2022年6月9日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年6月9日のアレコレ

グワングワンしてる。

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Access Accepted第726回:バイオハザード,The Last of Us からFalloutまで ~ 今,ゲームのドラマ化が止まらない

ゲームを原作とした映像作品と言えば古くから映画化があったり最近でも数多くの作品がドラマ化されたりして、主に海外を主体として行われている事が多くてその歴史も長いよね。

ただ、ゲームの映画化と言えば多くが黒歴史とか駄作と呼ばれることが多くて90年代前半に作られたスーパーマリオブラザーズの実写映画なんかはまさに「迷作」と呼ばれることで有名、この作品のお陰で任天堂は長らく自社コンテンツの映像作品化に慎重になっていたしそもそもの作品自体も長らくDVDやブルーレイソフトになる事がなかったからね。

2000年代に入ってからバイオハザードの映画化などで一定の評価や収益を得る作品も出てきたけれどゲームの実写映画化ってのはどちらかと言えばあんまりプレイヤー側からは歓迎されないことが多かったんだけどその理由はリンク先の記事でもあるみたいに原作への敬意が見られない粗製乱造的な作品が多かったのも理由みたい。

ただ、2010年代後半あたりからそうした風潮が変わってきたのがあって、作品としての評価も興行収入も高い作品が出てきて、名探偵ピカチュウなんかは日本でもヒットした事で有名。

粗製乱造時代の悪い流れが断ち切られてコンテンツに対する敬意が見られるようになってきたのはサブスクリプションによる動画配信サービスが増えた事でコンテンツの取り合いが増えてきた事もあるのかもなぁ。

動画配信サービスが増えた事でそこで配信できるコンテンツの数が武器になるようになって、ただ原作となる作品も優秀なものは数に限りがあるわけで。

昔だったら映画化はコンテンツとしての箔をつける意味合いで安易に許諾していたメーカーも映画化された内容も踏まえるようになったと言うか。

とは言え今でもまだ時々「やっちまった感」のある映像作品って見かけちゃうけどね、ユアストーリーとか本当になんでああなったんだろう。

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『バイオハザード ヴィレッジ』Mac版が発売決定。MacBook AirからMac Studioまで、Apple Silicon搭載モデルのPCで楽しめるように

バイオハザード ヴィレッジは昨年5月にPS4/5/Xbox One/Xbox Series X|S及びWindows PC向けに発売されたシリーズの最新作、シリーズのナンバリングとしての8作目に当たるタイトルでタイトル通り山奥にある一つの村にスポットを当てた作品でもあるみたい。

そんな同作は対象ハードをみて分かる通り基本的なハイエンドなハードを対象としていてPS5やXbox Series Xではレイトレーシングに対応したりとグラフィックの高画質さも売りになっているみたいだけどそれがMac向けにもリリースされるみたいで。

MacことMacintoshってWindowsとくらべてゲームの対応が弱いってのは言われている事、それはOSの仕様の違いとかもあるしiOS同様にAppleの囲い込み方針によるものもあるし、何より最近ではハードウェアが完全に独自のチップセットを使っているから簡単に移植できないってのもあったりするんだよね。

Apple自体はそうした状況を変えようとしたい思惑もあるみたいでMac OS向けのゲームで使えるAPIの整備などを行っていて、それに対応する形でバイオハザード ヴィレッジが移植されたって感じかなぁ。

発表されたのがMacの新商品発表のタイミングだったのもあるからAppleからカプコン側に依頼があって両社の協業で移植された感じかしら。

AppleとしてはMacでこれだけのゲームが遊べると言うアピールに繋がるしカプコンとしては自社タイトルを更に売るきっかけになるんだろうと。

問題なのは既にWindows向けに作られているゲームがどれくらいのコストでMacで動作させられるかって部分よね、それこそ家庭用ゲーム機と同等の移植難易度なら選択肢の一つとして増える可能性はあるだろうけどそもそもMacでのゲーム需要がどれくらいあるかって部分もあるだろうしねぇ。

何だかんだでゲームが出しやすいWindowsの環境を考えるとちょっとAPIが整備されたからって簡単に市場を奪えるって事でもなさそうだけど。

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『ソニックフロンティア』4時間プレイ!世界最速の感想をお届け

「ソニックフロンティア」を開発中のバージョンを4時間ほどプレイしたライターがその感想を書いている記事が公開。

ソニックフロンティアはソニックシリーズの最新作で従来の作品が決められたコースを高速でゴールを目指すスタイルだったのに対して今回はオープンワールド……本作ではオープンゾーンと呼ばれる広大なフィールドを駆け回りながら冒険するスタイルに変わっているのが大きな特徴。

多くのオープンワールド作品はその広大な世界を冒険するためにRPGスタイルのゲームがほとんどになるんだけどソニックフロンティアの場合はこれまでと同様の高速アクションのスタイルを保ったままオープンワールドを駆け回る事になってるのが大きな特徴かな。

ステージごとに雰囲気の変わるカラフルなゾーンを駆け抜ける従来作品と違ってどこか物悲しさも感じる雰囲気の世界は今までと違う感じは公開されている動画からも感じる、ただソニックシリーズとしての遊びのためのグラインドレールとかの存在は若干ミスマッチっぽく感じるのもそれはそれで感じるかな。

広大な箱庭を高速で駆け回るのは純粋に楽しそう、あとはゲームが同じことの繰り返しにならない事を祈るかなぁ。

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「ドリームキャスト」自虐CMの顔、「湯川専務」の訃報がSNSに衝撃 ソニックの中裕司さんらゲーム業界からも追悼の声

ドリームキャスト初期のテレビCMで自虐ネタを受けるセガ役員として登場していた湯川専務(当時)が亡くなっていたとの報道があったのは最近の話、女性誌のWeb記事にて拡散されたんだけどそれを受けて多くの人が驚いて記事が上がった当時はSNSのトレンドに入ってもいたんだよね。

実際に亡くなったのはもう1年も前の話になっており前述の記事が掲載される前にも知っている人は知っている話だったらしいんだけど当時のセガ関係者や業界人を含めて多くの人がこのタイミングで知ったのは逝去の話を大きく発表してなかったのが大きいんだろうと。

ドリームキャスト時代に専務だったり常務に降格させられていた湯川元専務はその後セガから離れて当時のCSKグループの別会社に移籍しており、セガ自身もCSKグループから離れて当時パチンコで大儲けしていたサミーのグループ傘下に入っていたから縁が途切れていたってのも大きいかな。

かつては話題になった人物とは言ってもあくまでも一般人、セガとの縁も途切れているから本人も自分の死を大事として取り上げてほしくなかったってのがあったのかもねぇ。

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「ベルセルク」連載再開、「自分たちの中に根付いた『三浦建太郎』を真摯に紡ぎたい」

ベルセルクは壮大なファンタジー作品なんだけど作者の三浦建太郎氏が亡くなった事で連載が止まってしまってそのまま未完で終わる可能性のある作品だったんだよね。

もちろん作品の結末は本人の頭の中にあるからそれが表に出る事は難しいんだろうけど本人の頭の中にあった作品の今後の展開などは知人やスタッフとの日常会話の中で話すことがあったみたいで、もちろん本人もメモを残すこともあって全く情報が消えたわけじゃないと。

未完のまま終わらせるってのも一つの選択肢ではあるんだけど本人が語っていた今後の展開などをそのまま聞いた人の中だけで終わらせたくないって思いが強いんだろうなぁ。

これは当然ながら大きなチャレンジだと思う、ただ作者の思いを残したい、未完のままだとそこで作品も死んでしまうって思いが動かしているのかしら。

作品として完結するからこそその後も作品が生きるってのは確実にあるだろうしね。