2022年2月21日のアレコレ | ゲームを積む男

2022年2月21日のアレコレ

突然の休日出勤があってあんまり休んでない。

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スクエニ“HD-2D”リメイクをもっと活かそうと、スーパーファミコン時代のタイトルをリストアップ。その中で『ライブアライブ』が選ばれたことを明かす

先日のニンテンドーダイレクトにて発表されたHD-2Dリメイク版のライブアライブは1995年に発売された同名タイトルをHD-2Dグラフィックを使ってリメイクした作品となっているんだよね。

そんなHD-2Dと呼ばれる技術は基本的にキャラクターをドット絵で描きつつ背景グラフィックをHDグラフィックの3Dで描いているやり方、こうしたグラフィック技術は90年代後半に登場した初代プレステやセガサターンの時代では比較的よく使われていたんだけどゲーム機の3D技術が向上してからあまり使われなくなっちゃったんだよね。

ちなみに90年代でこうした背景は3Dでキャラクターは2Dと言う技法で作られたゲームで有名なのは初代プレステで発売されたゼノギアスやセガサターンで発売されたグランディアが特に有名かな、特にグランディアは背景もキャラクターも書き込まれており手触り感のある世界と生き生きとしたキャラクターを両立させていた良作、PCやSwitch向けにリマスター版が発売されているよ。

HD-2Dみたいな技法が00年代で廃れてしまったのはキャラクターまで背景で描いた方が出来ることが増えるからってのが大きいかな、ドット絵の場合は事前に打ち込んだアニメーションしかできないしカメラワークもあくまでそのドット絵が違和感なく見せられる範囲までしかできないわけで。

ハードウェアの3D性能が向上してキャラクターも3Dで表現出来るようになったからってのも大きくて、その恩恵はダイナミックなカメラワークとかエフェクトの表現力の向上に繋がったのはある。

3Dグラフィックにはない2Dドット絵の良さってのは当然あって、ドット絵は基本的に手書きのイラストがベースになるからアニメ的なオーバーな表現もやりやすいのがあって、特にイベントシーンでオーバーな表情をキャラクターにさせたりとか変なポーズとかは3Dではなかなか難しい部分があるんだよね。

わかりやすいのは過去に2Dで作られたゲームをキャラクターまで3Dで演出したゲームで、例えばとある2Dアクションゲームなんかはキャラクターが落ちそうな場面でバランスを取る表現のときに2Dではキャラクターの顔まで焦った感じで出せてるけど2Dのゲーム性を3D化した作品ではキャラクターの焦った表現を出せずに違和感を出してしまったりしたしなぁ。

HD-2Dグラフィックはそうしたドット絵の良さを再発見しつつ3Dグラフィックの進歩も魅せることが出来る手法って事になるかなぁ。

スクエニの浅野チームとは過去にブレイブリーデフォルトなどを手掛けたチームがスクエニ内部で独立したチームとして立ち上がった所、ブレイブリーデフォルトも初期のファイナルファンタジーシリーズを意識した世界観などになっておりそうした旧作の良さを持った現代のゲームを作る事を得意としたチームなんだよね。



そんな浅野チームがリリースしたのがオクトパストラベラーと言うゲームで、同作はロマンシングサガあたりをイメージしたゲームなんだけどそこで初めて用いられたのがHD-2Dグラフィックだったんだよね。

HD-2Dグラフィックを採用したゲームはオクトパストラベラーにそのスマホ版とまもなく発売予定のトライアングルストラテジーとこれまで旧作をイメージした新作ばかりだったんだけど、昨年に発表されたドラクエ3のHD-2D版が一つの変化になったのかな。



ドラクエ3は最初はファミコンで発売されてその後に追加要素を加えてグラフィックや遊びやすさを向上させたスーパーファミコン版が出たタイトルで、その後はスーパーファミコン版をベースに移植される事があったんだけどそれを改めてHD-2Dグラフィックでリメイクしているもので。

ファミコン時代のドット絵で作られたタイトルをゲーム性を崩さずにグラフィックレベルを引き上げる事が出来るってのもHD-2Dグラフィックの魅力なわけで、このドラクエ3はまだリリースされてないもののスクエニの旧作を3DリメイクではなくHD-2Dグラフィックでリメイクして欲しいって希望が出てくるようになったんじゃないかしら。

実際にスクエニ内部でもそうした話はあったみたいでスクエニの社長が直々にHD-2Dを活かすべきって号令が出たからこそ過去作のリメイクって話も出てきて、そんな中で浅野チームとして上がったのがライブアライブのリメイクって事になったんだね。

ドラクエ3のHD-2Dリメイクは昨年発表だけど前述のティザームービーを見てもまだアリアハンまでしか作られてなかった感じで発売日もまだ決まってなくて、逆にライブアライブは先日の発表時点でほぼ完成してて発売日も決まっているから開発自体はドラクエ3よりも先に行われていてたんだろうなぁ。

ライブアライブが完成して結果が出たらさらなるリメイクの検討とかも行われそうだから期待しても良いかもなぁ。

リメイク候補として上がっていたアクトレイザーは別の形でリメイクされたけどそこから繋がるソウルブレイダーとかガイア幻想紀や天地創造なんかはHD-2Dが似合いそうよね。

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「FFXIV」は“ひとり”でも“みんな”でも楽しめるRPGに。次の10年に向けた大規模な施策が明らかになった「第68回PLL」の内容をお届け

FF14の「次の10年」に向けた取り組みがプロデューサー達が行う配信にて明らかになったみたい。

FF14は元々は2010年にサービスがスタートしたタイトルなんだけど最初のバージョンは不具合の多さや完成度の低さから大きく批判されたのがあってその年に開発体制の見直しと大規模な改修を告知したんだよね。

で、一旦は元々のFF14を2012年末でクローズした上で「新生エオルゼア」として2013年から改めてサービススタートしたのが今のFF14となるわけで。

そんな紆余曲折を経たもののスクエニのオンラインゲーム事業を支える屋台骨として今では世界中で多くのプレイヤーを集めておりその影響でサーバーがパンクしそうになって一時は新規プレイヤーの登録をストップさせたりなんかもあったんだよね。

現在のFF14は昨年11月に発売された「暁月の終焉(フィナーレ)」となっておりその名の通り旧FF14から続いていたストーリーに一つの区切りをつけた物語でプレイヤーからも高く評価されているんだけど、当然ながらそこで終わりにする事は考えてないわけで。

同じFFのオンラインゲームであるFF11が2002年のサービススタートから今年で20年になる今でも継続されているようにFF14も新生から10年の更に10年を目指していく事になるんだろうと。

そんな次の10年に向けた施策として大きいのがグラフィックの強化とソロプレイの拡張って事かな。

グラフィックに関しては2013年の新生時に大きく進化してるんだけどそれでも今のゲームと比べたら見劣りする部分はあって、ただ根底から変更するとなると2013年から積み重ねてきた分だけどれだけコストを掛けても足りないから今ある物を活かしつつ見栄えを良くする形での変化になるみたい。

実際にエフェクト周りを強化すればベースのグラフィックが同じでも見栄えが良くなるのはあって、その分PC版の必要スペックが向上したりPS4版のパフォーマンス低下に繋がるのもあるんだけどこれから遊ぶ人や改めて過去のコンテンツをプレイする人でも新鮮な気持ちで遊べるんじゃないかしら。

もう一つのソロプレイの拡張は新生以降の古いコンテンツを一人で遊べるようにしていく事みたいで、FF14は基本的にマルチプレイを前提としたゲームになっているんだけどコンテンツが拡張されていくと古いコンテンツで人が集まりにくくなるってのはあるわけで。

これから始める人が他のプレイヤーに追いつくためには古いコンテンツを気軽に遊んでもらうってのが重要になってくるんだろうと。

もちろん前提はマルチプレイだろうから追いついたプレイヤーはマルチに参加してもらいたいだろうけど入り口を広く取ればそれだけ新規プレイヤーや休眠プレイヤーも入りやすくなるって事だろうなぁ。

FF11の例を考えるとFF14もまだまだサービス継続するだろうけどFF11みたいに小規模で出来るアップデートをやっていく形じゃなくて、今まで通りに定期的な拡張パッケージの発売とアップデートを続けていく形を出来るだけ長く継続させたいんだろうなぁ。

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世界初の光沢4Kゲーミングモニターが登場

ゲーミングモニターと言えば非光沢タイプがほとんどじゃないかな。

非光沢にする理由は部屋の照明などの映り込みを防止する事が大きくて、それはゲームを遊びやすくすることにも繋がるから「相手に勝つ」って部分を重視するゲーミングモニターとして考えると非光沢タイプが当たり前って事。

そんな中で敢えて光沢タイプのゲーミングモニターを出すってのは光沢タイプには「相手に勝つ」以外の需要があるって想定しているんだろうと。

一般的なテレビとかは光沢タイプがほとんどなわけで、非光沢タイプとの大きな違いは映像などを見る時の見栄えが良い事。

映像を見る場合の鮮やかさなどは光沢タイプの方が優れているのは間違いなくて、シングルプレイのゲームをメインに遊ぶ人だったら光沢タイプの方がゲーム体験が向上するってのはあるんじゃないかしら。

実際に大型テレビをゲーム用途に使う人ってのもいるからねぇ、プロゲーマーじゃないんだからゲーム体験が優れている方がより有用って考えは間違いなくあるんじゃないかしら。

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レンチンで冷やし中華ができるってマジ? “温めても冷たく仕上がる”ニチレイの冷食「冷やし中華」を食べてみた

レンジで温める時に麺や具材と氷では溶けるタイミングが違うって部分を生かした商品みたいで。

理屈はわかるけど実際に試してみると不思議な感覚になるんだろうなぁ。