2025年2月17日の対抗策 | ゲームを積む男

2025年2月17日の対抗策

今日はドリームキャスト向けに発売された「セガGT ホモロゲーションスペシャル」の発売日でした、2000年2月17日の発売だったので今日で発売25周年ですね。



セガGTはその名の通りセガが出したグランドツーリング……カーレーシングゲームとなっておりそれまでセガが出していたレースゲームと違って現実的な挙動を持っていて国内の自動車メーカーの許諾を得て実在する車両が数多く登場するスタイルの作品になっていたんだよね。

わかりやすく言うとセガが発売した「グランツーリスモ」に対抗したゲームとも言える作品だったかな、だからタイトルもセガのGTって感じで。

かつてのレースゲームと言えば現実から離れた挙動……いわゆるゲーム的な動きってのがほとんどでそれはそれで楽しいんだけどグラフィックが3Dになってリアルになってくる事で見た目は現実的なのに動きは非現実と言う違和感が出てきたのがあったかしら。

そうした流れで登場したのが1997年の初代グランツーリスモ、それまでのゲーム的な挙動とは違った現実的な車の動きを再現してメーカー許諾を得て数多くの車両が登場した事でそれまでゲームのレースゲームに興味を持たなかった「自動車ファン」ってのを掴んだんだよね。

それまでのレースゲームみたいに最高速でカーブに突っ込んで浮き上がるようなドリフトで曲がる事は出来なくて、ちゃんと減速して曲がることが大切なゲーム性はそれまでのレースゲームに慣れてきたゲームファンからは賛否あったものの実際の車を運転した人なら納得感のある操作ってのもあったからね。

セガのレースゲームって基本的にはアーケード向けの作品だったのでそれに合うゲーム的な挙動が基本だったんだけど、セガGTは家庭用ゲーム機専用の作品として開発された事でリアル寄りの挙動や数多くの車両の登場が実現出来たのがあったかな。

基本的なゲームの流れは最初の資金で買える車両を見つけてそれでレースに挑んでいって勝利する事で賞金を稼いで新しい車を購入してより上級のレースに参加していくと言うお約束の流れ、セガGTならではの要素としてレースの中には実在の企業がスポンサーとして参加している冠レースも存在しててそこで勝利すると通常の賞金にスポンサーの賞金が上乗せされるなんて要素があったかな。

また、登場する車両の中にはグランツーリスモでは見かけないような車両もあって中には軽トラックなんかもあったりしたのが独特な雰囲気になっていた感じ、とは言えグランツーリスモの壁は高くて対抗できる売上は記録できなかったかなぁ。

セガGTはその後PC版が発売された他に初代Xbox向けにセガGT2002と言う新作が発売された他にセガGTオンラインと言う作品も出したけどそれ以降はシリーズは途絶えてしまったかな。

グランツーリスモに対抗するリアル系のレースゲームはそれ以降も様々なメーカーからリリースされているけど現在も対抗として存在しているのはマイクロソフトのForza Motorsportシリーズくらいだったので対抗するブランドの強さがよく分かる部分でもありました。

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伝説的なゲーム書籍「チャレアベ」が40年ぶりに復刻、『チャレンジ!! パソコンAVG&RPG SP1』として3月10日に発売決定。価格は5500円

「山下章」氏と言えばゲーム黎明期からゲームライターとして活躍していた大ベテランで現在は編集プロダクションのスタジオベントスタッフの代表としてファイナルファンタジーなどの公式攻略本のアルティマニアシリーズやドラクエの公式ガイドブックなどのスクエニ系の公式攻略本を中心に数多くのゲーム攻略本書籍に関わっている大ベテラン。

そんな同氏の始まりとなったのは80年代のパソコン時代から、パソコンゲームで人気のあったアドベンチャーゲームなどを発売されてから短期間でクリアーして攻略本を書き上げる事でそれを出版社に売り込んでゲームライターとして名を上げていったんだよね。

そうして積み上げた実績もあって往年のパソコン番組である「パソコンサンデー」にもゲーム情報を紹介するプレゼンターとして出演していたのでそこで見かけたことがあるって人もいるんじゃないかしら。

山下氏がパソコンのゲームを中心に活動していた時代から参加していた「マイコンBASICマガジン」と言うパソコン雑誌の流れでリリースしていた攻略本として有名だったのが「オールアバウト〇〇」シリーズだったかな、特定のゲームの特化して作られた攻略本でマニアックな情報が細かく収録されている事などで人気だったんだよね。

そんなオールアバウトシリーズの前に出していたのが「チャレアベ」シリーズで、元々は前述のマイコンBASICマガジンのコーナーとして展開されていたものが加筆されたうえで書籍化された形だったかな。

そんなチャレアベシリーズの初期の本が復刻されるみたいで、現在ネット書籍などで予約を受け付けているみたい。

あくまでも復刻なので紹介されているのは80年代のパソコン向けのアドベンチャーやRPG作品、ゲーム機向けに復刻されている作品も少なくてかろうじてPC向けのプロジェクトEGGにて配信されている作品がいくつかあるかなーって程度ではあるんだけど、家庭用ゲーム機が主流になる前のゲーム文化に触れられる貴重な資料とも言えるんじゃないかしら。

もちろん今後復刻された場合は参考資料に出来るだろうしね。

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Legion Go Sは5月のSteamOS版を待つべきか。Windowsとは相性が…

PCメーカーのLenovoが先週に海外で発売した「Legion Go S」のWindows 11モデルのレビュー記事。

LegionってのはLenovoのゲーミングPCのブランド名となっておりLegion Goはそのブランドで発売されたゲーム機スタイルの小型PCの事。

初代モデルは2023年に発売しておりAMDのRyzen Z1 Extremeを搭載している他にコントロール部分を分離させてSwitchのようなプレイスタイルが出来るのも特徴的だったかな、Switch 2で噂されているコントローラーをマウス代わりにする機能なんかもあったんだよね。

Legion Go Sはその廉価版と言う位置づけとなっておりコントローラーの分離機能などは削減されているけどコストを下げていて最新の携帯型ゲーミングPCとしては比較的購入しやすい価格を実現しているのが最大の特徴。

今年はじめの海外のイベントにて発表された時には搭載されているOSにSteam OSを搭載したモデルも存在している事が発表されているんだけどとりあえずWindows搭載モデルが先行して発売された形かな。

そんなLegion Go SのWindowsモデルだけど、筐体そのものは初代からブラッシュアップされた第2世代であるだけに細かい部分で使い勝手が良くなっているのがあるみたい。

ただ、搭載されているCPUがAMDのRyzen Z2の廉価モデルであるRyzen Z2 Goになっており、これは初代に搭載されていたRyzen Z1 Extremeと比べると性能が劣っているので必然的にパフォーマンスも見劣りしてしまうって部分がネックみたい。

Steam OS版の場合はSteam Deckよりもスペックが高くなる事に加えてゲームとは関係ない余計な機能が入ってなかったりとかして使い勝手が良くなる可能性があるし価格も下がるのでゲームのために買うんだったらそちらを待っても良いって話みたいね。

日本ではどのような形で出るのか、そもそもSteam OS搭載版は出るのか気になるところ。

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ROG Ally X でモンハンワイルズは遊べるのか?実際にベータテストをプレイしてみた

じゃあそんな携帯型ゲーミングPCでは今月末発売予定のモンハンワイルズは動くのかって話。

ASUSが出しているROG Ally Xは大手メーカーによる携帯型ゲーミングPCの先駆けとなったブランドでXは昨年発売されたブラッシュアップモデルとなっており内部の冷却効率の改善や内蔵RAMの増量などが改良されている部分。

搭載されているCPUは前述のLegion Goと同じAMDのRyzen Z1 Extremeとなっており2023年に発売されたCPUではあるんだけどゲーム向けの機能に特化されたCPUって形になっているかな。

で、そんなROG Ally Xでモンハンワイルズは動作するんだけど当然ながら60fpsとかの動作は厳しくて30fpsで安定する感じかな、流石に60fpsでのプレイを目指すんだったらグラフィックを抑える必要があるけど遊べなくはない感じ。

モンハンがブレイクしたきっかけが携帯ゲーム機のPSPだった事もあって携帯ゲーム機のスタイルでモンハンを遊びたいって人はそれなりにいるみたいで、そうした人は携帯型ゲーミングPCを注目してみるのも良いかもなぁ。

とは言えRyzen Z1に関しては後継モデルのRyzen Z2が既に発表されており、前述のLegion Go Sでは廉価モデルでスペックが劣っていたけど今後発売予定の上位モデルなら価格は上がるけどスペックは2年分の底上げがあるはず。

その頃には新しい携帯型ゲーミングPCも出てくるだろうからそれを待つってのも考え方かもなぁ。