2023年12月14日のうちいり | ゲームを積む男

2023年12月14日のうちいり

今日は「忠臣蔵の日」です、元禄15年の12月14日に赤穂浪士の47人が吉良邸に討ち入りに入って主君の仇討ちを果たした事に由来した記念日だとか。

忠臣蔵といえばかつては年末に放送される時代劇の定番として知られていたけれど最近はあまり映像化される事が少ないかな、このあたりは近年の教育の変化もあり主君のために自らを犠牲にして仇討ちに入るような事が個性を大事にしない事と思われているのもあるみたい。

実際に仇討ちに至った理由とか実際に仇討ちされる吉良上野介が実際にはそこまで悪人じゃないとか色々とあるみたいで、当然ながら吉良上野介が治めていた土地での言い伝えでは優れた統治者と言われていたりするからね。

……ただ、こうした話ってメディアとかでは碌でもない政治家が何故か地元では支持されて選挙で当選出来る事と似ているかもなぁ。

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「E3」が完全終了へ、公式がさよなら伝える。毎年6月に米国で開催されてきた巨大ゲーム見本市が終焉

毎年6月頃にアメリカで開催されるビデオゲーム関連の大イベントといえば「E3」だったんだよね、E3はElectronic Entertainment Expoの略称で基本的にアメリカのロサンゼルスで開催されていたもの。

今でもハイテク関連の展示会として開催されているCESからビデオゲーム関連だけが独立して開催されるようになったのがきっかけで、1995年から毎年開催されていたかな。

ただ、近年はコロナ禍の影響もあって開催規模が大幅に縮小されたりオンラインイベントのみになっていたりして、今年は大手メーカーの撤退が相次いで結果的に中止になっていたんだけどそこからE3のイベント自体が終了になってしまったみたい。

完全終了になった大きな要因の一つはコロナ禍以降でリアルイベントの開催が厳しくなったってのはあるんだけど、それ以前からE3はメーカーに取って重要視されるイベントではなくなってきたのが大きいかな。

2000年代はE3の中でソニーやマイクロソフトや任天堂などのハードウェアメーカーが新しいゲーム機を発表する事があったり、そうじゃなくても年末に向けての計画をお披露目する事が多かったしそれ以外のメーカも何かしらの発表を行っていたのは覚えている人もいるかな。

ただ、10年代の後半になると任天堂がE3の中でカンファレンスを行うことを取りやめて動画配信のみいしたりしとか、ソニーも参加せずに撤退していたのも大きいかな、今年なんかはソフトメーカーも大手は撤退したのが多かったからね。

6月ってのがメーカーにとって都合の良い時期じゃなくなってきているってのと、大規模な発表でも例えばニンテンドーダイレクトのような形で配信すれば注目を集められるようになった事もあったし、E3自体が6月から移動しようにもそこにはすでに競合イベントが計画されているってのも大きいかな。

例えば先日実施されたTGAなんかはメーカーがそこで新しい発表をする場になっていて、それはこれまでE3の舞台でやっていたような事なんだけどタイミング的に都合の良い位置でもあるだろうし、完全にE3の役目を奪った形になったのもあるかな。

E3は無くなるけど6月にメーカーが配信番組を行う可能性は残っているし、夏のイベントは別のものがあったりするだろうから移り変わっていくんだろうなぁ。

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「逆転裁判」シリーズでRE ENGINEを使うのは今回が初の試み!『逆転裁判456 王泥喜セレクション』開発者インタビュー

来月に発売予定の「逆転裁判456 王泥喜セレクション」のプロデューサーへのインタビュー。

逆転裁判シリーズはこれまでナンバリングとしては6まで出ており、それ以外にも過去の時代を舞台とした大逆転裁判やスピンオフの逆転検事などが発売されてきたんだよね。

そのうちの逆転裁判1~3までは過去に何度も移植された事があったんだけど4以降のタイトルはこれまで移植された事がなくて、今回ようやく移植されて現行機で遊べるようになるんだよね。

計画自体は123を発売した時点であったみたいで、ただ実際にゴーサインが出たのは123の売上がある程度実績として上がったのが大きかったみたいかな。

先に大逆転裁判の移植がリリースされたけど改めて456が作られたみたい。

逆転裁判4はニンテンドーDS向けに発売された作品で3からある程度時間経過を踏まえた後にとある事情で主人公だった成歩堂龍一が弁護士から離れた中で新人弁護士の王泥喜法介がとある人物の弁護を行う事から始まる物語。

単体の作品としては悪くないんだけど成歩堂龍一の扱いを始めとした前作までのストーリーを台無しにする設定変更とか主人公である王泥喜法介のキャラの弱さとか最後の取ってつけたような裁判員制度要素とかがあって特にシリーズファンから否定的な意見も多かった作品だったんだよね。

そうした経緯もあってシリーズは逆転検事などスピンオフ方向に移っていたんだけど改めてナンバリング新作として3DS向けに発売されたのが5や6、主人公は基本として王泥喜法介なんだけど弁護士に復帰した成歩堂龍一なども合わせてダブル主人公のスタイルにしてこちらは4の不評から逆転して高評価だったかな。

そんな経緯もあった逆転裁判4・5・6はDSと3DSと言うハードに渡って展開されておりそれを同一タイトルとして展開するのが大変だったと言うのも移植に時間がかかった理由かも。

5や6は3Dグラフィックに完全移行していたんだけど4はドット絵を基本に一部を3Dで表現していたタイトルだったからね、そのあたりの統一感を出すためにモンハンなどで使っている内製エンジンを使ったりしたのかな。

これまで逆転裁判4・5・6はスマホに移植はされていたもののそれ以外はなかったのでようやく遊べるようになるのは大きい所、5や6は追加コンテンツがあって現在は新規購入が不可能だからそれを遊べるってのも大きいかな。

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Epic Games、Googleとの独禁訴訟に「陪審員満場一致」で勝利。Google Playストア手数料30%の強制を巡る争い

Epic GamesがAppleやGoogleなどと争っていた裁判でまずGoogle相手に第一審で勝利したみたい。

スマホのプラットフォームホルダーが独占状態で手数料を30%を強制するのに異議を唱えるのがきっかけで、近年はそうした手数料を割り引くパターンも増えている事を考えるとやはりプラットフォームホルダー側が不利だった感じかな。

とはいえGoogle側は上告するだろうしAppleとの裁判もあるだろうからすぐに変わるってのはなさそうかな。

手数料が下がるとユーザー側にメリットがどのくらいあるかはわからないけれど少なくともメーカー側は取り分が増えることになるからメリットは大きいかな、売上が確保されれば運営系のゲームも継続しやすくなるだろうしねぇ。

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『フォートナイト』担当者、任天堂キャラとコラボ交渉するもうまくいっていないと認める。元米任天堂広報は「だってメリットがない」とコメント

そんなEpic Gamesだけどフォートナイトで任天堂のキャラクターとコラボしたいと任天堂にアピールしても答えてもらえないみたいね。

フォートナイトにマリオやリンクが出るってのは確かに難しそうだし任天堂側にもメリットがないからねぇ、フォートナイト自体はSwitchでもサービスされているタイトルだけどそこにキャラクターを貸し出す旨味はなさそうだと。

実際にフォートナイトに限らず任天堂のキャラクターが他社の運営型ゲームにコラボとして出る事ってほぼないんだよね、かつて任天堂とサイゲームスが協業で展開していたドラガリアロストと言うゲームにはファイアーエムブレムのキャラクターが登場していたけどそれくらいかなぁ。

任天堂タイトル内でのコラボ……例えばマリオカートにリンクが出るみたいな事はあるんだけどねぇ。