おしまいと2024年12月31日 | ゲームを積む男

おしまいと2024年12月31日

おおみそかぁ。

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もしかして2025年って、「ゲーム機が変わる年」ですか?

まもなく2025年と言う事で、2025年に起こるゲーム関連の大きな出来事と言えば「Nintendo Switchの後継機種が出る」って事。

Switchの後継機種はここ数年ずっと噂が出ていたけれど任天堂がその存在を公表したのは今年に入ってからの話、決算関連の公式アカウントにて2024年度中にNintendo Switchの後継機種の詳細を発表するって事を公表したのが今年の前半。

それからしばらくはSwitchの情報の注力しているけれど今年の後半にはSwitchの後継機種は現行のSwitchのソフトやサービスが継続して利用できる事を公表していたんだよね。

現時点でSwitchの後継機種でわかっているのは「Nintendo Switchの互換性がある」って事と「2024年3月末までに詳細が公表される」って2点のみ、一部ではリーク情報と称して現行とよく似た本体モックアップが披露されていたり1月中に詳細発表があるって言われているけどそれらはあくまでも自称リーカーと呼ばれる人の正式じゃない情報だからね。

そんな後継機種で安易に想像できる部分としては現行のSwitchよりも性能が大幅に向上するって部分、とは言え互換機能があるので現行のSwitchの「据置機と携帯機のハイブリッドハード」と言う路線は継承するだろうし価格も高額に設定出来ないだろうから性能の上昇幅はある程度制限されている部分があるはず。

予想されているスペックのイメージは「PS4以上でPS5以下」って感じかな、現行のSwitchがPS3以上PS4以下って性能だったからそれよりも一世代上がるってのは順当なパワーアップにはなるかな。

今のマルチ対応ゲームの場合はどうしてもSwitchではスペック不足を感じる部分が多かったけど底上げされるんだったら移植されやすくなるんじゃないかしら。

現状は新しいゲームだとどうしてもSwitchはスペック不足からターゲットから外れるパターンも増えているんだけど、解像度を抑えた状態で移植するなどの可能性は出てくるんじゃないかなぁ。

実際にSwitchの発売以降ではゲーム機の流れが大きく変わったのは事実、PS5やXbox Series Xはこれまでのスペックを重視した流れのゲーム機だけどSwitchのあとだと気軽さで大きく劣るのは事実。

スペックが高いからゲームソフトの起動は早いんだけど、セッティングやインストールにアップデートなどの準備からゲームプレイに入るまでの用意などはどうしても必要で、寝っ転がって本体手に持って遊べるSwitchの精神的な気軽さを考えるとどうしても弱いんだよね。

かつてDSがリリースされた時に「ゲーム人口の拡大」を当時の岩田社長が掲げていて、その時にゲームをプレイするようになった人はそれまでゲームを遊んでいた人とは違っていたんだけどSwitchの場合はその路線をゲームを遊んでいる人にも広げたのがあるかもなぁ。

ゲームを遊ぶためのハードルが世代を超えるたびに上がっていって、それまでゲームを遊んでいてもそのハードルを超えるのが面倒くさくなっていた人がSwitchによって再びハードルを乗り越えやすくなったと言う感じだろうなぁ。

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なぜ、いま「ポータブルゲーミングPC」が注目されるのか

そんなSwitchの影響を大きく受けたのが「ポータブルゲーミングPC」とか呼ばれるジャンル。

携帯ゲーム機のスタイルに本格的なスペックのPCを詰め込んでPCゲームを携帯ゲームを遊ぶようにプレイできるのが特徴のハードなんだよね。

このスタイルのハードウェアが本格的に出始めたのは2016年頃でまだSwitchが正式発表される前、当時はノートパソコンを3DS LLのサイズまでコンパクトにしたようなハードでゲームを遊ぶためのコントローラーが内蔵されているようなものだったんだよね。

ノートパソコンスタイルのポータブルゲーミングPCを出したのがこの分野の先駆者になった中国のGPDと言う会社、その後に他の会社も参入してきてSwitchの影響を受けた横長ストレートタイプが主流になったんだよね、GPDもその方向になったりしたし。

で、ポータブルゲーミングPCの市場が大きく注目されるようになったのはSteam Deckの発売かな、世界最大のPCゲーム配信サービスであるSteamを展開するValveが開発したSteam DeckはOSに独自設計のSteam OSを採用しているもののSteamで配信されているゲームの大半が遊べるので大きな魅力になっているんだよね。

Steam Deckの影響はそれまで中国の一部のメーカーが出していたポータブルゲーミングPCのジャンルに大手メーカーが参入する形で現れてきて、特にASUSが出したROG Allyはコストパフォーマンスの高さと性能の良さからポータブルゲーミングPCに初めて手を出す人にちょうどよいハードになったんじゃないかしら。

近年はこうしたポータブルゲーミングPCに搭載されるAPU……CPUにGPU機能が追加されたものの性能が向上しており最新のゲームでも設定を調整すれば遊ぶことが出来るのが魅力かな。

PS5やXbox Series Xで発売されている最新のゲームを遊べるし、その一方でSwitchくらいにしか移植されてないゲームも遊べるわけで、「任天堂のゲーム以外はだいたい遊べる」ってのがポータブルゲーミングPCの最大の魅力になるんじゃないかしら。

その一方で大きなデメリットとして価格の高さがあるかな、中身はPCだしSteam Deck以外はWindowsのライセンス料とかも必要だからどうしても10万円を超える商品が多くなるんだよね。

Switch後継機種も価格が高くなるだろうけどおそらくその倍にはなるだろうからねぇ、そういう意味でSwitchの後継機種は「任天堂のゲームが遊べる」って部分とコストパフォーマンスで大きな棲み分けになるんだろうなぁ。

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セガの黄金期が再来? 2025年の動きに注目

最近セガが復調してるんじゃね?って話。

かつては自社ハードを持ったハードウェアメーカーとして存在感を示していたセガはドリキャスで撤退した後はサードパーティとして色々なゲームを出していたけれどどうしても地味な存在になっていたんだよね。

かつては数多く持っていた独自IPも休眠したタイトルばかりになって売れてるのが龍が如くと初音ミクと行った状況があって、アトラスをなんだかんだあって傘下に収める事が出来たからそのブランドは強いけどセガそのものは地味って感じだったんじゃないかしら。

看板キャラクターのソニックも完成度がイマイチな状態でリリースして批判される事もあったのを代表として全体的に作り込みが浅い状態のタイトルが多かったんだけど近年ではそれを払拭した流れになってきているかな。

ソニックも前作ソニックフロンティアで評価を取り直して、先月の「ソニック×シャドウジェネレーションズ」も高い評価を得ているし、また過去のIPを今の時代に作り直すプロジェクトを発表してそちらも期待されている状態なわけで。

これらのIP復活が実現したらアトラスや初音ミクに頼らずセガとして注目されるメーカーとして立ち直れる可能性はあるんじゃないかしら。

また、セガサターンミニとかドリームキャストミニみたいな存在に頼らないってのも大事だろうしね、出すなら一定数は売れるだろうけど。

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そんなセガが出した「セガサターン」は今年で発売から30周年だったのです、同じ年に発売された初代プレイステーションも合わせて30周年。

ファミコンから生まれた今のゲーム市場を大きく変えたのがこれらの当時「次世代機」と呼ばれていた存在で、ディスクメディアと3Dポリゴンで大規模路線に向かい始めたきっかけでもあるわけで、任天堂も64ではハイエンド路線だったんだよね。

その後もハイエンド路線は主流になりつつも任天堂が性能路線から方針転換するのはそこから更に次の世代以降になったりしていたかなぁ、そうした流れが変わってきたのが今の世代って考えると今が次の大きな変換点といえるのかも。

2024年は終わるけど2025年はどうなるのかしら、とりあえず自分としては今年はちょっと無駄遣いが多かったので節約しつつ身体に気をつけつつゲームを遊びたいと思います。