ごうごうと2024年6月19日 | ゲームを積む男

ごうごうと2024年6月19日

今日は「元号の日」だそうで、645年の6月19日に日本で始めての元号が定められた事に由来した記念日だとか、ちなみに最初の元号は「大化」だそうで。

元号と言えば今は「令和」で、その前が「平成」、更に前が「昭和」となっていて基本的には天皇陛下が変わると元号も変わっていて昭和の前は「大正」で更に前は「明治」と、このあたりまでは歴史の勉強でも倣うけど更に遡ると天皇陛下の代替わりも多いから数が増えるのと当時の支配層の影響で「江戸時代」とかになるよね。

今年は令和6年とすでに令和になってから6年目に突入しており、そりゃ平成時代の物事を平成レトロとか言って懐かしんだり新鮮な気持ちで見たりするのかなぁ。

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Nintendo Direct 2024.6.18

毎年6月に配信されているニンテンドーダイレクトが今年も配信、少し前にSwitchの後継機種の存在を明らかにした際に6月にダイレクトを配信する事が告知済みだたけどその通りに後継機種の情報はなしで年内から年明けにかけてのSwitchで出るゲームを発表した感じかな。



約40分の映像で新作あり既存作品の追加コンテンツありサプライズありとなかなか盛りだくさんなダイレクトだったかな。

サプライズと言えばマリオとゼルダの新作が発表された事。



「マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!」はゲームボーイアドバンスからニンテンドー3DSまでにかけてシリーズが展開していた「マリオ&ルイージRPG」の最新作、これまでの作品は基本的にドット絵だったけど今回はシリーズのテイストを残しつつ3Dグラフィックに変化したのが大きなポイント。

マリオとルイージの兄弟を基本としてシリーズが進むとさらなるキャラクターが登場していたけれど今回はシリーズ原点に返り咲いてマリオとルイージの兄弟アクションに絞った感じかな。

マリオ&ルイージRPGシリーズをこれまで開発していたのは元スクウェアのスタッフが設立した「アルファドリーム」と言う会社が担当していたんだけど同社は倒産しておりシリーズの新作が絶望されていたからサプライズ感が高いかな、実開発はどこだろ?



「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は2019年に発売されたSwitch版の「ゼルダの伝説 夢をみる島」のアートスタイルを踏襲した完全新作、囚われたゼルダ姫を助けにリンクがガノン?と戦うけど勝利した直後に謎の亀裂が発生してリンクごと飲み込んでしまいゼルダ姫だけが取り残されると言う場面からスタートする作品。

ゼルダの伝説タイトルでゼルダ姫が主役になるのは事実上初めて(CD-iなんて知らない)で、当然リンクとは全く違うアクションを持った作品になるみたい。

ブレスオブザワイルドが「ゼルダのアタリマエを見直す」ってコンセプトだったのを踏襲して本作は「見下ろし画面のゼルダのアタリマエを見直す」ってのをコンセプトにしたみたいかな。

ゼルダシリーズにしては発表から発売までがかなり短時間なのも驚きだね。



HD-2D版ドラクエIIIの発売日も今回のダイレクトで11月14日と発表されたり。

発表はドラクエ35周年となっていた2021年なんだけどそこから情報は一切なくて少し前に堀井雄二氏がテストプレイをしていると発言したくらいだったんだけど発売日の発表と合わせて一気に情報を出してきたかな。

ドラクエのI~IIIは時系列的にIII→I→IIとなっていて最初にIIIが出る事に意味がある作りになっているみたいだけど、来年にはIとIIのHD-2Dバージョンもリリースする事が決定したみたい。

リメイク内容の詳細はまだ発表されてないけど最初のリメイクであるスーパーファミコン版までにはなかった職業があるみたいで、そのドット絵の衣装から「まもの使い」であると予想されているんだよね、スクエニの公式通販で予約受付されている全職業が揃ったアクリルスタンドにある見知らぬ職業のデザインがドラクエ10のまもの使いの公式イラストそのまんま。

まもの使いって事は仲間モンスターのシステムが実装される可能性があるんだけどどうした形で入れてくるか気になる所かな。



スクエニ関連ではロマンシングサガ2の3Dフルリメイクも発表されたのが驚き。

ロマンシングサガ2は一つの帝国を舞台としてかつて世界を救ったと言われる七英雄と長い歴史の中で戦うことになる作品で、主人公は皇帝の座をその知識や経験を含めて継承させていくのが特徴的だった作品。

3Dフルリメイク版はオリジナル版であったイベントとかが3Dで再現されている他にキャラクターボイスなども実装されているかな、ゲームシステム部分では最新作のシステムなども実装されているみたいでリメイクながら全く新しい感覚で楽しめるかも。

完全新作だったサガエメラルドビヨンドが4月に発売されたばかりだったのでそこから半年で実質新作レベルで作り直された作品が出るってのが驚き。



そして最後のサプライズとしてメトロイドプライムシリーズの新作である「メトロイドプライム4 ビヨンド」のゲーム画面のお披露目と発売時期が2025年である事が告知されたり。

メトロイドプライム4はSwitch発売年となる2017年に開発している事が告知されたんだけど当時のクオリティには問題があったみたいで開発体制の見直しと発売の無期限延期が決まっていて、開発が過去のシリーズを開発していたレトロスタジオに戻されて同社にはかつて大きな作品を手掛けたクリエイターが集まっていたんだよね。

それから7年が経過してようやくゲームの画面が見せた感じで、まだ僅かな時間ながら確実に動いているのは確かかな。

2025年だとそれこそSwitchの後継機種とも被りそうだけど、もしかしたらブレスオブザワイルドみたいな同時発売パターンになるか、それとも両対応として後継機種で遊ぶとグラフィックが強化されたりするかもなぁ。



ちなみに海外でも同じタイミングでダイレクトが配信されており細かいタイトルで違いはあるけど大きなタイトルに関しては日本と同じかな。

思ったのは「ニンテンドーダイレクト」と言うコンテンツの強さかな、例えば前述のドラクエIIIの場合でも公式で「ドラゴンクエストの日」と銘打ってる5月27日には発売日の発表をせずに今回のダイレクトで発売日発表だったし。

この時期に開催される大型ゲームイベントであるSummer Game Festでは1分のトレーラーを流すのに約4000万円必要だと言われており、それに対してニンテンドーダイレクトは「任天堂ハードで出すこと」って言う前提条件があるとしてもSummer Game Fest以上の宣伝効果を出すことが出来るってのが大きいんじゃないかしら。

宣伝効果ってのは馬鹿にできないわけで、そう考えると元々は外部に情報を任せられない事から直接伝える為に初めたニンテンドーダイレクトって存在が一つの強力な武器になっているって事なんだろうなぁ。