2022年6月26日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年6月26日のアレコレ

エアコン未使用に耐えられなくなりました。

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「メガドライブミニ2」の収録タイトルとして「アウトラン」や「ふしぎの海のナディア」など11タイトルが公開!

メガドライブミニ2に収録される予定のタイトルが新たに11タイトル発表。



今回発表されたタイトルはセガ・タイトー・ナムコ(現バンダイナムコ)の3社のタイトルがメインで特にナムコタイトルが4タイトルと多め、前回のメガドライブミニでのナムコタイトルはレッスルボールのみだったのでその反動もあるのかしら。

個人的に今回発表されたタイトルでグッと来たのはメガCD版のナイトストライカーかな、ナイトストライカーはタイトーがアーケード向けにリリースした3Dシューティングゲームで夜の街を駆け抜ける空を飛ぶ車が自機になっていて特徴的な背景と質の高いBGMが印象深い作品。

アーケードでは出回っている数が少なかったんだけど家庭用ゲーム機に初めて移植されたのがメガCD版で、メガCDの機能としてあった拡大縮小機能を生かした作品でもあったり、とは言え当時のアーケードとメガドライブ&メガCDの性能差は大きいからドット絵を敢えて荒く表示する事でゲーム性を再現する方向で移植されており当時はそこが批判されていたのもあったかな。

ただその後タイトー社内で同作のソースコードが紛失してしまったのがあって後に32ビットゲーム機向けに他社から移植されたバージョンはグラフィックの見栄えは良いもののゲーム性の再現はいまいちだったのもあってメガCD版が再評価されるきっかけにもなったんだよね。

それ以外の収録タイトルではナムコのスターブレードも注目度が高め、元々はアーケード向けの大型専用筐体で遊べたタイトルで大画面に映し出された3D映像を背景に迫りくる敵を照準を合わせて撃破していくゲームだったんだよね。

メガCD版のスターブレードでは背景をムービーで表現して迫る敵をワイヤーフレームで表現する形で再現されておりこちらも映像はオリジナルには劣るものの世界観やゲーム性を再現する事に注力した形の移植になっていたかな。

スターブレードは後に3DO(と言うゲーム機)や初代プレステにも移植されたておりこれらも背景はムービーで敵をポリゴンで表現する形で作られていたかな、ゲーム内で生成するポリゴンですべてを再現したのはPS2版の鉄拳5のロード中ミニゲームとWiiのバーチャルコンソールアーケード版だったけれどこれらは今は遊ぶ敷居が高いのがネックだから根性移植とは言え久々に買える形でリリースされる事になるかも。

あと今回のボーナスタイトルとして30年前に完成していたけれどリリースされずにお蔵入りしていたゲームとして「スターモビール」と言うゲームの収録が発表されているのもポイント、同作は元々X68000と言うパソコン向けに開発されたゲームでその家庭用移植としてPCエンジン版とメガドライブ版が作られていたみたいで、PCエンジン版はリリースされていたみたい。

メガドライブミニ2発表時のサプライズタイトルとして新規移植のファンタジーゾーンがあり今回のスターモビールがあったけれど毎回タイトル発表のたびにサプライズタイトルを出すのかしら、次の発表は7月中旬らしいけど……。

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メガドライブミニ2インタビュー。追加発表タイトルや、『ふしぎの海のナディア』などの許諾の苦労、奥成氏が叶えた“サイバースティック”の夢とは?

そんなメガドライブミニ2の旗振り役であるセガの奥成氏へ今回のタイトル発表を受けたインタビュー記事が公開中。

今回発表されたタイトルの中にある「ふしぎの海のナディア」はNHKで放送されていた同名アニメを原作とした作品で、当然ながら権利が複雑になっている中で収録できたのは様々なタイミングが上手くハマったのがあったみたいね。

同作は旧ナムコからリリースされた作品でゲームそのものの権利はバンダイナムコが所有しておりアニメの権利としてはNHKが、そして主題歌などの権利は東宝が所有しているみたいでゲームには主題歌も入っているからそれらすべての権利をクリアーする必要があったと。

幸運なのはふしぎの海のナディアと言う作品が30周年を迎えていてそれを記念した特別企画などが行われていたのもあってNHKからの許諾が得られたってのがあったみたい。

アニメ関連のゲームの復刻だとゲームの権利だけじゃなくアニメの権利者なども必要だけどそれ以外にも声が入っている場合はその担当声優などの許諾なども必要みたいで、特にメガCDタイトルの場合はその調整が大変になりそうな感じなんだねぇ。

あと前回のメガドライブミニがメガドライブの歴史をテーマに収録タイトルを選定した関係でアーケードからの移植が少なめだったのに対して今回はアーケードからの移植も多めになっているみたいで、それに合わせてアナログ操作を行えるスティックの販売も行われるみたい。

X68000向けに作られたアナログスティックがメガドライブミニ2に合わせて復刻されるのは単純に奥成氏の思い入れが強かったみたいだけど当時のメガドライブ向けにあったアナログコントローラーの方が復刻してほしかったかなぁ。

とは言え復刻されるサイバースティックはメガドライブミニ2だけじゃなくPCでも使えるみたいなのでそちら需要で欲しい人も多そうねぇ、アマゾンとかだと既に転売屋の餌食になってるけど。

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1990年発売のRPG「コズミックファンタジー」をSwitch版として復活させるプロジェクトが,Makuakeにて本日スタート

メガドライブと同世代だったPCエンジン向けにリリースされていた「コズミックファンタジー」と言う作品を復刻するプロジェクトが始まったみたい。

メーカーのエディアは「夢幻戦士ヴァリス」の復刻も行っているメーカーで少し前に日本テレネットの著作物の権利を取得したメーカー、おそらくヴァリスの復刻が上手く言った事で他のタイトルの復刻にも意欲を出し始めたみたいね。

コズミックファンタジーは主にPCエンジンCD-ROM2を中心にシリーズを展開していた作品でゲーム自体は一般的なRPGスタイルでイベントシーンをCD-ROMの容量を活かしたアニメーションで表現することを最大の特徴としていたシリーズ。

シリーズは4作品が作られておりその全てがPCエンジンCD-ROM2でリリースされたんだけどシリーズの1と2はメガCDにも移植された事があったんだよね。

ただ、ゲームそのものはそこまで高い評価ではなくどちらかと言えばアニメーションシーンやSFの世界観などが評価された作品だったりもしたかな。

今回復刻を予定しているのは1・2となっており対象ハードはSwitchを予定しているみたい、ゲーム自体は前述通り不評な部分もある作品なんだけど今の世代のゲーム機ならある程度快適性を強化した形で移植出来たりするのかな。

プロジェクトの起点としてクラウドファンディングにて出資を募っているけど既に目標金額は到達しており年末の発売に向けて問題なく進んでいる感じかな。

リターン品は既に上位となるアニメーション監督のサイン色紙などは終了しているけれどDL版を予定価格より安価で購入できる物やグッズ関連はまだ余裕があるみたいなので90年代のゲームに思いを馳せる人は注目しても良いかもなぁ。

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スイッチ版『常世ノ塔』レーティング変更で販売再開―ゲームシステムや要素に変更なし

元々全年齢向けのレーティングとなるIARC 3+でリリースされていたゲームがロード画面のイラストなどに若干の性的要素があるって事でそのレーティングが見直しにされる事になり一時販売停止していたんだとか。

ただ数日で販売再開となってレーティングはIARC 12+、いわゆる12歳以上推奨となりその目安の中に「露骨ではないヌード表現」ってのがあるわけね。

IARCレーティングに関しては3歳以上・7歳以上・12歳以上・16歳以上・18歳以上の5段階となっており3歳以上はいわゆる全年齢で7歳以上は「子供の恐怖心を掻き立てるような場面や音が含まれている場合があります。」となっているので多少なりとも性的と見られる表現がある場合は12歳以上になる感じかしら。

しかしIARCってレーディングの変更も数日で完了するものなんだね、なんかCEROのレーティング問題とかだと修正まで結構長い印象もあったけどこれはパッケージ版もある関係だからかなぁ。