2023年12月3日のマジマジ | ゲームを積む男

2023年12月3日のマジマジ

今日は「奇術の日」です、奇術……所謂手品を行う時のお約束の掛け声の「ワン、ツー、スリー」にちなんでつけられた記念日だとか。

そんな12月3日と言えば初代プレステの発売日でもありますね、1994年の発売で2週間前にライバルとなるセガサターンが発売された後を追う形でリリースされた初代プレステはハードウェア性能を3D表示と動画再生機能に振って3Dゲームを積極的にリリースしていたのが特徴的。

それ以前の2D主体のゲームの場合はセガサターンの方が強いんだけどゲームの主流が3Dへと移行していったのもあって3Dゲームの場合のわかりやすい見た目の違いが出てきていたのは大きかったなぁ。

セガサターンと初代プレステの対決を最終的に決めたのはFFVIIの発売だけど、それ以前から幅広い世代にヒットするソフトをまんべんなく揃えていたプレステとコアなセガファン向けが多いセガサターンで差が開きつつあったのも大きかったんだよねぇ。

それから29年が経過した今を見ると幅広い世代にヒットするソフトを満遍なく揃えているのがSwitchで、コアなゲームユーザー向けのソフトばかり揃ってるPS5やXbox Series X|Sって状況に変わっているのはなんか皮肉っちゃ皮肉。

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堀井雄二氏が『ドラクエ3リメイク』をテストプレイしていることを明かす…2年半続報なくも開発は進んでいる模様

2021年の5月にドラクエシリーズが35周年を迎えたことを記念してシリーズの今後のタイトルを公開する番組が配信されたんだよね、その番組の中では6つのタイトルが公開されていたんだけどその中の一つとして発表されたのがドラクエ3の再リメイク版。



ファミコンで発売された後にスーパーファミコンで1回リメイクされてその後もゲームボーイカラーや携帯アプリ向けなどへ移植されてきたドラクエ3をHD2Dの技法を使って改めてリメイクする事が発表されていてちょっと話題になったんだよね。

HD2Dはオクトパストラベラーやリメイク版ライブアライブなどで使われている技法で3DCGの背景とドット絵のキャラクターを組み合わせた形でHD画質でも映える2Dグラフィックとして評価されている方法、完全3D化じゃなくHD2Dを使ったリメイクは名作と呼ばれるドラクエ3の新しいカタチとして期待されているんだけど発表から2年以上が経過してても新情報が一切ないんだよね。

公式な情報はまだないんだけどドラクエシリーズの総監督となる堀井雄二さんが「テストプレイしている」とX(旧Twitter)にてポストしたみたいで、ポスト自体はドラクエモンスターズ3の発売を踏まえた話だけどHD2D版ドラクエ3の開発も止まってないって事がわかった感じかな。

前述のティザームービーを見る感じだとゲームの形が出来ているように見えるけどおそらくはゲーム序盤のアリアハンだけをゲームの完成形を踏まえて開発しただけっぽいかな、動画の最後には「製作開始」と銘打たれているからあの時点では本当に開発がスタートして間もない状態だったんだろうと。

過去の堀井さんのインタビューにて今回のHD2Dリメイク版はドラクエ3が最初に出る事を踏まえた要素が加わるっぽい旨を発言したこともあったけれど少なくともテストプレイが可能な段階までゲームの開発が進んでいるのは間違いないかな。

気になるのは発売時期だけど流石に来年には何かしらの情報が出て発売されるんじゃないかしら。

しかし、件のドラクエ35周年の記念放送にて公開されたタイトルはドラクエけしけしにドラクエトレジャーズ、ドラクエ10のオフラインにオンラインのバージョン6があって、それとHD2D版ドラクエ3にドラクエ12とあったんだけどドラクエ3と12以外はすべてリリースされているんだよね。

ドラクエ10に関してはオフラインもバージョン2が配信されて完結して、オンラインもバージョン6が完結してバージョン7の発売日も発表されているんだけどなぁ。

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Nintendo Switch『バットマン:アーカム・トリロジー』が「結構な無茶移植」と話題。作品によって守った部分捨てた部分、賛否いろいろ

先日Switch向けに発売された「バットマン:アーカム・トリロジー」はアメコミのバットマンの世界をモチーフとした「アーカムシリーズ」の3作品を移植した作品。



HDゲーム機向けに作られたアーカムシリーズは高く評価されておりその中核となったシリーズ3作品をSwitchで遊べるようにした作品となるんだけど、Switch向けに移植するのに際して色々と調整は必要だったみたいね。

アーカムシリーズは最初はXbox 360とPS3向けに発売されており、後半の作品や初期の作品のリマスター版はPS4やXbox One向けにリリースされているんだよね。

Switchの性能そのものはXbox 360やPS3よりは上だけどPS4やXbox Oneよりは低いと言う立ち位置なわけで、初期の作品に関してはリマスター版準拠にしなければ問題ないんだけど後半の作品はスペックに合わせて無理をした部分がどうしても出た感じかな。

発売元のWB Gamesはその名の通りワーナー・ブラザースのゲーム事業となっており最近ではホグワーツ・レガシーのSwitch版もリリースしたばかり、ホグワーツ・レガシーのSwitch版もハードウェアの性能差を無理して移植していたんだけど一番大切なゲーム体験が守られている事が評価されていたんだけど今回のバットマンも同様なんだよね。

勿論グラフィック部分だけを見たら他機種版を遊ぶべきなんだろうけど、手軽さが魅力のSwitchにてゲーム体験が同等で味わえるんだったら十分な価値があるんじゃないかしら。

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「EVO Japan 2024」ではまさかの『ストIII 3rd』がメイントーナメントに登場。運営継続のため入場・エントリーは有料化、格闘ゲームイベント「闘劇」を手がけた松田泰明氏が運営委員長に

EVOは格闘ゲームの大会としては最大規模の物でEVO Japanはその日本版と言う立ち位置。

その最新イベントが来年開催されるんだけど観客としての入場も選手としてのエントリーも有料になる事が発表されたみたい、これまでは基本的に無料での参加だったから大きな変化。

イベントは土日月の3日間開催されて参加費は観客としては1日2500円・2日4000円に3日6000円~席によって変動と言う形で、選手として参加する場合はそこに更に1000円上乗せって形かな。

有料にする理由は純粋に運営費用の増加が広告収入だけでは回収できなくなったってのが大きいかな。

今回のイベントにはロート製薬がスポンサーとして参加しているけどそれだけではなく安定した大会運営を考えると有料化ってのは避けられない事なんだろうと。

こればかりは仕方がない部分よね。

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Xboxは今もGame PassをPlayStationや任天堂コンソールでも利用できるようにすることを目指している

Xbox Game Passのクラウドゲームが他機種でも使えるようになればそれはそれで面白いんだけど、ハードウェアのメーカー側としては間違いなく歓迎したくないだろうからねぇ。

このあたりはAppleがクラウドゲームを拒否しているのと同じ理由かな。

ブラウザ経由だったらやり方がありそうだけどPS5のブラウザは癖が強そうだしSwitchはそもそも普通にブラウザを使うことが出来ないからねぇ。