2022年11月14日のあれこれ | ゲームを積む男

2022年11月14日のあれこれ

若干寝すぎで頭が痛いのでちゃんと起きなきゃなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
トライエースとの距離がわけた明暗 『スターオーシャン6』はシリーズの復権を果たせるか

似たような時期に発売された「スターオーシャン6」と「ヴァルキリーエリュシオン」のそれぞれの立ち位置の話。

2つの作品に共通するのは共にシリーズの源流となる作品はトライエースと言う会社が開発して旧エニックスから発売された作品であると言う事、スターオーシャンの1作目はスーパーファミコン向けに発売されてヴァルキリーエリュシオンの源流となるヴァルキリープロファイルは初代プレステ向けだったかな。

開発したトライエースと言う会社は元々ウルフチームと言うゲーム開発会社に所属していたスタッフで、初代テイルズオブファンタジアを開発したスタッフの多くが独立して設立した所、BGMなどを担当した人も同じだったのもあってテイルズオブファンタジアとスターオーシャンは世界観こそ違うけどどこか似た雰囲気がある作品だったんだよね。

スターオーシャンが2で大きくヒットしてシリーズとして定着すると共にトライエースと言う会社も認知されてきた中で生まれたのがヴァルキリープロファイル、こちらもヒットしてスターオーシャン共々PS2世代で続編が出る事になって。

前述のテイルズシリーズが頻繁に新作を出すスタイルで定着したのに対してスターオーシャンは基本的に1つのゲーム機の世代で1作品が出るって形になっていたのもあったのかスマッシュヒットはするけど大ヒットまでは行かないと言う立ち位置になっていたのはあるかな、スターオーシャン3の評価が賛否両論分かれたのもあったけど。

トライエースはスクエニとのつながりは保ちつつセガやコナミなどの他のメーカーともソフトを手掛ける事をやったり模索するなかでPS3/PS4向けソフトとしてスターオーシャン5が出たけど日本のRPGそのものが低調な状況と評価の低さもあって伸び悩んだのがあったかなぁ。

その一方でヴァルキリープロファイルはPS2向けに出た2以降は新作に恵まれず、リメイクや派生作品がPSPやニンテンドーDSで発売された以外ではあまり新作が出てなかったんだよね。

その後にスターオーシャンもヴァルキリープロファイルも共に2016年にスマホ向けのゲームが発売して共に2021年にサービス終了すると言う奇遇な一致をした上で完全新作として今年に発売されたのがスターオーシャン6とヴァルキリーエリュシオンの2タイトル。

とは言えトライエースの規模として大規模なタイトルの同時開発は難しい為、トライエース本体はスターオーシャン6の開発を行いヴァルキリーエリュシオンは別の会社による開発が行われたんだけど、ゲームとしての評価はそれが大きく分かれた感じかなぁ。

評価は分かれたものの売上としては同じくらいだと言うのが現状のPS4/PS5市場でそこそこの立ち位置のRPGシリーズの新作を立ち上げる上での現状となっている感じ、シリーズとして一定の支持をする人がいる一方で新規ユーザーを掴めてないって感じかなぁ。

ゲームの開発費が高騰していく中でその次の作品を作れるかどうかは未知数だけどスターオーシャンに関しては6の高評価を繋げる形にしないといけないだろうし、ヴァルキリープロファイルシリーズはそこからの立ち直しが出来るかどうかが重要かな。

なんだかんだで完全新作を立ち上げるよりシリーズ物の方が知名度や支持層が存在するだけ強いのがあるからねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
ハードコアホラー『The Callisto Protocol』国内Xbox版発売中止。Steam含め日本からの国内正規購入ルートは全滅に

国内レーティングの取得が出来なくてPS版の発売が出来なくなっていた作品があって、そのXbox版やSteam版はその発表時点では日本から購入可能になっていたけどそれらも購入できなくなっているみたい。

現状日本のレーティング取得には以前からあるCEROの他にCEROよりも審査料が安く海外からも取得可能なIARCがあって、パッケージ販売を行う場合はCEROでのレーティング取得が必須だけどダウンロード販売の場合はIARCでの取得でOKとなっておりそれが理由でダウンロード販売ソフトが大きく増えたんだよね。

IARCはSteamやXboxでの対応が始まってその後にSwitchでも可能になり、最近になってPS4/5でも可能になったんだけど、SwitchやPS4/5では所謂18歳未満購入禁止となるIARC 18+は日本国内では販売不可となっていたんだよね、それが前述のタイトルのPS4/5版が販売中止になった理由。

で、SteamやXboxではIARC 18+でのダウンロード版の日本国内での販売は許諾されていたんだけどPS4/5版の国内販売中止の巻き添えを食らう形で販売中止になったと。

メーカー側としては表現を変更するとゲーム性に影響が出るなら販売できないってのもわかるし、日本市場を考えると修正コストよりも販売中止の方が安いのも事実とは言え販売できそうだった場所でも中止にしちゃうのは少し残念だなぁ。

以前よりは海外でのみ発売されていたゲームを日本で遊べる事は増えてきたけどまだまだ出来ない部分があるんだろうなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
『シロナガス島への帰還』Nintendo Switch版が500円で買える事前予約セールを実施中。クラファン成功を受けて声優の井口裕香さんなどを起用しフルボイス化、11月17日に発売へ

個人開発ながらボリュームの多さと価格のやすさで話題となったアドベンチャーゲームの「シロナガス島への帰還」のSwitch版のダウンロード版が予約受付中。

同作はPC向けに話題になった事を受けてSwitch版が開発される事になったんだけどそこに合わせてキャラクターボイスを収録する事を目指してクラウドファンディングを実施したんだよね。

そのクラウドファンディングが最終的に目標の13倍を達成する形となってオリジナルのオープニングなども収録された形となって、いよいよ今週に発売を迎える形。

Switch版は物理パッケージ版も発売されてそちらは様々なコストが掛かるので2480円となるけどダウンロード版は750円と安価になっているのが特徴、更には発売前までに予約を行うとPC版と同価格の500円となっているのもまた驚きかな。

Steamでの配信ではプレイヤーからの評価が「圧倒的に好評」となっているし携帯モードで遊べるSwitchとの相性も良い作品だからこの機会に手にしてみるのも良いかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
大和田伸也「スプラトゥーンはじめました」 ゲーム実況に沸き立つ視聴者「渋すぎる実況で草」「すんごい切り込み方しますねぇ」

こうしたベテラン俳優さんなどが自身のYouTubeチャンネルを立ち上げてそこで色々な事をするってのも増えたなぁ。

以前にも松平健さんがモンスターハンターライズをプレイしていた事もあったし、ゲームのイメージが薄い人がゲームを遊ぶってのは新鮮。

テレビメディアでは出来ない事を出来るってのはネット配信メディアの魅力だろうし、そうした部分から俳優の新しい魅力を見出だせるってのは色々なメリットがあるんじゃないかしら。