2022年12月26日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年12月26日のアレコレ

クリスマスも終わりファミチキも値上げする年末。

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『フィットボクシング 北斗の拳』インタビュー。世紀末エクササイズは「北斗百裂拳を打ちたい」から生まれた。異色コラボへの版権元の反応は。そしてラオウは本当にセンシティブだったのか

コロナ禍の情勢も含めて室内での運動需要を掴んで好評なフィットボクシングシリーズと連載40年を迎える人気漫画である北斗の拳のコラボタイトルとして発表されて大きな話題となった「Fit Boxing 北斗の拳」の開発スタッフインタビューが公開中。

愉快かつ奇妙な組み合わせのコラボタイトルとなった同作が生まれたきっかけは開発元のイマジニアが別の事業で北斗の拳の版権を所有しているコアミックスと協業する中で出版社側の担当者がフィットボクシングを遊んでいた事があったとか。

イマジニア側と出版社側の話の中で北斗百裂拳を打ちたいと言うシンプルな理由からコラボタイトルの企画が始まったってのはシンプルでわかりやすい理由、元々は別の打ち合わせの席だったらしいけどそうした中から話題になって商品になるまで発展するのはちゃんと話題にできる自信があったんだろうけど。

もちろん版権作品と言う事で様々な部分で監修が必要となるんだけど北斗の拳と言う作品自体が連載40年を迎える老舗作品ながら今でも派生作品が多く作られており、中にはギャグテイストの作品も公式で作られているからちょっと踏み込んだネタ作りでも許容されているってのが大きいかな。

本来はシリアスな世界観の作品である北斗の拳と平和的なエクササイズと言う要素であるフィットボクシングの組み合わせは一見すると水と油なんだけど北斗の拳と言う作品が許容力があるのと読者が幅広く存在する事で真面目におかしな事をやる違和感でも受け入れられるってのが大きいんだろうなぁ。

Fit Boxing 北斗の拳と言えば思い出されるのは秋ごろに公式Twitterアカウントが凍結された件があるんだけど、こちらは完全にTwitter側のミスに巻き込まれた形で解決しているみたい。

ただ、Twitterアカウントを運営する担当者としてはやはり眠れない状況だったみたいで、別にラオウがセンシティブじゃない事は今だからこそ分かっているけど当時は焦ったみたいだねぇ、解決しているからこその笑い話にはなってるんだけど。

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日本ファルコム、最大市場のSwitch向けゲームに注力 今期は4タイトル発売予定 新作タイトルも4年内に年4~5本発売を目指す

日本ファルコムと言えば元々は老舗のPCゲームメーカーだったけど近年ではプレステ向けに注力してゲームを展開していた事で知られており、Switchなど他の機種向けの展開は協業する別の会社などを経由してリリースする方向だったんだよね。

それが少し前から自社ブランドでもSwitch向けのゲームを出すようになって、今年は旧作の復刻版をSwitch向けに出したり来年にはイース フェルガナの誓いのリマスターやイースXをSwitchでも出す事を発表してたり方向を変えているのがあって。

方向転換してSwitch向けにもタイトルを増やしている理由は「最大市場」ってのが大きいみたい。

Switchは全世界で1億台を超えており、日本国内だけでも2500万台を超えて今でもランキングを見ると他のハードの数倍の販売台数を記録し続けている状況、販売5年経過は一般的なゲーム機のモデルサイクルで見ると後半ではあるんだけどまだ市場は拡大する可能性が高いんだよね。

一方でこれまでファルコムが重視していたプレステを見るとPS4は世代交代をした影響で市場が急速に縮小しており、交代したPS5は本体品数不足が足を引っ張ってソフトの売上が伸び悩んでいるのがあるんだよね。

最近はPS5の日本向け入荷台数を増えてきて供給が改善している兆しが見えるものの秋の本体値上がりもありこれまでファルコムが重視していたユーザーは手を出しづらい状況が続いているのがあるんだよね。

ファルコムがプレステに注力していた理由は過去に決算発表などで「PSユーザーは忠誠心が高い」と言う発言があった事からも分かる通り独占的な部分を重視していたんだけど、そうしたユーザーの忠誠心だけでは先細りが見られる状況を考えるとそこだけじゃなあく幅広いユーザーを得られる可能性を狙う必要があるって事なんだろうなぁ。

今年のSwitch向けへの本格参入時のインタビューで英雄伝説シリーズの最新作がSwitchで出せない理由にソニーとの独占契約を結んでいたって事を上げていたけど、イースXに関してはそうした契約を結ばずに広い層を狙っていきたいって事だろうし、老舗シリーズだからこそそれを担わせるって事だろうなぁ。

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マイクロソフトが、傘下スタジオによる一部新作のXbox/PC独占を強調。Bethesdaの『Starfield』や『The Elder Scrolls VI』も該当か

そんな独占関連の話では今一番ホットなのはアクティビジョン・ブリザードをマイクロソフトが買収する事に大してソニーが待ったを掛けている一件。

そうした話の中でマイクロソフトが買収したベセスダの超大作であるStarfieldがコンソールではXbox独占である話があって、ソニーの意向を受けてアクティビジョン・ブリザード買収を阻止する為に動いているアメリカのFTCの訴訟の理由の一つになっていると。

で、マイクロソフトがベセスダ親会社を買収する際にEUの規制当局や欧州委員会に向けて独占タイトルを出さないと言う話をしてたのは嘘じゃないのかってのがFTCの言い分だけど、そもそもマイクロソフトはそすいた約束はしてないみたいで、更にはEU規制当局や欧州委員会もそんな約束をしていないとの発言があったみたいで。

マイクロソフトとしては買収したメーカーのタイトルで必要な物は独占する可能性はあるけどすべてを独占するわけじゃないし、ソニーが要望するCall of Dutyは当然プレステにも出すし任天堂にも提供するってのが言い分と。

そうした中でベセスダの一部のタイトルも独占であると明言していると言う形。

こうした姿勢はそもそものマイクロソフトの姿勢、例えばOfficeソフトはWindowsだけじゃなくMacにも提供しているしスマホ向けにも提供していたりするわけで、ゲームでもMinecraftとかCupheadとかを幅広く提供していたりしているわけで。

そもそもの独占タイトルの重要性はソニー自信が自覚しているのにそれを理由に買収に待ったをかけるのはおかしいって話なんだろうと。

実際にどのゲーム機でも同じタイトルばかりが出たら選ぶ理由がないわけで、マルチプラットフォームのタイトルも独占タイトルも適宜あるべきなんだろうなぁ。

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「Galaxy Z Fold4/Galaxy Buds2 Pro」原神エディション,韓国で販売開始から14分で完売に。購入者を対象に“甘雨”テーマを配布

Galaxy Z Fold4って20万円くらいするスマホなんだよねぇ。

本国とは言えコラボモデルだから通常より値段が高いだろうからそれが14分で完売って凄いわね。

折りたたみスマホって使ってみたいけど価格が高いのがネックだから何かきっかけがあると良いけど、こうした人気ゲームとのコラボって良いきっかけになるのかもなぁ。