おおあたりと2024年11月11日 | ゲームを積む男

おおあたりと2024年11月11日

11月11日は1が4つ並んでいるから特に日本で記念日が大量にある、ってのは去年も言った記憶があるなぁ。

そんな並びに合わせて縁起の良い記念日はジャックポットの日かな、大当たりしたいよねぇ。

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宮本茂、ゲーム開発費の増加問題に対する考えを語る「開発費の大小よりも何をつくるかがより大切」

先日の任天堂の決算報告の場での質疑応答にて「ゲームの開発費の増加」に対する任天堂側の考えが語られる場面があったみたいで。

質疑応答の場には回答者の一人として任天堂を代表するクリエイターでありマリオやゼルダなどの同社を代表するタイトルの生みの親でもある宮本茂さんの他に開発責任者クラスの人がいて。

そんな人たちの回答としては、開発規模の増加によって開発費の増加は避けられないがそうした中でも何を作るかが重要だ、と言うこと。

商品としてゲームを表に出す際にそれを顧客を満足させられる商品であることを納得できるまで作り込む必要があって、それはファミコン時代から変わらないことだと。

ゲームの開発費用の増加ってのはゲーム機の性能向上に伴いそれに合わせる表現を行うには避けられないこと、Switchは他のメーカーのゲーム機と比べるとスペックが抑えられているとは言えそれでも過去に比べれば性能は上がっているし、何よりスペックが低いからって妥協したら納得行くグラフィックは出せないわけでしっかりとした作り込みが必要。

ただ、ゲームの開発規模を拡大すれば確かにグラフィックの見栄えなどは良くすることは出来るけどそれで作られたゲームの中身が薄ければユーザーを納得なんてさせられないんじゃないかしら。

方針がないまま大規模な開発チームを動かして無駄な作り込みをするのも問題だけど、しっかりと開発段階から方針を決めてそこに向けてチームを動かしていくのが重要だろうなぁ。

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任天堂はスイッチ後継機への移行、SIEは独占タイトルの充実…ゲームメーカー2強「異なる課題」

そんな任天堂の当面の課題は現行のSwitchから後継機種へどうやってバトンタッチするかって部分じゃないかしら。

現状のSwitchは後発のライバルに対して圧倒的に多く売れているのは事実、これは携帯機と据置機の統合を行ったことで一家に一台の路線から一人に一台の方向へ添加できたことや、携帯機の持つゲーム入門向けの用途から据置機の持つゲーム熟練者の方向の両方を担うことが出来た事も大きいし、何より携帯機と据置機で分断していた開発力が統合された事も大きいかな。

そうしてヒットしたSwitchだけどその市場が大きくなりすぎた事でそのユーザーを切り捨てた状態で後継機種への以降は難しくなったのがあるわけで、だからこそ「後継機種」と銘打って現行のSwitchのゲームソフトやサービスがそのまま使える事を事前に明言したのもあるかな。

過去の任天堂のゲーム機で旧機種からの互換性を維持していたパターンは何度かあって、例えばゲームボーイからゲームボーイアドバンス、アドバンスからDS、DSから3DS、ゲームキューブからWii、WiiからWii Uみたいに基本的に一世代前のハードのソフトが遊べるようになっていたかな。

後継機種でSwitchのソフトが遊べるようになる事でSwitchのソフト資産をそのまま活用できるのは大きなメリットだけど、メーカーとしては新機種向けのゲームは既存の機種のゲームのライバルになると言うデメリットもあって難しい部分もあるんだよね。

実際にPS5やXbox Series X|Sは立ち上げからしばらくは独自のタイトルが売れづらい状況が続いていたからねぇ。

あと、大ヒットしたWiiの互換を確保したWii Uが大ヒットしなかった事もあるように、互換性を維持したからってヒットに繋がるわけでもないからその辺りも上手くハンドリングする事が重要じゃないかしら。

一方のPS5に関しては独占タイトルの確保が急務って言われてるけど、これまでみたいにサードパーティに独占契約を持ちかけるスタイルは難しくなるんじゃないかしら、スクエニが独占契約で大火傷を追ってマルチ路線に行ったりカプコンもモンハンワイルズはマルチ展開を明言しているわけで。

これまで以上にSIE自身の開発力を強化して自社タイトルをPS5独占って形にしないと難しいだろうなぁ、任天堂みたいな信頼感をどこまで得られるかが重要じゃないかしら。

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SIEによるPC向けゲームは今後も「PSNアカウント連携」が必要となる方針。ユーザー反応は理解しつつも、マルチプレイを安全に楽しんでもらいたい

そんなSIEは自社タイトルのPC向けの展開も進めているんだけど今後はそれらのゲームを遊ぶのに基本的にPSNアカウントの連携が必須となる方針みたい。

PC向けのゲームはSteamやEpic Games Storeなどで配信されておりそれらではストアのアカウントでオンラインモードが遊べるゲームが大半なんだけど、クロスプレイに対応する際に独自アカウントを使うってパターンが多いかな。

SIEの場合は当然ながらクロスプレイをするためのアカウントとしてプレステと共有のアカウントを使うわけで。

ただ、Steamユーザー同士でのオンラインマルチプレイを行う時でも別途アカウントが必要になるってのは嫌われやすい事ではあるし、必須にすると反発も大きいんだよね。

特に嫌われるのはアップデートで必須になるパターンで、これをやったことで批判の渦になったパターンも多かったから事前にアカウント連携を必須とすることを明言する事が重要なんだろうと。

まぁ、オフラインだけで遊ぶんだったら連携不要ってのは一番ありがたいけどねぇ。

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「めっちゃ怖い」 PSPバッテリーを長年放置→“背筋が凍る状態“が1300万表示…… ソニーの見解は

そんなSIEが前身であるSCE時代にかつて出していた携帯ゲーム機と言えばPSPやPS VITAなんだけど、PSPは今年で発売から20周年になるんだよね。

そんなPSPを今あらためて眺めると気付く大きすぎる(物理的にも)問題……って言うかバッテリーの劣化が一部でやばいことになっているみたいね。

リチウムイオンバッテリーは大容量をコンパクトに収めやすい一方で劣化した時の発火などの危険性がいわれているのがあって、特にPSPは初期型では20年になるわけで。

現状のSIEが新品のPSPのバッテリーを出しているわけはないけれど、もしもPSPを今使いたいんだったら何かしらの形で互換バッテリーかなんかを探すか外部電源でプレイするしかないんだろうなぁ。