ちえちえと2024年4月26日 | ゲームを積む男

ちえちえと2024年4月26日

今日は「世界知的所有権の日」だそうで、1970年の今日に「世界知的所有権機関を設立する条約」が発効し、世界知的所有権機関WIPOが発足したことにちなんだ記念日だとか。

知的財産とはアイデアなど無形のものの中に、財産的価値が見出されるものの事を指しておりそれを守る仕組みとしては特許権とか著作権などがあるよね。

優れたアイデアは真似されやすいんだけどそれを守ることで優れたアイデアを生み出した人や企業を保護する意味合いもあるのかな、真似ばかりだと発展もないからねぇ。

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じつは「幻のリメイク」だった!? 『FF3』を遊ぶなら、ぜひピクセルリマスター版を。ジョブチェンジも自由自在、経験値とお金の量を最大4倍に設定可能なブースト機能も搭載で非常に遊びやすい

「ファイナルファンタジーIII」と言う作品についてのお話。

1990年に発売されたFF3はファイナルファンタジーシリーズの3作目でありファミコン向けに発売された最後の作品にもなったんだよね。

FF2が帝国と反乱軍の物語だったのに対してFF3はクリスタルを中心として「光の戦士」としてクリスタルに選ばれた少年たちの物語へと回帰しており、そのゲームシステムとしてゲーム中に主人公たちの職業を任意に変更出来る「ジョブチェンジ」のシステムが搭載されたのが最大の特徴。

主人公たちの職業……ジョブはゲームが進行すると増えていって時には特定の職業じゃないと進行が難しいエリアや敵などが存在するので状況に合わせてジョブを変更していくのが攻略のコツ、FF2では戦闘などでの行動で成長する独特なシステムだったけどFF3では経験値をためてレベルアップするシステムに回帰しているんだけどジョブチェンジのシステムのお陰で他にはないゲーム性が生まれたのがあったり。

ストーリーはFF2みたいな悲惨さは減ったけれど主人公たちが育った村のある最初の世界が実は浮遊大陸になっており飛空艇でそこから飛び出したらさらなる世界が広がっている展開なども魅力的だったかな。

そんなFF3だけど長らくリメイクなどに恵まれなかった作品としても有名。

FF1や2が当時任天堂の携帯ゲーム機に参入出来なかった旧スクウェアが苦肉の策として参入したワンダースワン向けにリメイクされたんだけど、FF3もそれと合わせてリメイクが発表されていて実際にワンダースワンの画面を想定したグラフィックも存在していたんだけど様々な理由で開発中止になった経緯があって。

FF1や2が初代プレステ向けにも移植された他に任天堂ハードへの復帰が実現した後に出たゲームボーイアドバンス版があって、更にはFF4もワンダースワン版が発売されたんだけどFF3だけリメイクが実現しなかったんだよね。

FF3のリメイクはPS2やゲームボーイアドバンス向けにも計画があったみたいだけどそれも立ち消えになった後にようやく実現したのが2006年に発売したニンテンドーDS版。

DS版のFF3はグラフィックが3Dになっている他にオリジナル版では無個性だった主人公4人それぞれに設定や性格付けが行われて、それに合わせて序盤のストーリーが一部変更になっている他にジョブチェンジのバランスも見直されてどんなジョブでもラストバトルまで活躍出来る様になっていたんだよね。

DS版のFF3はその後にスマホ向けに移植された他にPSPやSteamでも発売されているけれど、その一方でオリジナルから大きく変わったDS版に対してオリジナルに近いリメイクを望む人も一定数いたのがあったんだよね。

ピクセルリマスター版はそうしたオリジナルに近いFF3と言う当時実現しなかった事を実現した作品といえるかな、DS版であった主人公たちの個性分けなどは無いけれどオリジナル版に近い雰囲気で快適に遊べるFF3になっており難易度も改善されて遊びやすくなっている感じ。

スマホ向けにリリースされていた過去のFF1・2・5・6のリメイク版はピクセルリマスター版の配信に伴って配信終了しているんだけどFF3と同様のリメイクが行われたFF4に関しては「3Dリメイク」と言う表記が追加されて現在も配信が継続しているんだよね。

FF3と4の3Dリメイク版はSteamでも継続して配信されているのでピクセルリマスター版と遊び比べてみるのも面白いかもね。

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「逆転裁判」シリーズ5作品が遊べる「成歩堂レジェンズコレクション」,5月31日をもって販売終了

逆転裁判シリーズの1~3までをまとめた「逆転裁判123 成歩堂セレクション」と大逆転裁判の1と2をまとめた「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」はそれぞれの個別販売とは別に2つのセットをまとめた「成歩堂レジェンズコレクション」としてセット販売されているんだけどそれが来月末で販売終了になるとか。

ただ、作品そのものが販売終了になるわけじゃなくそれぞれ単独の販売は継続されるみたいで。

そこから考えられるのは最近発売になった「逆転裁判456 王泥喜セレクション」までをあわせたセットが販売される事かな、逆転裁判シリーズのナンバリング全てと大逆転裁判まで遊べる形なら大ボリュームだろうし。

将来的に「逆転検事」シリーズがリマスターされたらそちらまでセットで販売されるって事も有り得そうだよねぇ。

とは言えそれはまだ先の話かしら。

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任天堂が人気サンドボックスゲーム「Garry’s Mod」の開発者に「Steamワークショップに追加された任天堂関連コンテンツの削除」を要請

PCゲームの魅力の一つはゲームにユーザーが作成した外部データを入れる事でキャラクターを差し替えたり出来るゲームがある事、Modと呼ばれるそれらは例えばキャラクターを別のものに差し替えたり大型のモノではステージやストーリーまで変える事が出来るモノもあったりするよね。

そうしたModでは他のコンテンツのキャラクターなどを差し込む文化もあったりして有名なのはありとあらゆるゲームに登場するきかんしゃトーマスの存在。

当然ながら人気のあるキャラクターを数多く持つ任天堂のキャラクターもそうしたModの素材になりがちなんだけど任天堂はそうしたものを許容しない方針があって、開発者に向けて任天堂関連のコンテンツは削除するように要請しているみたい。

話題になったパルワールドとかもキャラクターをポケモンに差し替えるModが任天堂や株式会社ポケモンから差し止められた事が話題になったけれど特にゲーム関連の分野で自社のキャラクターを勝手に扱われるのは許容出来ないって事だろうなぁ。

このあたりはコンテンツを守るって立場から考えれば当然な話であって、トーマスが容認されているのが若干おかしいのもあったりするからね。

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任天堂に脅迫文を送りつけた男を威力業務妨害の罪で起訴。「クソゲーを世に出したことを後悔させてやる」「関わる人間すべて殺す」

任天堂に脅迫文を送りつけてイベントを終了させてた27歳公務員君は思ったより駄目な人だった。

ゲームが望んだ作りじゃなかったとかバランスが悪いとかってのはどうしてもあることなんだけどそれを脅迫なんかに持ち込んだらアウトだよなぁ。