2022年8月27日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年8月27日のアレコレ

うーん、眠い。

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「PS5」値上げ 5500円アップ 9月15日から

昨今は様々なものが値上がりしており日用品はもとよりスマホなどの電子機器も軒並み値上がりをしているんだけど、そうした流れがプレステ5にも来てしまったみたいで来月15日から5500円も値上がりするみたいで。

ゲーム機ってこれまでの常識では発売後は緩やかに価格改定で値下がりしていくのが基本で、それは量産効果や部品の値下がりに加えて本体設計の見直しなども合わさって製造コストが下がるからそれを本体の価格に反映させる事で値下がりしていたんだよね。

当然ながらPS5も同様で本体の設計変更などは常に行われておりすでに1回設計の見直しを行っているんだけど、そうした細かいコストダウンも半導体を始めとした各種部品の価格上昇をフォローできなかったみたいで。

気になるのは任天堂やマイクロソフトがどうなるかって部分だけどすでにある程度のコストダウンが行われているSwitchはおそらく値上げは無いかな、とは言っても通常モデルよりも価格が上昇した有機ELモデルがあったりするけど。

マイクロソフトに関しては海外メディアがプレステ5の値上げを受けてXboxの値上げの可否について取材をしているみたいで、その時点では予定がないと返答しているみたいだけど使われている部品はPS5と変わらないわけだから全く無い事はありえないとは思うかな。

一昨年の発売からもう少しでまる2年って事になるけど未だに転売業者などの存在もあり手に入らない状況が続いているPS5にとって今回の値上げはまた大きな痛手となるかな、値上げ自体は日本に限らず全世界で行われるけれど値上げ後も為替レートから日本が最安値になるみたいで、おそらく中華系の転売業者が引き続き暗躍しそう。

とは言え値上げをきっかけに出荷台数が増えるならそれはそれで買いやすくなるかも、ゲーム1本分の値上げは馬鹿にできないけどね。

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復刻できないあのゲームを合法的にプレイする鍵は「国会図書館」にあった。ファミコン版『北斗の拳』を蘇らせた法的な戦略や“草の根の復刻活動”に迫るセッションをレポート【CEDEC 2022】

古いゲームを今の時代に合法的に遊ぶ手段って限られていて、何かしらの形で現物を確保して実機で遊ぶ方法はともかくとして、それ意外のネット配信とか復刻ゲーム機に収録する形などでの復刻ってのは色々と難しい問題があったりする事も多くて。

そんな中で復刻できないゲームを復刻させるための活動でどんな事があるのかってのを紹介したのが上記の記事、ゲーム開発者向けの勉強会であるCEDECでの講演ね。

講演の中で取り上げられている北斗の拳は80年代の週刊少年ジャンプにて連載されていた人気漫画で核戦争により崩壊した世界を舞台に暴力で支配する悪役を暗殺拳で倒す主人公と言う構図の格闘漫画として人気を博し、今でも派生作品が作られる根強い人気のある作品かな。

ジャンプ黄金期の作品なだけあってアニメ化された他に同作をモチーフとしたゲームも色々と作られており、ファミコン向けには同作をモチーフとしたアクションゲームやRPGがあったんだよね。

そんなファミコン版の北斗の拳の発売元はアニメーションの制作も行っていた東映動画(今の東映アニメーション)が行っていたんだけど、その開発は当時の東映動画が出していたゲーム開発の下請けを行っていたショウエイシステムと言う会社が行っていたみたいで、そのショウエイシステムは1999年に倒産しておりすでに存在しない会社になっていたんだよね。

ショウエイシステムの倒産の理由はわからないけれど大口のクライアントである東映動画がゲーム事業から撤退して独自のゲーム開発を行っていたけれどヒットにつながらなかったのが影響しているかな、とは言えヒット作に恵まれない会社が倒産してしまう事例は他にもあるわけで仕方がない部分もあるし当時は過去のゲームの復刻なんて話もあまり無かった時代だから大きな問題にならなかったみたいで。

ただ、今の時代になって30年以上前のゲームを復刻するって時になると困るのがこうした倒産したメーカーの権利、ファミコン版の北斗の拳の権利に関しては原作者の他に出版社である集英社とゲームを販売した東映動画に加えて開発元のショウエイシステムがあったわけで。

コンテンツの権利って複雑で一つの権利元だけの意向で簡単に復刻できないのがあって、基本的に権利を持つすべての人の許諾を受けた上で復刻できる事になるわけで、連絡が取れる原作者やまだ会社が現存する出版社や販売元はある程度やり方があるんだけど倒産した会社に関してはその会社が持っていた権利がどこに行ったかを探すのも苦労になるんだよね。

そんなファミコン版の北斗の拳が4年前に発売されたニンテンドークラシックミニのファミコンのジャンプ版に収録された時は東映動画改め東映アニメーションが裁定制度と言うものを利用して収録に成功した事例があったみたい。

ただそうした裁定制度を個人が利用するのはかなり大きなハードルがあるみたいで、北斗の拳の場合は東映アニメーションと言う企業が行ったから出来たけれど、確かに個人が他社の権利を勝手に使う事になるわけだから難しいのはわかると言うか。

今の時代の場合は仮に権利を持つ会社が倒産したとしてもその前に他の会社に権利を譲渡するなどの動きがあるんだけど、復刻とか考えられなかった時代に倒産したメーカーとかはその権利がどこに行くかわからなくなるから今後も同様の事例はあるんだろうなぁ。

個人で出来るのは古いゲームを捨てずに保管しておくことかしら、実機があれば遊べるしね。

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【ライブアライブ】任天堂からの提案がリメイクにもつながる、20周年記念のWii Uバーチャルコンソールがきっかけ

そんな復刻が難しそうだと言うイメージのあった作品が「ライブ・ア・ライブ」なんだけど、こちらは意外と権利関係はそうでもなかったみたいで。

ライブ・ア・ライブは1995年にスーパーファミコン向けに発売されたRPGでスクウェアと小学館の共同プロジェクトと言う形で発売されたタイトル、戦国時代や西部劇にSFに現代など7つの異なる世界観を持ったオムニバス作品で当時小学館の漫画雑誌で連載を持っていた7人の漫画家がそれぞれの世界のキャラクターデザインを担当していたのが話題となったんだよね。

当然ながら権利としてはスクウェア改めスクウェア・エニックスと小学館の他に7人の漫画家も権利を所有しているんだけど7人の漫画家は現在も存命だし小学館も復刻に対しては否定的な意見は無かったみたいで、任天堂からの後押しもあってバーチャルコンソールでの復刻とその先のリメイクにつながったみたい。

むしろ復刻に関しての懸念はオリジナル版がそこまで大ヒットした作品じゃなかったって部分で、知っている人や実際に遊んだ人は強く印象に残っている作品だけど遊んでない人はよくあるチープなオムニバス作品じゃないかって見られた部分があったのは確かかな。

オリジナル版は任天堂から出た大型作品であるMOTHER 2の翌週の発売だった事もあって目立てなかったって部分もあったりしたし、それでも復刻に道筋を付けたのは良かったんじゃないかと。

リメイク版は売上も出しつつも若干パッケージ版があまり気味なのが気になる部分だけど、それでも今後の復刻の道標にはなったと思いたいなぁ。

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