2022年8月21日のピュンピュン | ゲームを積む男

2022年8月21日のピュンピュン



まとまった休みがあったのでそれを利用してドラクエ10のバージョン6.2メインストーリーを一気に終わらせたり。

物語としては天使たちが住む世界である世界に英雄として招待された主人公がアストルティア……ドラクエ10の世界の過去の英雄たちと出会いそこで異変が発生したバージョン6.0から異変に巻き込まれた英雄たちの過去を知りつつその迷いや後悔を断ち切っていったバージョン6.1からの続きで、残った英雄の過去を知りつつ異変の真相に迫っていく所。

そんなバージョン6.2でメインとなるのはアストルティアの世界で初代の”勇者”となった二人の英雄の過去にスポットを当てていく話、ドラクエ10の物語の中で過去の勇者にスポットが当たったのはバージョン4.1以来となるんだけど「大魔王を倒した後」が描かれるのは他のドラクエではあまりない話なので他のドラクエを遊んでいる人でも新鮮じゃないかしら、4.1共々若干重たい話になってるんだけどね。

あと、ドラクエ10のストーリーの中で主人公が呼ばれる事になる”盟友”についても触れられておりバージョン5.3で追加された「心層の迷宮」やバージョン6.0の時に初代勇者たちの存在が示された時に感じた違和感の答えがある程度わかるのはあるかな。

そうしてバージョン6.2のストーリーは異変の裏にあるバージョン6系の敵となる存在が見えてきた所でこれからどうなってしまうんだー的な部分でバージョン6.3へ続く事になるんだけど、その敵は一見すると唐突感はあるけれどよく確認すればストーリー的な繋がりも分かる感じで気になる存在になっている感じで、6.3からはいよいよ物語も後半戦に入るからどうなっていくか気になる所。



今回のバージョンの最大の目玉は空を飛べるようになることで、バージョン2系の時に飛龍で上空を飛べる事はあったけどそちらは専用の上空マップが存在していたのに対して今回はバージョン6系で歩き回っていたフィールドをそのまま飛び回れるようになっているのがポイントかな。

バージョン6.0で追加されたフィールドは初めから飛べる事を前提として設計されているのもあって高低差がはっきりと付けられており広さも結構あって、更には飛ぶ事でわかる構造や隠し通路などもあって単純に飛び回るだけで楽しいのはあるかな。

その一方でせっかく広いのにまだイベントは多くないので飛び回る事のメリットが敵を回避出来るくらいしかないのはちょっと残念な感じかも、このあたりは今後のバージョンアップでの追加に期待かなぁ。

バージョン6.2系ではまだ10周年記念クエストもあるからそちらもクリアーしておかないとね。

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「メガドライブミニ2」収録タイトルがすべて判明、計60本収録で発売へ。北米版「SEGA Genesis Mini2」の数量限定国内発売も決定

10月末に発売予定のメガドライブミニ2の収録タイトルの最後の発表があって収録される全タイトルが判明した形。



第1弾~第4弾までと同様に既存タイトルを10本紹介した上でサプライズタイトルとして更に6タイトルを加えた合計60タイトルを収録してのリリース、ドッチ弾平やキャプテン翼などの版権タイトルがあったり魔法の少女シルキーリップやチェルノブにミッドナイトレジスタンスなどの当時のメーカーが倒産している作品なんかもあったり色々な意味で多彩かな。

個人的にグッと来たタイトルは”ナイトトラップ”と”新創世記ラグナセンティ”かなぁ。

ナイトトラップアメリカの洋館に設置された監視カメラを切り替えながらリアルタイムに進行する場面を確認して侵入者をトラップに嵌めて撃退していくゲーム、はメガCD向けに”バーチャルシネマ”を称した作品群の1作で全編が実写映像で構成されておりアメリカの安っぽいホームドラマ感や当時としては珍しい全編実写映像の新鮮さなどがあった作品、近年でも何故か復刻される事があるんだけどオリジナル版を楽しめるのは珍しいかな。

新創世記ラグナセンティはメガドライブ末期に展開された”メガロープレプロジェクト”と称されたRPG作品の一つでジャンルはアクションRPG、メガドライブの性能的に難易度の高かったスーパーファミコンに近い色合いを実現していたけれど何処となくセルダの伝説っぽい見た目になっていたのは皮肉っぽいのがあったかも。

サプライズタイトルはこれがメガドライブ復刻のラストチャンスとなるのも踏まえてかやりたいこととやれる事をやりきった印象かな、メガドライブミニに収録されたパーティクイズメガQの問題を現代基準にしたバージョンやセガ関連にしてキャラクターもセガっぽく差し替えたバージョンにエムツーが趣味で移植していた作品と現実ではセガサターンで発売されていたぷよぷよの3作目にソニックシリーズのプロデューサーである飯塚氏が新人研修で作っていた作品にスペースハリアーIIを作り直したものと。

スペースハリアーIIはメガドライブ本体と同時に発売されたソフトでメガドライブミニにも収録されていたけれどメガドライブでは拡大縮小がなくオリジナルのスペースハリアーと比べても見劣りする作品だったけれどメガドライブのエミュレーターの中に拡大縮小機能を加えてそれに合わせて作り直したと言う、合わせてそのエミュレーターで移植したスペースハリアーも加えると合計61タイトルになるんだけど「本来見たかったメガドライブのスペースハリアーII」を実現する為にむちゃをしたんだなぁって印象もあるかな。

あと北米版のセガジェネシスミニ2も数量限定ながら日本で発売されるみたいで。



基本はメガドライブミニ2と同様だけど権利の関係などで海外向けに収録出来ないタイトルなどを入れ替えているみたいで3割近くが日本と違うタイトルになっているのが特徴。

流石にサプライズタイトルは日本版と同じだけどそれ以外のタイトルは例えばシャイニング・フォースIIなど日本でも収録してほしかったものがあったりするのでこちらも買っておきたい所ね。

ジェネシスミニ2は海外同様日本でもAmazon専売となっているけど以前に公開されていた商品ページと国内販売用の商品ページは別になっているので要注意かな、以前の商品ページで予約していた人もそちらはキャンセルされるはず。

しかし、前回のメガドライブミニから考えるとトータルで100タイトル以上が復刻される事になったんだよねぇ、流石にやりきった感じもあるだろうしメガドライブミニ3とかワンダーメガミニを出そうとしても出汁がらしか残ってないんじゃないかしら。

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『初音ミク Project DIVA MEGA39’s』計70曲以上を追加するDLC「シーズン3」が8月25日に配信決定。総容量はなんと22ギガバイトにもおよぶ大ボリューム

Switch版の初音ミク Project DIVA MEGA39'sは2020年2月に発売されたタイトルで、PS4向けに発売されたシリーズからグラフィックをアニメ調に変更してJoy-Con操作や追加楽曲などを加えたバージョン。

で、そんな同作をベースにPS4版準拠のグラフィックを加えたり更に追加楽曲を加えてJoy-Con操作は非対応にしていたSteam版が今年の5月に配信されていたんだけど、そのSteam版で追加されていた楽曲をSwitch版にも追加するための有料ダウンロードコンテンツが来週配信されるみたい。

追加される楽曲は合計で70曲以上で追加データも22GBと大ボリューム、基本的に収録楽曲がSteam版と同等になる形だけどJoy-Con操作などはSwitch版のみの要素になるのでそちらで遊びたいって人はこちらで買う価値がありそうかな。

後発のバージョンで追加要素を加えるのは売上を出す為によくある事なんだけど先発バージョンにフォローするのは大切よね。

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サンソフト『いっき団結』クローズドβテストが募集開始。『ギミック!』、『へべれけ』の国内版についても発表

サンソフトが復活を銘打っていたけれど発表されたのは「いっき」のキャラクターやグラフィックをベースに他のジャンルに変更したPCソフトに加えてファミコンで発売されたアクションゲーム2本の復刻みたい。

いっき団結はともかくとしてギミック!とへべれけの復刻は嬉しいかな、ギミック!はファミコンで発売されたアクションゲームで完成度が高く任天堂の宮本茂氏やスマブラなどの桜井政博氏が同作を褒めた事があって海外でも知名度がある作品ながら日本のみの発売だったのでカセット版はプレミア価格になっていたもの。

へべれけもファミコンで発売されたゲームで可愛らしくシュールなキャラクターが特徴ながらゲームジャンルとしては探索型アクションゲーム、所謂メトロイドヴァニアと呼ばれる事になる作品でこちらは海外では知名度は高くないものの名作ではあったんだよね。

復刻作品はファミコン版をベースに遊びやすくする改善が行われる感じかな、基本的に現行の殆どのハードで遊べるようになるみたいだから今後の詳細を待つ感じだろうなぁ。

復活と言いながら現時点では過去の資産を使う感じだけど今後は新作とか出していくのかなぁ、復刻に力を入れるんだったら徹底してやってほしいけどねぇ、デッドゾーンやりたい。