2022年7月31日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年7月31日のアレコレ

疲れたまま7月が終わる。

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サイゲームスが『メタルマックス』関連事業を譲受したと発表。“戦車と犬と人間のRPG”の新たな歴史を刻む家庭用ゲーム機向けのプロジェクトが始動

シリーズとして30年を超えながらも先行きが不安だったメタルマックスシリーズの関して大きな動き、スマホゲームなどで有名なサイゲームスが同作の権利を取得して新作を作る事を表明。

メタルマックスシリーズは元々データイーストと言う会社から発売されていた作品、文明が崩壊したマッドマックス的な世界を舞台に突然変異した怪物や犯罪者たちと戦うハンターとして戦う事が目的となっており、その戦闘手段として「戦車」に大きなスポットが当てられているのが特徴。

戦車のカスタマイズの豊富さやプレイヤーの自由度が高いストーリー進行など当時のRPGではあまり無かった部分が人気となって続編もリリースされたんだけど発売元だったデータイーストが経営不振に陥って後に倒産したことからシリーズの行く末が不安定になっていた事があって。

その後角川ゲームスが同作の商標を取得してナンバリングの続編が作られてそれも評価が高くしばらくは安泰と思われていたんだけど再びシリーズに影がさし始めたのはシリーズの新生を謳った「メタルマックス ゼノ」がリリースされたあたり。

シリーズの新生を謳って意欲的な作品として作られていたゼノだけど様々な部分で物足りない出来になってしまい、そのさらなるリブートとして短期間で作られた「メタルマックス ゼノリボーン」も良くなった部分もあったと思ったら更に悪化してしまった部分もあってシリーズの評価を下げる結果になってしまったんだよね。

で、続編として計画されていたワイルドウエストが開発中止となり、角川ゲームスもゲーム事業を縮小する中でそのスタッフが独立した会社はメタルマックスの事業は継続しなかくこれまで販売されていた作品の販売終了なんかもあった中で今回のサイゲームスによる事業取得となると。

これはメタルマックスシリーズとしては大きな希望となる出来事かな、メタルマックスゼノシリーズが駄目だった部分として意欲に対して予算があまりにもたりなさすぎた事があったわけで、予算のあるサイゲームスの元で作られるとなるとそこは確実に払拭されるはず。

サイゲームス側のメリットとしてはモバイル向けで知名度を上げてウマ娘やグラブルなど同時のヒットコンテンツも持っているけど新しいIPしかなかった同社として歴史のあるIPを手掛けられるってのは会社としての箔付けにもなるはず。

シリーズの生みの親であるミヤ王こと宮岡寛氏もサイゲームスに所属して同社の中で開発を行う事で本当に作りたいゲームをサイゲームスの予算と宣伝力で実現出来るってのは双方にメリットがあるんだろうと。

これから開発が行われる新作はコンシューマー向けに作られる事が明言されているのも大きいかな、もちろん将来的にはモバイル向けも出すんだろうけど古いゲームファンにはモバイルに抵抗を感じる人も多いからこちらも重要かな。

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個人製作で9万本以上を売り上げたミステリーアドベンチャーゲーム『シロナガス島への帰還』のNintendo Switch版が11月17日に発売決定。井口裕香氏をはじめとする声優陣によるフルボイス化に加え、いとうかなこ氏によるED曲も収録

元々は個人開発者が”同人ゲーム”として作られて頒布しその後Steamで配信されて人気となった「シロナガス島への帰還」は500円と言う安価な価格に対して作品としての出来が良くて話題になったアドベンチャーゲーム。

主人公は探偵としてシロナガス島と言う孤島を舞台に殺人事件や島そのものに秘められた謎に挑む内容。

そんな同作のSwitch版が作られる事になってそれに合わせてキャラクターボイスを実装しようと言う事になってそのための資金集めのクラウドファンディングが行われたら予想を大きく上回る資金があつまったのが昨年の話。

それからSwitch版の開発やボイスの収録などが行われつつ発売が11月17日に決まったみたい。

Switch版は基本的にPC版を踏襲しつつボイスやオープニングテーマなどが実装されておりダウンロード版とパッケージ版の両方が販売されるみたい。

パッケージ版は2480円と安価だけどダウンロード版は750円と更に安価なのも特徴、もちろんPC版は500円で配信・頒布されていたからそれに比べると値段は上がっているものの元から安すぎると言われていたから丁度良いのでは、パッケージ版は物理コストから流通まで様々なコストも掛かるから下げられる限界だろうし。

PC版も将来的なアップデートでボイスが実装されるみたいだけど手元で寝っ転がりながら遊べるSwitch版の魅力もあるだろうから自分の好みに合わせて選ぶのも良いかもなぁ。

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スズキ、新型「ランディ」を8月8日発売 トヨタからのOEMモデルに

スズキの販売していたミニバンの「ランディ」ってこれまでは日産のセレナをベースにしたOEMモデルだったんだよね。

日産が軽自動車の販売のためにスズキと業務提携を結んだ関係もあってスズキに足りなかった一般向けのミニバンの補完として2007年あたりから導入されていた車種で、これまではセレナのモデルチェンジに合わせてランディもモデルチェンジしていたんだよね。

ただ、すでに日産の軽自動車事業は実質的な子会社になった三菱自動車との協業に移っており、スズキ自体はトヨタと業務提携を結んでいた事もあって今回のタイミングでOEM提供元がトヨタに変更になったみたい。

そんな新型ランディは見た目通りトヨタのノアがベース、基本的なデザインは似てるんだけどフロントマスクが若干変わっていてノアとの差別化はされているかな、どことなくセレナOEM時代の後期を踏襲した感じになっているのがちょっと面白いなぁ。

しかしノア・ヴォクシーにステップワゴンにセレナなどの所謂ミドルサイズミニバンってだいたい同じタイミングでモデルチェンジするからこうしたOEM元の鞍替えって意外と行いやすいのかもなぁ。

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ドラクエの蘇生呪文「ザオラル」がワイヤレス充電パッドに くたびれたスマホよ、蘇生の演出でどうにか再び立ち上がれ

ザオラルは蘇生呪文だけどワイヤレス充電パッドは徐々に回復ですよ、ドラクエで言うところのリホイミ。

確定復活のザオリクと比べると成功率が確定じゃないザオラルだけどドラクエ10ではかいふく魔力依存になっていて現在実装されているザオラルが使える職業のレベルだったらほぼ確定で復活なんだよね。

ちなみにドラクエ10ではザオリクが使える職業って実は少なかったりするんだよなぁ、僧侶は使えなくて賢者のみなんだよね、このあたり大事。