2025年1月7日の推理 | ゲームを積む男

2025年1月7日の推理

今日はファミコン向けに発売された「殺意の階層 ソフトハウス連続殺人事件」の発売日でした、1988年1月7日発売だったので本日で37周年ですね。



本作はHAL研究所が開発と販売を手掛けたアドベンチャーゲームでタイトル通りソフトハウス……ゲーム会社を舞台として発生する連続殺人事件の解決を行うのが目的の作品。

ゲームジャンルとしてはコマンド選択型のアドベンチャーゲームだけど最大の特徴としてコマンドを選択するとゲーム内の時間が経過していってゲーム内の時間で3日間に事件を解決出来なければゲームオーバーとなってしまう事、コマンド選択型アドベンチャーゲームの最終的な攻略法としてお馴染みの「総当たり」が通用せずに事件を推理しながら適切なコマンドを選んでいく必要があったんだよね。

あと、犯人を知っているだけでも事件解決とはならず、調査を行って真犯人への筋道を立てて操作を行っていく必要があり、更には1日の終りに必要な情報を得ていないとゲームオーバーになってしまうなど非常に難易度の高いアドベンチャーゲームとして有名になったんだよね。

それ故に推理ゲームなどが得意な人からは評価された作品だけど苦手な人からはどうして良いのかわからないゲームでもあったかな。

ちなみに同作のプロデューサーは後の任天堂社長となる岩田聡さんが担当していたり。

続編も計画されていたらしいけど売上が乏しくなかったみたいで残念ながら実現しなかったみたい、続編の構想として本作の主人公が殺害されてしまうと言うショッキングなスタートから始まるみたいだったので続編が出なかった事がある意味幸せだったのかもなぁ。

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【月間総括】PSの携帯機から見えるSIEの苦悩と,Switch後継機で始まる非連続の成長

SIEやマイクロソフトが開発中と噂されている携帯ゲーム機とNintendo Switchの後継機種に関する話。

SIEのゲームビジネスにおいて明確に競合相手としているのはマイクロソフトとPCであって任天堂は除外されているって言われており、それはプレステの市場占有率を50%以上を発言している(=Switchの売上を考えるとありえない話)からも明らか。

実際に発売されているゲームはSwitchとPS5/Xbox Series X|Sでは傾向が大きく違っていて、例えば来月発売予定の大型タイトルであるモンハンワイルズなんかはPS5/Xbox Series X|SとPCで発売されてSwitchでは発売されないなど、ハードウェア性能の関係もあってSwitchでは出ないゲームも増えているわけで。

そうしてみるとSIEのゲームビジネスの主軸は「ハイエンドゲーム市場」であってすべてのゲーム市場って形ではなくなっていると。

じゃあそんなSIEが携帯ゲーム機を出すとして、どのターゲットを狙うのかってのは重要な話。

今の任天堂の強さってのは任天堂IPそのものの強さってのがあって、一昨年のスーパーマリオの映画しかりUSJのスーパーニンテンドーワールドしかりニンテンドーミュージアムしかり、ゲーム以外の部分でも任天堂が大きく話題になっていてそれはマリオやゼルダだけじゃなくピクミンにカービィにスプラトゥーンなどのタイトルでも強い人気を得ているわけで。

そうしたキャラクターの強さに加えて単純な映像スペックが無くても成立するゲーム自体の出来によってハードウェア性能が他機種と比べて低いと言う弱点を克服しているのが今の任天堂の強みだと。

じゃあSIEが携帯ゲーム機を出すとして任天堂と同じ土俵で勝負するかって考えると難しいのではないかと、ただPS5と同じ性能の携帯ゲーム機を数年後に出せるかって言われると出せてもそれなりの価格になってしまうわけで、競合はポータブルゲーミングPCの市場になってしまうんだろうと。

Switchの後継機種でも価格は確実に上昇するのは間違いないわけで、仮に4~5万円くらいの設定だとするとそこにスポットを当てるのはスペックを落とさざるを得ないわけで、性能を落とした携帯ゲーム機で任天堂と直接対決するとハードウェアスペックで誤魔化す事が出来なくなるから厳しいと。

ハイエンドゲームの先行きが不安だからこそ携帯ゲーム機を考えるんだろうけど、そこに挑むのも一筋縄ではいかないんだろうなぁ。

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最強を約束されしGPU「RTX 5090」、めちゃくちゃ値上がりそう

一方のハイエンドゲーム市場は突き詰めると高性能なゲーミングPCが一番優れる事になるわけで、そんなゲーミングPC向けの高性能GPUと言えばNVIDIAのRTX 4090」が定番なんだけどその後継機種であるRTX 5090がまもなく発表されるみたい。

設計から新しくなっており確実に性能は向上するのは間違いないんだけど、その一方で価格もそれなりの金額になりそうだと言う話もあるみたいで。

RTX 5090の価格予想が40万円ほどと言われており、流石にGPUだけでこの価格は恐ろしくて簡単には手を出せないのがわかるなぁ。

GPUって少し前までは世代交代すると新しい世代は古い世代の価格帯を引き継いで古い世代は価格が下がっていくのが常だったけど今は特に上位モデルだと価格が上がるだけで旧世代モデルは価格据え置きって流れが定着しちゃったからねぇ。

もちろん価格が下がらないのは様々な理由があるんだろうけど、手を出しづらくなっているのは間違いない話。

ミドルハイクラスあたりが手頃な価格に下がってくれればそちらを考える事になるんだろうけどねぇ。

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『首都高バトル』Steamにて1月23日早期アクセス配信開始へ。首都環状線にて精神を削り合うレースバトル、18年ぶりのシリーズ新作がついに

往年の人気シリーズの18年ぶりの復活と言う事で話題になっている新作「首都高バトル」が今月23日に早期アクセスの形で配信スタートするみたい。

深夜の首都高速都心環状線を舞台に走り屋同士のバトルを楽しむレースゲームでこれまでの最終作はXbox 360向けに発売された作品だったけどそれ以来となる完全新作。

ゲームとしてはドリームキャスト版以降のシステムを踏襲しておりグラフィックなどは今の時代に合わせた形にアップデートされた感じ。

Steamでの展開なのは早期アクセスを行う事と全世界向けに配信する事が目的みたいで、早期アクセス期間は4ヶ月ほどを予定しているみたい。

実際にどのくらいの出来になっているかは遊んでみないとわからないけれど久々の新作としていち早く深夜の首都高を走りたい人はSteamのストアページをチェックすると良いんじゃないかしら。