2023年4月8日のアレコレ
今日は忠犬ハチ公の日だったりタイヤの日だったり芝の日だったり。
忠犬ハチ公は渋谷駅に銅像が置かれている事もあるし過去には何度か映画などの題材にもなっている事で有名ですが、飼い主を毎日駅前まで迎えに来ていた秋田犬のハチ公がその飼主が亡くなった後も毎日同じ時刻に駅前へ来ていた事から忠犬と呼ばれる美談、そんなハチ公が死亡したのが確認されてから1ヶ月が経過した今日の日付を記念日としたみたい。
この美談にはいろいろな諸説があるらしいけど話自体は日本のみならず海外でも人気になっているのがあって、秋田犬が海外でも一定の人気がある理由になっているんじゃないかしら。
芝の日は4月8日の語呂合わせですがハチ公は柴犬じゃないですよ、ちなみにタイヤの日は4月が春の交通安全月間でなおかつ8がタイヤに見えるからと言う話で、ハチ公の死因は事故死じゃないですよ。
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【月間総括】ポケモン神話を考える~ゲームボーイ復活の謎~
”ゲームボーイ”と言うハードは1989年に発売されており、次世代ハードであるゲームボーイアドバンスが2001年に発売されるまで多少のアップデートを行いながらも12年間もモデルサイクルが続いた今でも珍しいゲーム機なんだよね。
ゲームボーイは発売初期はテトリスなどで人気を得たけれどその後売上は落ち込んでいき、他のゲーム機のモデルサイクルと同じように6~7年目には売上のペースが落ち込んでいたんだけどそのときに発売された初代ポケモン……ポケットモンスター緑・赤が大ブームになった事で息を吹き返して改良モデルの発売も相まって本体の発売初期よりも売れる事になったと言う経緯があるんだよね。
そうした伝説があるから「ゲームを売るのはソフトの力」と言う根拠の大きな理由になっているんだけど、実際に一つのソフトがゲーム機の売上を急回復させる事例ってのは初代ポケモンくらいしか無いってのがあるんだよね。
これはゲームボーイ以外の任天堂ハードでも同様で、例えばWii Uでスプラトゥーンが発売された後でも売上が急回復したわけじゃないし、大ヒットしたDSやWiiやSwitchでも基本的には発売後の2~3年目がピークでその後は販売台数は落としていっているわけで。
もちろんプレステも同様で、例えばPSPはモンスターハンターで日本国内の市場を確保したけれどそれも2~3年目だったりするわけだし。
じゃあなんでゲームボーイはポケモンでモデルサイクル末期から急回復したのかって考えると、おそらくは当時は「携帯ゲーム機」と言う市場がまだ確立されてなかった事と、発売初期のゲームボーイとポケモン発売後のゲームボーイでは市場が異なっているってのが大きいんじゃないかしら。
ゲームボーイの発売当初はそれまで家のテレビに接続して遊んでいたゲーム機が屋外でも遊べるってのを大きなポイントにしていて、例えば初期に発売されたゲームはファミコンで発売されていた物をモノクロのゲームボーイ向けに最適化したような内容が多かったんだよね。
これは任天堂以外のソフトでも同様で、例えばゲームボーイで始まったサ・ガシリーズも物語の舞台をコンパクトな世界が連続するような設定にして、ゲームシステムなどもある程度簡略化していたりしたような作品だったりしたしね。
それに対してポケモンで広がった市場ってのはプレイヤー一人ひとりが所有する携帯ゲーム機だからこそに特化したゲーム性になっていて、据置ゲーム機では楽しさを完全に再現出来ない部分があったりしたような「携帯ゲーム機だからこそ意味のあるゲーム」って感じだったかな。
つまりは、据置ゲーム機の代用品みたいな立ち位置だった携帯ゲーム機が「携帯ゲーム機」と言う確率した市場になったのがポケモン以降のゲームボーイって事になるんじゃないかと、同じゲーム機だけど新しい市場が構築されたからこそ本来モデルサイクル末期だった本体売上がV字回復する事になったんだろうなぁ。
同じことを今のゲーム機で再現するのは難しいかなぁ、Switchは市場が成熟しすぎてるってのもあるし、PS5も海外市場をメインターゲットと据えた現状を考えると変えられないだろうしねぇ。
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ソニーがリモートプレイ用「PlayStation携帯機」を開発中との報道、コードネームは「Q Lite」
そんな携帯ゲーム機市場に挑んでいたのがソニーのPSPとPS Vitaだったけれど、PSPはモンハンで一定の市場を築いたけどPS Vitaはそれに変わるソフトを得られずに大きく広がらずにそのまま販売を終了してしまっていて、その後ソニーの方針が海外主体になる事で携帯ゲーム機の市場に見切りをつけて後継機を出さないことになったんだよね。
そんな中でソニーが新しい携帯用のプレイステーションを開発中と言う話が出てきたんだけど、立ち位置はPSPやPS Vitaとは違うものであくまでも「PS5の周辺機器」と言う立ち位置のハードになるみたい。
PS4やPS5には「リモートプレイ」と言う機能があって、ネットワーク上でスマホやパソコンとPS4/5を接続してネットワーク経由でゲームをプレイする機能があるんだけど、それに特化したハードウェアを開発しているって感じみたいで。
PS5のDual Senseをベースに大型のタッチパネル付きモニターを搭載してWi-Fiで家庭内のネットワークに接続してリモートプレイをするって感じになるのかな。
クラウドゲームやリモートプレイなどに特化したハードってのはすでにAndroidスマホをベースとしてコントローラーをドッキングしたような物が色々と出ているんだけど、基本的にはそれに近い構造になりそうかな、コントロール部分がDual Senseってのとプレステ特化ってのが大きな違いになりそうだけど。
マイクロソフトがクラウドゲーム専用のXboxを開発中と言われているけど、サービスが主力のマイクロソフトにハードが主力のソニーって対比を考えると違いも面白いなぁ。
PS VR2の現状を考えるとあんまり高い設定にすると売れないだろうけど2万円前後で販売出来るんだったらちょっと欲しいって思う人も出てきそうだけどなぁ、実際に出るかどうかはわからないけど。
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「クソゲーオブザイヤー2022」大賞なし、2023年は「活動休止」へ ゲーム界“裏の祭り”がいったん幕を閉じる
クソゲーオブザイヤー……略してKOTYと呼ばれるのはネット上で細々と行われていたその年を代表するクソゲーを選ぶ遊びで、元々は2ちゃんねるのスレッドから始まったネット有志のお祭りだったんだよねぇ。
その年に発売された代表されるクソゲーを各自選出して、それに対して選評と言う文章を書いていくのが基本的な流れなんだけどSNSとかで話題になる事により外野からのちょっかいが増えてきて選定する中で厳密なルール付(例えばCEROのレーティング取得が必須など)がされていったんだよね。
ただ、それでも外野の声が消えなかったのと、純粋に中身のないダウンロード販売専用タイトルが増えすぎたお陰でこれ以上の活動が無理と言う状況になったみたいね。
駄目なゲームは無くならないと思うけど、話題になっただけで「これはもうKOTYだ」とか言い出す外野はこれで一旦なくなるのかなぁ。
忠犬ハチ公は渋谷駅に銅像が置かれている事もあるし過去には何度か映画などの題材にもなっている事で有名ですが、飼い主を毎日駅前まで迎えに来ていた秋田犬のハチ公がその飼主が亡くなった後も毎日同じ時刻に駅前へ来ていた事から忠犬と呼ばれる美談、そんなハチ公が死亡したのが確認されてから1ヶ月が経過した今日の日付を記念日としたみたい。
この美談にはいろいろな諸説があるらしいけど話自体は日本のみならず海外でも人気になっているのがあって、秋田犬が海外でも一定の人気がある理由になっているんじゃないかしら。
芝の日は4月8日の語呂合わせですがハチ公は柴犬じゃないですよ、ちなみにタイヤの日は4月が春の交通安全月間でなおかつ8がタイヤに見えるからと言う話で、ハチ公の死因は事故死じゃないですよ。
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【月間総括】ポケモン神話を考える~ゲームボーイ復活の謎~
”ゲームボーイ”と言うハードは1989年に発売されており、次世代ハードであるゲームボーイアドバンスが2001年に発売されるまで多少のアップデートを行いながらも12年間もモデルサイクルが続いた今でも珍しいゲーム機なんだよね。
ゲームボーイは発売初期はテトリスなどで人気を得たけれどその後売上は落ち込んでいき、他のゲーム機のモデルサイクルと同じように6~7年目には売上のペースが落ち込んでいたんだけどそのときに発売された初代ポケモン……ポケットモンスター緑・赤が大ブームになった事で息を吹き返して改良モデルの発売も相まって本体の発売初期よりも売れる事になったと言う経緯があるんだよね。
そうした伝説があるから「ゲームを売るのはソフトの力」と言う根拠の大きな理由になっているんだけど、実際に一つのソフトがゲーム機の売上を急回復させる事例ってのは初代ポケモンくらいしか無いってのがあるんだよね。
これはゲームボーイ以外の任天堂ハードでも同様で、例えばWii Uでスプラトゥーンが発売された後でも売上が急回復したわけじゃないし、大ヒットしたDSやWiiやSwitchでも基本的には発売後の2~3年目がピークでその後は販売台数は落としていっているわけで。
もちろんプレステも同様で、例えばPSPはモンスターハンターで日本国内の市場を確保したけれどそれも2~3年目だったりするわけだし。
じゃあなんでゲームボーイはポケモンでモデルサイクル末期から急回復したのかって考えると、おそらくは当時は「携帯ゲーム機」と言う市場がまだ確立されてなかった事と、発売初期のゲームボーイとポケモン発売後のゲームボーイでは市場が異なっているってのが大きいんじゃないかしら。
ゲームボーイの発売当初はそれまで家のテレビに接続して遊んでいたゲーム機が屋外でも遊べるってのを大きなポイントにしていて、例えば初期に発売されたゲームはファミコンで発売されていた物をモノクロのゲームボーイ向けに最適化したような内容が多かったんだよね。
これは任天堂以外のソフトでも同様で、例えばゲームボーイで始まったサ・ガシリーズも物語の舞台をコンパクトな世界が連続するような設定にして、ゲームシステムなどもある程度簡略化していたりしたような作品だったりしたしね。
それに対してポケモンで広がった市場ってのはプレイヤー一人ひとりが所有する携帯ゲーム機だからこそに特化したゲーム性になっていて、据置ゲーム機では楽しさを完全に再現出来ない部分があったりしたような「携帯ゲーム機だからこそ意味のあるゲーム」って感じだったかな。
つまりは、据置ゲーム機の代用品みたいな立ち位置だった携帯ゲーム機が「携帯ゲーム機」と言う確率した市場になったのがポケモン以降のゲームボーイって事になるんじゃないかと、同じゲーム機だけど新しい市場が構築されたからこそ本来モデルサイクル末期だった本体売上がV字回復する事になったんだろうなぁ。
同じことを今のゲーム機で再現するのは難しいかなぁ、Switchは市場が成熟しすぎてるってのもあるし、PS5も海外市場をメインターゲットと据えた現状を考えると変えられないだろうしねぇ。
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ソニーがリモートプレイ用「PlayStation携帯機」を開発中との報道、コードネームは「Q Lite」
そんな携帯ゲーム機市場に挑んでいたのがソニーのPSPとPS Vitaだったけれど、PSPはモンハンで一定の市場を築いたけどPS Vitaはそれに変わるソフトを得られずに大きく広がらずにそのまま販売を終了してしまっていて、その後ソニーの方針が海外主体になる事で携帯ゲーム機の市場に見切りをつけて後継機を出さないことになったんだよね。
そんな中でソニーが新しい携帯用のプレイステーションを開発中と言う話が出てきたんだけど、立ち位置はPSPやPS Vitaとは違うものであくまでも「PS5の周辺機器」と言う立ち位置のハードになるみたい。
PS4やPS5には「リモートプレイ」と言う機能があって、ネットワーク上でスマホやパソコンとPS4/5を接続してネットワーク経由でゲームをプレイする機能があるんだけど、それに特化したハードウェアを開発しているって感じみたいで。
PS5のDual Senseをベースに大型のタッチパネル付きモニターを搭載してWi-Fiで家庭内のネットワークに接続してリモートプレイをするって感じになるのかな。
クラウドゲームやリモートプレイなどに特化したハードってのはすでにAndroidスマホをベースとしてコントローラーをドッキングしたような物が色々と出ているんだけど、基本的にはそれに近い構造になりそうかな、コントロール部分がDual Senseってのとプレステ特化ってのが大きな違いになりそうだけど。
マイクロソフトがクラウドゲーム専用のXboxを開発中と言われているけど、サービスが主力のマイクロソフトにハードが主力のソニーって対比を考えると違いも面白いなぁ。
PS VR2の現状を考えるとあんまり高い設定にすると売れないだろうけど2万円前後で販売出来るんだったらちょっと欲しいって思う人も出てきそうだけどなぁ、実際に出るかどうかはわからないけど。
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「クソゲーオブザイヤー2022」大賞なし、2023年は「活動休止」へ ゲーム界“裏の祭り”がいったん幕を閉じる
クソゲーオブザイヤー……略してKOTYと呼ばれるのはネット上で細々と行われていたその年を代表するクソゲーを選ぶ遊びで、元々は2ちゃんねるのスレッドから始まったネット有志のお祭りだったんだよねぇ。
その年に発売された代表されるクソゲーを各自選出して、それに対して選評と言う文章を書いていくのが基本的な流れなんだけどSNSとかで話題になる事により外野からのちょっかいが増えてきて選定する中で厳密なルール付(例えばCEROのレーティング取得が必須など)がされていったんだよね。
ただ、それでも外野の声が消えなかったのと、純粋に中身のないダウンロード販売専用タイトルが増えすぎたお陰でこれ以上の活動が無理と言う状況になったみたいね。
駄目なゲームは無くならないと思うけど、話題になっただけで「これはもうKOTYだ」とか言い出す外野はこれで一旦なくなるのかなぁ。