はしって2024年9月12日 | ゲームを積む男

はしって2024年9月12日

今日は「マラソンの日」だそうで。

マラソンの起源として紀元前にペルシャ軍がアテネを襲いマラトンの地に上陸したのを撃退して、その報告をアテネ城へ報告するために一人の兵士が約40kmを全速力で走りきった逸話があって、その日付が紀元前450年の9月12日だったとか。

マラソンの名称とか距離はその逸話から来ているんだね、報告のために全速力で走りきった兵士はその場で絶命してしまったそうだけど当然ながら今のマラソンで絶命するまで走るような事はしないわけで。

マラソンランナーは日々のトレーニングとか長距離を走るための努力を欠かさないんだろうなぁ。

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『PS5 Pro』11万9980円で発売決定 “大台”突破に反響「PC買えますやん」「8k60fps出るなら…」

先日発表された「PS5 Pro」で一番話題になったのはその価格。

今月初めにPS5本体が通常モデルで7万9980円と大幅に値上がりしていたから10万円前後だと予想されていたけれどその予想を大きく上回る11万9980円と言う価格は流石に批判的な意見が多いかな。

PS5 Proは簡単に言うとPS5の上位モデルと言う立ち位置、プレステシリーズ史上最高のグラフィック性能を銘打っており4K解像度へのネイティブ対応の他にフレームレートやレイトレーシング性能が改善されている他にAI技術をベースにした超解像機能なども搭載してソフトによっては8K解像度にも対応しているみたい。

立ち位置としては前世代のPS4でもモデルサイクル後期に出た上位モデルのPS4 Proと同じになるんだけど、PS4 Proが明確に4K対応を謳っていたのに対して現時点で一般的に8Kディスプレイなんて普及してないから細かい部分の画質改善やフレームレート向上を目玉にした感じ。

あくまでも「PS5」である以上遊べるソフトは現行モデル同様にPS5とPS4ソフトになるんだけど一部の対応タイトルはPS5 Proで遊ぶと画質がより向上するオプションなども展開されるみたい。

ゲーム機の価格として大台を大きく突き抜けたその価格はハードウェア性能の向上と言うメリットを覆い隠すレベルになってしまっているかな、もちろん同じ価格帯でPCを買ってもグラフィック性能はそこまで高くならないからそうしたコストパフォーマンスだけ考えればメリットはある。

実際にこの価格になってしまった大きな理由は昨今の超円安傾向なのがあるわけで、ソニーだけが悪いとは言えないんだけど、その一方でアメリカの価格の699ドルを今の為替レート(1ドル142円)に換算すると約9万9000円なので日本向けの価格設定を割高に設定している部分もあるかな。

更に言うとPS5 Proはディスクドライブが別売りになっているからディスクソフトを遊ぶには更に追加投資が必要なのも厄介な話。

12万円を出すんだったらPS5 Proを買うよりもPCを買ったほうがグラフィック性能とかは劣るけど遊べるゲームは多くなるってのもあるし、Modの導入とか家庭用ゲーム機では遊べないゲームとかなんかもあるからより幸せになれるってのもあるんだよなぁ。

そもそもとしてゲーム機に12万円も出せるかって考えるとありえない話だからねぇ。

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カラオケ機能搭載、マルチメディア、テレビ・PCとの合体……意外と多い「高額ゲームハード」たち

約12万円と言うPS5 Proの価格を受けて思い出されるかつての高額だったゲームハードの話。

ゲーム機の価格ってファミコンが1万4800円でスーパーファミコンが2万5千円で長らく任天堂は2万円台を維持していたんだけどSwitchでは3万円を超える価格になって、その一方で初代プレステは3万9800円から始まってPS3で少し高くなったけどPS4の価格やPS5の初期の価格は5万円前後を維持していたんだよね。

その一方でそうした価格を大幅に超えた定価となっていたハードもあって、それらは通常モデルってよりも複数の機能を統合した特別なモデルだったんだよね。

PS5の今の価格より割高だった8万2800円のワンダーメガはメガドライブとそのCD-ROMドライブであるメガCDを一体化したマシンでPS2にテレビ・レコーダー機能を搭載したPSXは9万9800円だったりとこのあたりは10万円台に近づいたハードだったかな。

本体価格が8万9800円だったパイオニアのレーザーアクティブってのがあって、これは基本はレーザーディスクプレイヤーなんだけどPCエンジンかメガドライブのユニットが別売りであってそれを合体させるとレーザーディスクの容量を活かしたゲームが遊べたと言うハード、別売りユニットを買うと13万円になっていたから流石にほとんど普及しなかったかな。

シャープが出したファミコン内蔵テレビやスーパーファミコン内蔵テレビは14万円から20万円を超えていたけれどこれらは特殊すぎるパターンかなぁ、スーパーファミコン発売直後の品薄状態でスーパーファミコン内蔵テレビが売れたって逸話は聴いたことがあるけど。

いずれにしてもこれまで高額だったゲーム機ってベースとなるゲーム機から機能を足した特殊なモデルって位置づけで、それも性能向上じゃなくてゲーム機とは別の要素だった方が多いんだよね。

既存モデルの性能向上モデルで12万円ってPS5 Proが異例なのがわかるなぁ。

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『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』10月1日以降に新規にアップされる動画は収益化不可に。期日までに配信されている動画については影響はなく、収益化を目的としないゲーム実況や配信については引き続きOKとのこと

ドット絵グラフィックのシミュレーションゲームを数多く手掛けるカイロソフトがドラえもんをテーマに作ったのが「ドラえもんのどら焼き屋さん物語」って作品。

タイトル通りドラえもんやのび太達がどら焼き屋の手伝いをすることになったのがあらすじでどら焼き屋の運営をしながらお店を広げていくなかで藤子・F・不二雄氏が手掛けた他の作品のキャラクターも登場するなどファンならより楽しめる要素もあったり。

カイロソフトはゲームの実況配信に関しては基本的に自由にやってもらう方向を取っていて、ストアページや公式サイトへのリンクを貼ってもらえると嬉しいけど収益化なども自由って方針を貫いていて同作もその方針を取っていたんだけど来月から収益化に関しては禁止になるみたい。

収益化が禁止になる理由は間違いなく同作が藤子・F・不二雄氏の作品と言う藤子プロが権利を持つ版権ものであることが原因かな、ゲームの実況やプレイの配信そのものの規制はしないけれど金銭が関わってくる部分に関しては流石にカイロソフトの一存だけでは決められないと。

むしろ今月いっぱいまでは収益化の配信は出来るって部分が寛容なのかもなぁ。

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『スーパーマリオ64』をGBA移植しようとしたファン、「移植は無理なのでコードをいちから書く」。当初“マリオが三角コーンだった”気合移植は特大進歩

スーパーマリオ64をゲームボーイアドバンスへ移植しようとしている人の話。

ゲームボーイアドバンスは任天堂の携帯ゲーム機では第2世代に当たるハードで2001年に発売したハード、ゲームキューブと同じ年に発売しており連携機能とかもあって既存のゲームボーイよりは大幅に性能向上したんだけどそれでも基本的にはスーパーファミコン準拠の2Dグラフィックをメインにしていたんだよね。

そんなゲームボーイアドバンスの末期には強引に3Dグラフィックを採用したゲームが増えていたんだけどゲームボーイアドバンスそのものには3Dグラフィックを処理する機能は無いからプログラムだけで実現していたんだよねぇ。



今の時代にそんなゲームボーイアドバンスへネイティブな3Dグラフィックのゲームであるスーパーマリオ64を再現しようとしている人がいて、実際に公開されている映像を見るととりあえず3D空間をキャラクターが飛び回っているのがわかるし結構な再現度。

もちろん本物と比べると無理があるのはわかるんだけどここまでやろうとしているってのが凄い話よね。

3Dグラフィック機能を搭載したDSではスーパーマリオ64が追加要素込で移植されたりしているんだけどねぇ。