2023年5月4日のイヤッフー | ゲームを積む男

2023年5月4日のイヤッフー



そんなわけで「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観てきたよ。

入場者プレゼントはランダム封入のシールと映画の元ネタをいくつか紹介するトリビア的なミニ書籍、その日の最終上映で行ったけどゴールデンウィークでの混雑で入場に戸惑ったりしたお陰でパンフレットを買えなかったのが無念。

映画はもう各所で感想があがっているけどマリオの世界観を「楽しい」に振り切っていて観てて嫌味が無いのが良かったし、ゲーム内では陽気なイメージが強いマリオがヒーローとして描かれていたりちゃんと「マリオブラザーズ」になっているのも良かったし。

ピーチ姫にキノピオやドンキーコングにクッパなど周りを囲むキャラクターも立っていたんだけど90分の短い尺でまとめる為にそれ以外のモブキャラクターの掘り下げは少ないのはちょっと残念かな、予告編で謎の印象を植え付けてるあいつとか。

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を4Dで体験しませんか?

自分は4DX上映で観てきたんだけど過去にいくつか観てきた4DX上映の中でもトップクラスにガッコンガッコンシートが動くし様々なエフェクトが発生するので全力のアトラクションを体感した感じもあるんだよね、クッパ城のシーンとかではじんわり熱さも感じるし。

体感する映画として一度は4DX(もしくはMX4D)で体感するのも良いんじゃないかしら、上映料金は割高になるけどね。



あと、上映前のCMでこれが流れるのは反則な販促だと思うんだ。



そりゃ劇場にこんな展示がされるよ。

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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」,国内での興行成績は公開3日間で約18億4000万円。好調な滑り出しを見せる

そんなマリオ映画の興行だけど公開3日間で約18億円で翌日5月1日も含めると20億円を突破しているんだとか。

他の映画の記録と比べると直近では名探偵コナンの映画が31億円と流石の人気シリーズって感じがあって、他には「すずめの戸締まり」が同等の18億、2年前に大ヒットした鬼滅の刃の映画が11億円と他のヒット作に負けない初速になってるかな。

全世界で1410億円突破って部分を見ると日本の比率はそこまで多くないイメージもあるけどこれからどれくらいの期間上映されるのかとかで変わってくるのかな。

一度観た後でもまた観たくなる魅力はあるし、自分が見た上映回では座席がほぼ埋まっていたのもあったからね。

実際に鑑賞後に他の観客の感想に耳を傾けてみると楽しかったって感想を述べている人もかなり多かったから日本の一般客の満足度も高いんじゃないかしら。

とは言え前述のコナンの映画もあるし他の映画も続々上映されていくのだから観ておきたいって人は早めに観ておくのが良いかも、どうしても公開初週の劇場数が一番多くてそこから下がっていくからね。

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「真・女神転生」誕生の経緯について「女神転生」原作者の西谷 史氏が語る。1980年代の徳間書店,任天堂,ナムコ,アトラスを巡った合縁奇縁

「女神転生」から「真・女神転生」へとつながっていく経緯の話を「女神転生」の原作者がTwitterなどで語っていたみたい。

もともとの女神転生は「デジタル・デビル・ストーリー」と言うシリーズの小説の1作品で、そこからメディアミックスを行う中でアニメやPCゲームがあってその一つとしてファミコンのゲームがあったんだよね。

デジタル・デビル・ストーリーは徳間書店が中心となって展開をしていて、当時の徳間書店は任天堂とのつながりが強かったからゲーム化のオファーを任天堂にしていたけれど作品のイメージから任天堂は難色を示していたみたいで。

当時下請けをメインとしていたアトラスがゲーム化を引き受ける事になって、またファミコン時代には独自のカセット製造が許諾されていたナムコが販売を受け持つ形で初代のファミコン版女神転生が生まれたみたい。

女神転生は話題となって続編の女神転生IIで更に人気を高めていって、アトラスも独自でゲームを販売できるまで成長したからスーパーファミコン時代になり女神転生シリーズを新たに展開したかったけれど徳間書店があんまり乗り気じゃなくなった事から原作者の許諾を得た上で「真・女神転生」と言うタイトルでリスタートを切ったって形みたい。

徳間書店はその後一度ゲーム関連から距離を置く事になったんだけど、ちゃんと女神転生の権利を確保していたらまた色々と歴史が変わっていた可能性もあるんだろうなぁ。

ちなみに「女神転生」ってタイトルを推したのは当時徳間書店の編集者で今のスタジオジブリの社長である鈴木敏夫さんだそうで、徳間書店の偉い人は否定的なタイトルだったそうだから奇妙な縁があるんだなぁって思ったり。

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映画「スーパーマリオ」大ヒットの裏で、実写版「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」が爆売れ中―注文殺到につき一時欠品も

実写のスーパーマリオ映画は愛すべきボンクラ映画だと思うよ。

決して立派な映画じゃないしゲームへの敬意も足りてないんだけど嫌いになれないと言うか。

任天堂がしっかり関わってゲーム愛も込められたザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを観終わった後になんとなく観たくなるのもわかる気がするわぁ。

配信サービスでは観られないのでブルーレイが売れるのもなんとなくわかるかなぁ。