2022年3月27日のシトシト
春になる雨って感じが。
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Nintendo Switch『モン勇』突然の100円セールは、特定層へのダンジョンRPG布教が狙いだった。しかし“事故”により想定外の事態に
今週半ばに告知なしで突如行われたモン勇こと「モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。」の100円セールについての裏話。
モン勇はいわゆるダンジョンRPGとなる作品で古くはウィザードリィや近年では世界樹の迷宮など数多くの作品がそのジャンルには存在してて根強いファンのいるタイプの作品、同作を開発するエクスペリエンスは元々ウィザードリィの派生作品を作っていた会社のスタッフが独立して出来た会社な事もあってこうしたダンジョンRPGの開発を得意としているんだよね。
で、モン勇はそうしたノウハウを活かしつつもライトノベルなどを意識したタイトルや世界観にキャラクターデザインを起用してダンジョンRPGをより幅広い層にプレイしてもらうと言う気持ちで作った作品となり売上そのものはセール前の段階で十分黒字を確保していたみたい。
じゃあなんで100円セールをやったのかと言う話になると、これは元々「小学生をターゲットにダンジョンRPGを知ってもらいたい」ってのが目的だったみたいで、当初はコロコロコミックに編集部の協力を得て広告を掲載してその広告を見た人が100円で買えるようにしたかったと。
ただ、現状のニンテンドーeショップのシステムでは特定のユーザー限定でセールを行うと言う仕組みを実装するのが難しいみたいで、任天堂の協力は得られてピックアップみたいなアピールを出さない形には出来たけど100円セールを行った時にどうしてもセール一覧に乗ってしまうからそこから口コミで一気に広がって話題になったと。
確かにフルプライスで発売されたタイトルが100円セールになったなら話題になるし注目されるし思わず買っちゃうって人は多いわけで、セール開始から終了直後しばらくはニンテンドーeショップのランキングでトップに位置づいていたみたいで。
結果的にターゲットとしていた小学生以外にもセールで注目されてしまったけど怪我の功名として合わせて販売中の有料DLC(990円)も想定以上に販売されたとか、更にはエクスペリエンスのリリースしたゲームの中でもトップクラスの売上になったとかあったみたいで。
ある意味でこれまでダンジョンRPGに触れる機会の少なかったユーザーにもアピールできた形とはなったけど、流石に今後は100円セールみたいな事はやらないみたい。
今後も同社はダンジョンRPGをリリースし続けるみたいだし、その上で今回のモン勇100円セールで触った人が他の作品にも触れるようになったら一番の効果になるんだろうなぁ。
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カービィと3D表現の相性が悪かった理由や遊びやすくするための当たり判定の仕掛けについて語られる『星のカービィ ディスカバリー』開発者インタビューが公開中
任天堂の公式サイトにて星のカービィシリーズの最新作である星のカービィ ディスカバリーの開発スタッフインタビューが公開中。
インタビューの雰囲気はかつての「社長が訊く」を彷彿とさせる構成かな、聞き手はおそらく任天堂がオファーしたライターで過去の社長が訊くにも関わっている人かしら、実際に参考して過去の社長が訊くの記事へのリンクがあったりするし。
星のカービィ ディスカバリーはシリーズが30年続いている星のカービィシリーズとして初めて3Dアクションになったタイトル、30年続きながらなんでこれまで3Dアクションが出なかったのかは開発のHAL研究所の中でも様々な議論が出てまとまらなかった事があったみたい。
その中でも目立った問題点としては「カービィはまんまるだから3Dアクションになるとどちらを向いているのかわからない」ってのがあるみたいで、たしかにアクションゲームとして分かりづらいってのは悩ましい問題で、だからといってカービィのデザインを変えるわけには行かないから難しい問題なんだよね。
そのあたりの解決策はどうやら曖昧さにあったみたいで、3Dアクションだからって狙いをしっかり定める事にさせずにある程度向きが合っていたらあたりにする手法で解決したみたいで。
他にも3Dアクション特有の問題として足場を移動するアクションの場合にその足場が分かりづらいって部分も曖昧さを使ってある程度合っていたら到着できるようにするなどしてフォローしたみたい。
このあたりは星のカービィと言うシリーズがそのもの持っている「既存のジャンルを遊びやすくする」って思想が受け継がれている感じかなぁ、3Dアクションだからって難しくするんじゃなくてある程度遊びやすくすると。
ちなみにディスカバリーの「かつて文明が存在した世界」って舞台設定に関してはカービィの新アクションである「ほおばりヘンケイ」を出す為に生まれた設定みたいで、このあたりのゲーム前提に世界観を作っていくのはわかりやすいなぁ。
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『グランツーリスモ7』がお詫びで無償ゲーム内クレジット「1億クレジット」を提供へ、先日行われたレース報酬を大幅に減額するアップデートを謝罪。さらに4月上旬から改善も
ゲームバランスについて批判が起こっているグランツーリスモ7について開発元から謝罪と改善の約束に合わせて無償でゲーム内の通貨を提供する事を告知。
グランツーリスモはゲーム内のレースなどで賞金を得て「クレジット」を稼いでそれをもとに新しい車種を購入していくスタイルのゲームになっているんだけど、アップデートにてそれが稼ぎづらい方向に調整されていたんだよね。
開発側の思想としては「自動車を購入するのは大変なのだとわかってほしい」ってのと「同じ内容のレースを繰り返し遊ぶ形になるのを避けたい」と言う事があったみたいだけどその2つの思想が見事に食い合って悪い方向になったのが今回のバランス改悪の原因かな。
バランス調整としてレースの報酬を得やすくする方向に持っていくみたいで、そのために基本的な入手額の増加に加えて後半のレースだったりオンラインレースなどでは更に入手しやすくするなどして積極的に遊んでいくとお金を溜まりやすくする方向にするのかな。
それに先駆けて1億クレジットをログインしたプレイヤーに提供するみたいで、ソーシャルゲームなどで多いいわゆる侘び~~みたいな事を実施するみたい。
実際にこれでどこまで改善されるかはわからないけれどレベルデザインの失敗を謝罪して改善するってのは運営型ゲームとしては必要な事だろうなぁ。
問題はこれでユーザー側の反感が解消されるかって部分、改善すると言いながらそこまで大きく改善されてなかったら余計に反発に繋がるだろうしねぇ。
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『Call of Duty』シリーズPS版などの国内販売元がSIEからActivisionへ移管。今後は国内支社が中心となり展開
Call of Dutyシリーズって国内で本格的に展開され始めた時はアクティビジョンの日本法人で販売していたんだけど数年でその日本法人が閉鎖されてその後はスクエニだったりSIEやマイクロソフトなどのハードウェアメーカーが行っていたんだよね。
で、大本の会社であるアクティビジョン・ブリザードがマイクロソフトに買収される事になったのもあって改めてCall of Dutyの国内展開はアクティビジョン・ブリザードの日本法人がメインで行うことにもどったみたい。
日本法人自体はパブリッシングが他社だとしてもそれ以外の部分が必要なので改めて設立されていたみたいで、Call of Dutyの他にクラッシュ・バンディクーなどもそこからのリリースになると。
だからPSユーザーがこれらのタイトルを遊べなくなるって事は無いんだけど買収に向けての足場づくりは進んでいるんだろうなぁ。
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Nintendo Switch『モン勇』突然の100円セールは、特定層へのダンジョンRPG布教が狙いだった。しかし“事故”により想定外の事態に
今週半ばに告知なしで突如行われたモン勇こと「モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。」の100円セールについての裏話。
モン勇はいわゆるダンジョンRPGとなる作品で古くはウィザードリィや近年では世界樹の迷宮など数多くの作品がそのジャンルには存在してて根強いファンのいるタイプの作品、同作を開発するエクスペリエンスは元々ウィザードリィの派生作品を作っていた会社のスタッフが独立して出来た会社な事もあってこうしたダンジョンRPGの開発を得意としているんだよね。
で、モン勇はそうしたノウハウを活かしつつもライトノベルなどを意識したタイトルや世界観にキャラクターデザインを起用してダンジョンRPGをより幅広い層にプレイしてもらうと言う気持ちで作った作品となり売上そのものはセール前の段階で十分黒字を確保していたみたい。
じゃあなんで100円セールをやったのかと言う話になると、これは元々「小学生をターゲットにダンジョンRPGを知ってもらいたい」ってのが目的だったみたいで、当初はコロコロコミックに編集部の協力を得て広告を掲載してその広告を見た人が100円で買えるようにしたかったと。
ただ、現状のニンテンドーeショップのシステムでは特定のユーザー限定でセールを行うと言う仕組みを実装するのが難しいみたいで、任天堂の協力は得られてピックアップみたいなアピールを出さない形には出来たけど100円セールを行った時にどうしてもセール一覧に乗ってしまうからそこから口コミで一気に広がって話題になったと。
確かにフルプライスで発売されたタイトルが100円セールになったなら話題になるし注目されるし思わず買っちゃうって人は多いわけで、セール開始から終了直後しばらくはニンテンドーeショップのランキングでトップに位置づいていたみたいで。
結果的にターゲットとしていた小学生以外にもセールで注目されてしまったけど怪我の功名として合わせて販売中の有料DLC(990円)も想定以上に販売されたとか、更にはエクスペリエンスのリリースしたゲームの中でもトップクラスの売上になったとかあったみたいで。
ある意味でこれまでダンジョンRPGに触れる機会の少なかったユーザーにもアピールできた形とはなったけど、流石に今後は100円セールみたいな事はやらないみたい。
今後も同社はダンジョンRPGをリリースし続けるみたいだし、その上で今回のモン勇100円セールで触った人が他の作品にも触れるようになったら一番の効果になるんだろうなぁ。
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カービィと3D表現の相性が悪かった理由や遊びやすくするための当たり判定の仕掛けについて語られる『星のカービィ ディスカバリー』開発者インタビューが公開中
任天堂の公式サイトにて星のカービィシリーズの最新作である星のカービィ ディスカバリーの開発スタッフインタビューが公開中。
インタビューの雰囲気はかつての「社長が訊く」を彷彿とさせる構成かな、聞き手はおそらく任天堂がオファーしたライターで過去の社長が訊くにも関わっている人かしら、実際に参考して過去の社長が訊くの記事へのリンクがあったりするし。
星のカービィ ディスカバリーはシリーズが30年続いている星のカービィシリーズとして初めて3Dアクションになったタイトル、30年続きながらなんでこれまで3Dアクションが出なかったのかは開発のHAL研究所の中でも様々な議論が出てまとまらなかった事があったみたい。
その中でも目立った問題点としては「カービィはまんまるだから3Dアクションになるとどちらを向いているのかわからない」ってのがあるみたいで、たしかにアクションゲームとして分かりづらいってのは悩ましい問題で、だからといってカービィのデザインを変えるわけには行かないから難しい問題なんだよね。
そのあたりの解決策はどうやら曖昧さにあったみたいで、3Dアクションだからって狙いをしっかり定める事にさせずにある程度向きが合っていたらあたりにする手法で解決したみたいで。
他にも3Dアクション特有の問題として足場を移動するアクションの場合にその足場が分かりづらいって部分も曖昧さを使ってある程度合っていたら到着できるようにするなどしてフォローしたみたい。
このあたりは星のカービィと言うシリーズがそのもの持っている「既存のジャンルを遊びやすくする」って思想が受け継がれている感じかなぁ、3Dアクションだからって難しくするんじゃなくてある程度遊びやすくすると。
ちなみにディスカバリーの「かつて文明が存在した世界」って舞台設定に関してはカービィの新アクションである「ほおばりヘンケイ」を出す為に生まれた設定みたいで、このあたりのゲーム前提に世界観を作っていくのはわかりやすいなぁ。
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『グランツーリスモ7』がお詫びで無償ゲーム内クレジット「1億クレジット」を提供へ、先日行われたレース報酬を大幅に減額するアップデートを謝罪。さらに4月上旬から改善も
ゲームバランスについて批判が起こっているグランツーリスモ7について開発元から謝罪と改善の約束に合わせて無償でゲーム内の通貨を提供する事を告知。
グランツーリスモはゲーム内のレースなどで賞金を得て「クレジット」を稼いでそれをもとに新しい車種を購入していくスタイルのゲームになっているんだけど、アップデートにてそれが稼ぎづらい方向に調整されていたんだよね。
開発側の思想としては「自動車を購入するのは大変なのだとわかってほしい」ってのと「同じ内容のレースを繰り返し遊ぶ形になるのを避けたい」と言う事があったみたいだけどその2つの思想が見事に食い合って悪い方向になったのが今回のバランス改悪の原因かな。
バランス調整としてレースの報酬を得やすくする方向に持っていくみたいで、そのために基本的な入手額の増加に加えて後半のレースだったりオンラインレースなどでは更に入手しやすくするなどして積極的に遊んでいくとお金を溜まりやすくする方向にするのかな。
それに先駆けて1億クレジットをログインしたプレイヤーに提供するみたいで、ソーシャルゲームなどで多いいわゆる侘び~~みたいな事を実施するみたい。
実際にこれでどこまで改善されるかはわからないけれどレベルデザインの失敗を謝罪して改善するってのは運営型ゲームとしては必要な事だろうなぁ。
問題はこれでユーザー側の反感が解消されるかって部分、改善すると言いながらそこまで大きく改善されてなかったら余計に反発に繋がるだろうしねぇ。
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『Call of Duty』シリーズPS版などの国内販売元がSIEからActivisionへ移管。今後は国内支社が中心となり展開
Call of Dutyシリーズって国内で本格的に展開され始めた時はアクティビジョンの日本法人で販売していたんだけど数年でその日本法人が閉鎖されてその後はスクエニだったりSIEやマイクロソフトなどのハードウェアメーカーが行っていたんだよね。
で、大本の会社であるアクティビジョン・ブリザードがマイクロソフトに買収される事になったのもあって改めてCall of Dutyの国内展開はアクティビジョン・ブリザードの日本法人がメインで行うことにもどったみたい。
日本法人自体はパブリッシングが他社だとしてもそれ以外の部分が必要なので改めて設立されていたみたいで、Call of Dutyの他にクラッシュ・バンディクーなどもそこからのリリースになると。
だからPSユーザーがこれらのタイトルを遊べなくなるって事は無いんだけど買収に向けての足場づくりは進んでいるんだろうなぁ。