せんえんと2024年2月21日 | ゲームを積む男

せんえんと2024年2月21日

今日は「漱石の日」です、作家である夏目漱石に対して文部省が文学博士の称号を与えようとしたときに「自分に肩書きは必要ない」として博士号を辞退したのが1911年の今日だったとか。

夏目漱石と言えば「吾輩は猫である」とか「坊っちゃん」などで有名な小説家であり1867年から1916年まで生きていた人物、すでに没後100年以上が経過しており歴史上の偉人となっている人でもあるかな。

著作権はすでに切れておりパブリックドメイン(知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のこと)になっており何かしらの手段で読むことは出来るよね、Web上でも閲覧できる場所があるんじゃないかしら。

また、かつては1000円札の肖像として採用されていた事もあってそちらで顔を知っている人もいるかな、とは言え1984年から2004年までに発行されていた1000円札ですでに切り替わっているから知らない人も増えているかなぁ。

当然古い作品ではあるんだけど現在にも様々な影響を与えている作品が多いので機会があったら読んでおくと良いかもなぁ。

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とあるゲームメーカーが、「サムネイルでストーリー後半部分のネタバレをしないで」とお願い。注意されないがちなサムネイルバレ問題

ゲームの実況動画においてネタバレってのはメーカー側も実況者側も注意しなければならない問題。

メーカー側としては肝心な部分をネタバレされる事でそのゲームを購入する意欲を失ってもらいたくないって思いもあるから実況のガイドラインを制定する際に一定の範囲内をネタバレしないように実況しないように設定してある事もあるし、ゲーム機側に実況配信機能がある場合はネタバレ範囲はそれが動作しないように設定してあるゲームも多いんだよね。

ある程度発売から時間がたったゲームとかの場合は実況範囲が拡大したりして制限も解除されている場合もあるんだけど、それでもネタバレ範囲を実況する場合は事前に注意をしてもらうように一定の配慮をガイドラインに設定している場合もあるかな。

そんな実況動画だけど意外と軽視されがちになるのが「動画のサムネイル」になるんだよね。

サムネイルは基本的にその動画の一部分を静止画の形で切り出した物で、動画一覧の中で表示される事になるんだけど編集されて掲載される動画の場合はサムネイル用の画像を作成してそれを動画内に1フレームだけ挿入してそれを一覧に表示しているパターンも最近は多い感じ。

で、そうしたサムネイルに掲載される画像が「ゲームのネタバレ」に踏み込んでしまう場合があるみたいで、そこを注意喚起しているメーカーも出てきたみたい。

注意喚起を出したのは「わくわくゲームズ」と言うメーカー、個人開発のインディーゲームをSteamやSwitchなどでの販売をサポートしているメーカーで小規模な作品ながら印象的な作品が多くリリースされているかな。

昨年11月にSwitch向けに配信された「ファミレスを享受せよ」と言う作品は深夜に紛れ込んだ不思議なファミレスを舞台としてそこで出会う奇妙な先客達と交流しながらファミレスからの脱出を目的としたアドベンチャーゲームで、プレイ時間は3時間前後ながら雰囲気のあるグラフィックに印象的なサウンドとストーリーで高く評価された作品、自分もプレイしたけど良いゲームだったなぁ。

そんな同作はプレイ実況においてガイドラインを制定していないんだけど配信元のわくわくゲームズはSNSにて『サムネイルでストーリー後半部分のネタバレをしない』と『ギャラリーモードを公開してネタバレをしない』って事を発言していたみたいで。

ストーリーがゲームの核となるゲームなのでプレイしてる中でネタバレになってしまう部分は確実にあるんだろうけど、そこをはじめから見せてしまっては楽しさが台無しになってしまうって事なんだろうと。

ネタバレするにしても前提条件を知っている状態でストーリーの重要なポイントに触れた場合とそうじゃない場合では楽しさが大きく変わってしまうからね。

動画のサムネイルは動画を視聴してもらうための導線ではあるんだけど、そこにネタバレを乗せてしまうのは良くないって事だろうなぁ。

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リブート版『クレイジータクシー』新作はAAAゲームになるようだ

昨年にセガが発表した同社の過去タイトルを現代の技術で復活させるプロジェクト。

いくつかのタイトルが今後の予定として発表されているんだけどその中の「クレイジータクシー」はセガが近年になって札幌に設立したスタジオが開発に参加する形の大型タイトルとして開発が進んでいるみたいね。

クレイジータクシーはアーケード向けに稼働したアクションレースゲーム、一つの街を舞台としてオープンカーのタクシーを運転して街中で客を乗せて目的地まで運ぶって行動を繰り返して高得点を目指すのが目的のゲームだったんだよね。

客は目的地の距離によって得られるポイントや追加される時間が違っており当然ながら遠い目的地の客のほうが高得点なんだけどその分タイムアウトのリスクも大きくなるってのがあって、そうしたゲーム性を広げるために舞台となる街はそれなりの大きさのマップになっていたんだよね。

そんなクレイジータクシーはアーケード版がドリキャス向けに移植された後に舞台となる街を一新してジャンプのアクションを加えた続編がドリキャスで出て、更には新しい街やアクションを加えた作品が初代Xbox向けに発売されたんだけどその後はシリーズが途絶えており過去にPC及びPS3とXbox 360向けに初代がリマスターされただけで昨年の復活発表まで眠っていたタイトルだったんだよね。

で、復活する事になるクレイジータクシーがAAAクラスのタイトルになるって事みたいだけど、どうした意味合いでAAAタイトルって事なのかは気になる部分。

クレイジータクシーってもともとがアーケードゲームで1プレイを数分で楽しむのを前提に設計されたゲームだったわけで、良い意味でコンパクトにまとまったのがポイントだったんだけどAAAタイトルとして扱うと大ボリュームである事が求められてしまわないかって部分。

正直な話、きれいなグラフィックで大きなフィールドだったら1プレイはある程度コンパクトでも良いと思うんだよね、下手にAAAタイトルを意識してゲームの大切な部分がだめになってしまわないかが少し心配だなぁ。

とは言え実際にリリースされるのはまだまだ先だろうから正式な発表まで楽しみに待つ感じかしら。

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KADOKAWA、ラノベのサブスク展開へ 「カクヨムネクスト」を3月から提供 「本屋に並ぶ前に読める」

定額でいろいろなサービスを受けられるサブスクリプションはいろいろなジャンルであるんだけどラノベに特化したサブスクってのは珍しいかな。

カクヨムってのははてなとKADOKAWAが展開している小説投稿サイトだけどそのブランドをベースにKADOKAWAグループで刊行しているライトノベルなどを定額で閲覧出来るサービスって事になるみたい。

どのくらいのラノベが見られるかはわからないけどこれまで手を出さなかった作品に定額だから触れられる可能性があると考えると魅力的かも知れないけど、ただライトノベルって膨大な作品が刊行されているからKADOKAWA系列限定だとそのあくまでも一部って事になるかもなぁ。

前述のカクヨムもそうだけど、小説家になろうなどいわゆる「なろう系」と呼ばれるWeb小説も膨大な数があって、それらは基本的に無料で閲覧出来るからわざわざ定額を支払ってまで読みたいって思えるサービスになれるかって疑問もあるしね。

逆にカクヨムで掲載される作品とかをサブスク前提にしてしまったらユーザー離れに繋がりかねなきから慎重にするべきだとは思ったり。

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PlayStation PortalがハックされてPSPのゲームをエミュレート可能に

PSPをハックしてPSPが動作するようになったってか、ガハハ。

……ってのはともかく、PSPortalは基本的にPS5のリモートプレイに特化したデバイスで中身は安価なAndroidタブレットにコントローラーなどをくっつけた感じの製品なんだよね。

そう考えると内部のソフトウェアを書き換えればPSPエミュレーターが動作するってのはわかるんだよね。

あくまでもリモートプレイに特化しただけだからAndroidタブレットとしてのスペックはそこまで高くないんだけど、そもそものPSP自体がそれよりもかなり古いゲーム機なので性能そのものは安価なAndoridタブレットのほうが上なんだろうなぁ。

まぁ、PSPをハックしてPSPにしたって事実がシュールで面白いんだけどね。