2021年11月19日のヒンヤリ | ゲームを積む男

2021年11月19日のヒンヤリ

だいぶ寒いんだけどまだ厚めの上着を羽織ると若干暑いと言う絶妙な体温管理の難しさ。

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波乱万丈の『ぷよぷよ』30年の歴史を振り返る──社会現象になるほど大ヒットするも、経営破綻で権利がセガに。思い切って世界観を一新したのが功を奏し、ついにはeスポーツ化へ

先月末で発売から20周年を迎えた「ぷよぷよ」について振り返る記事。

ぷよぷよの1作目がファミコンとMSX2と言う家庭用パソコンの2機種で発売されたってのは意外と知られていそうでそうでもない話かな、かつて存在したコンパイルと言うゲーム会社が開発した作品でファミコン版は徳間書店インターメディアから発売されたんだよね。

ファミコン版は当時徳間書店インターメディアが展開していたファミマがディスクと言うシリーズの一つとしてディスクシステムの書き換え専用で発売されていた事もあって当時は本当に「知る人ぞ知るゲーム」と言う感じになっていたんだよね。

そんな同作が一躍有名になる切っ掛けとなったのはセガが販売元となったアーケード版の存在なのは多くの人が知ってるかな。

対戦格闘ゲームが広く人気を集めていた当時のアーケード市場を踏まえてアーケード版のぷよぷよは対戦のゲームとなっていて、更にファミコン版などでは出来なかったぷよぷよのぷよぷよ感が出ていたりリッチな演出などもあって一躍人気のタイトルになったわけで。

そこからコンパイルはぷよぷよ人気に乗じてシリーズを様々なハードに移植したりして更に人気を集めていって手広く展開していたんだよね、ぷよ協会の設立やコンパイルがあった広島の名物もみじ饅頭をアレンジした「ぷよまん」の発売なんかは知っている人も多いんじゃないかしら。

ただぷよぷよブームで得た資金で更に企業を拡大しようとした事が裏目にでてコンパイルの経営は一気に悪化してぷよぷよの権利をセガに売却したりして経営をつないでいたけど結果的に破綻してコンパイルと言う会社は消滅。

2000年代からはセガがぷよぷよシリーズを展開する事になるんだけど、旧コンパイルから知的財産権こそ取得したもののゲームのデータなどは一切引き継がれてなくて、オリジナル版のゲームを参考にイチからぷよぷよシリーズを作り直す事になったんだよね。

そしてぷよぷよフィーバーをきっかけにブランドイメージを一新してそれが今にもつながっているのは記事にも書かれている通り、ある意味で旧コンパイル時代のデータや資料が引き継がれなかった事がシリーズの一新と今の継続へとつながっているのかもなぁ。

そんな現在のぷよぷよシリーズの権利関係の管理はソニックシリーズのキャラクター管理のノウハウが生かされているんだとか、海外でヒットしたソニックはキャラクターの監修などの仕組みが整っているんだけどセガが独自で開発を始めた頃のぷよぷよシリーズはそのソニックチームが関わっていたのでノウハウの活用がしやすかったんだろうなぁ。

ぷよぷよシリーズは今年で30周年を迎えたけど旧コンパイル時代よりもセガに権利が移行してからの方が既に倍以上の年月になっていて、しかもぷよぷよフィーバーで世界観を一新してから20年近くが経過しているからもうコンパイル時代のぷよぷよを知る人も少ない……と思いつつ定期的にメガドライブ版が復刻されるから知ってる人もいるんだよなぁ。

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Xbox クラウド ゲーミングがXbox Series X|SやXbox Oneなどに対応して順次提供スタート

スマホやPCのブラウザ向けに提供されているXboxクラウドゲーミングがゲーム機のXboxでも対応して遊べるように提供がスタートしたみたい、少し前の対応が明言されていたけどそれが正式にスタートした形。

Xboxの標準ブラウザであるMicrosoft edgeは少し前のアップデートでPC版のそれと同等の機能になってXboxクラウドゲーミングを使えるようになっていたんだけど今回の対応は専用のクライアントソフトが配信される形かな。

Xboxのゲームがネイティブ対応しているXboxゲーム機でXboxクラウドゲーミングに対応するメリットはソフトのダウンロードをせずに遊ぶことが出来る事かな。

どうしてもダウンロードしてからのプレイだとプレイ開始までに時間が必要だけどクラウドゲームだったらとりあえず起動してすぐに遊ぶことが可能なわけで。

最近はダウンロードサイズが数十GB単位のゲームが多くなっているけどクラウドゲームだったらストレージを気にせずに遊べるってのは大きなメリット。

勿論クラウドゲームだけに多少なりの遅延が発生するしXbox Series Xだったらインストールして遊ぶ方がグラフィック面なども優れているんだけど、インストールするのは本格的に遊ぶゲームでクラウドでまずお試しって考えは十分ありだろうなぁ。

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メキシコの大自然を駆け抜ける「Forza Horizon 5」レビュー。PC版はウルトラワイド対応で満足度高し

そんなXboxクラウドゲーミングでも楽しめるForza Horizon 5のPC版をメインにしたレビュー記事。

圧倒的なグラフィックで描かれたメキシコを舞台に駆け回りながら様々なアクティビティに挑める本作はたしかに「自動車のオープンワールドRPG」って言われるとわかりやすい感じがあるなぁ。

単純に走っているだけでもポイントが溜まっていくし積極的にイベントに参加してポイントを加算していくと季節が変わっていく楽しさもあったりするからねぇ。

グラフィック面はレイトレーシングこそ一部のシーンでのみ対応だけどそれを抜きにしてもメキシコの空気感を感じるレベルのグラフィックは見ごたえあり、純粋に走っているだけで楽しい本作はドライビングシミュレーターじゃなくてドライブゲームという感じもあるなぁ。

本作はXbox Series X|Sを主軸に開発されているだけにPC版の必要スペックはかなり高め、とは言え必要なスペックを満たせるんだったらXbox Series X版よりもハイエンドなグラフィックが実現出来るし記事で書かれている通りウルトラワイドモニターを使ったゲームプレイなんかも楽しめるのもあるよね。

PC版はSteamとマイクロソフトストアで販売されているんだけどSteam版の方が若干安価で買える代わりにマイクロソフトストアの場合は一度の購入でPCとXbox Series X|SとXbox Oneのすべてで遊べてデータ連携可能だから自分の環境に合わせて選ぶのが良いんだろうなぁ。

勿論Xbox Game Passに加入している人はそれで遊ぶのもあり。

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「BALMUDA Phone」の実機に触れて感じた「こだわり」と「足りないもの」 10万円超の価値はある?

バルミューダの発表したスマホ、最近のスマホの主流と反してコンパクトなサイズに収めていたりとか曲線を使って手に馴染みやすくしているのは良い部分だと思うんだけど10万円オーバーを出してほしいかって言われるとちょっと困る存在よね。

これまで同社が出してきた扇風機なりトースターなり他の白物家電にしても他の商品になり魅力があるからこそ価格が高めでも買いたくなる魅力があったと思うんだけど、今回のスマホはいわゆるミドルレンジのAndroidスマホで一般的な商品の倍近い価格に見合う物にはなってない気がするんだよなぁ。

勿論10万円オーバーの価格でも満足してもらえるだけの商品にしていると思うんだけど、それを見せられるだけの機会を作らないと厳しいんじゃないかしら。