's magazine自体は新しいメディアミックス企画や読者参加企画を続けていて2009年にスタートしたのが今でも様々なシリーズが広がって人気となっている「ラブライブ」だったけど雑誌そのものは2022年に休刊になったり。

シスタープリンセスは昨年に雑誌での連載スタートから25周年だったみたいでそれを記念して様々な企画やイベントが展開されたけどゲームの復刻はなかったねぇ。

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『FF ピクセルリマスター』Steam版各作品に最新アップデート実施!『FF3』熟練度ブースト機能や『FF6』ひっさつわざコマンド入力改善も

ファイナルファンタジーのピクセルリマスターシリーズはドット絵で作られていた初代からVIまでの6作品をドット絵ベースでリマスターした作品、HD画質で見られるようにドット絵が書き直された他にゲームバランスを遊びやすくなるように調整したのが特徴かな。

2021年にSteamとスマホ向けに配信がスタートして2023年にSwitchとPS4版が、2024年にはXbox版が発売されたんだけどSteam版が発売から4年を経過してアップデートが行われたみたい。

Steam版に関しては一度アップデートで後発のSwitchやPS4版から追加された要素が加わっていたんだけど今回のアップデートはその後の不具合の修正や調整がメインかな。

ゲームバランス的な部分だったり演出だったりとかで違和感があった部分が調整されているみたいでこれまでそうした違和感を持っていた人は今回のアップデートで遊びやすくなる可能性はあるんじゃないかしら。

FF3の熟練度ブーストやFF6のひっさつわざコマンドの入力改善はゲームをより遊びやすくする改善として良いんじゃないかしら、FF3の熟練度ブーストはこれまでレベルやギルはブーストされてもジョブの熟練度が上げづらかったみたいだから改善は良いよね。

気になるのは他のプラットフォーム向けがいつアップデートされるかってことかな、流石にSteam版だけって事はないだろうから遅れて他のバージョンもされるんじゃないかしら。

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『範馬刃牙』の2Dアクションゲーム『Baki Hanma: Blood Arena』発表。『パンチアウト!!』風のシステムで原作シーンも忠実に再現。ゲームのプレイ画面も見られるアナウンストレーラーも公開

「範馬刃牙」と言えば1991年の「グラップラー刃牙」から今もタイトルを変えながら続いている格闘漫画の大人気作品。

過去に何度かアニメ化された他に最近ではスピンオフ作品や異世界転生作品なんかも展開されているんだけど意外と家庭尾用ゲーム機向けのゲーム化って2000年に1回だけ行われただけでそれ以外は携帯電話のゲームとかくらいしかなかったんだよね。

そんな刃牙が久々にゲーム化されるみたいで、それもちょっと意外な感じのシステムで登場するみたい。



ゲームは刃牙の背面から相手に向かう形で展開されてプレイヤー=刃牙は相手の攻撃を避けながら隙をついて攻撃を叩き込んでいくスタイル、まさにパンチアウトのシステムっぽい感じに仕上がっているんだよね。

過去に発売されたゲームは一般的な格闘ゲームだったけどこちらなら独特な作品の雰囲気をうまくゲームに落とし込んだ感じがあるなぁ。

開発と販売を行うのはアルゼンチンにあるゲーム会社みたいで、レトロ風アーケードゲームを得意とする会社だそうでそうした雰囲気を感じる作りでもあるよね。

意外とありそうでなかったゲームだから貴重よね。

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ゲームキューブでWindows NTを動作させる試み。DOOMが動く様子も

Switchから3世代前になるゲームキューブにWindowsを動作させた人がいたみたいで。

そこで動かすのがDOOMってあたりさすがだなぁ。