2021年10月17日のアレコレ | ゲームを積む男

2021年10月17日のアレコレ

日曜日はゆっくり眠りたい。

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Nintendo Directがもうすぐ10周年。ニンダイはこの10年で「情報番組」から「エンタメ」に進化した

Nintendo Directもすっかりおなじみになったなぁ。

元々は任天堂が情報メディアを介さずにユーザーに向けて情報を「直接」届けるために始めた配信番組、当時はまだ健在だった任天堂の岩田社長(当時)がホスト役を担当して様々な情報を紹介するスタイルは時にはユーモアを交えたり他の会社の開発者を交えたりしながら進んでいって。

岩田さんが体調を崩した頃は任天堂の広報の方がホスト役を担当した時代なんかもあったけれどSwitchの発売後のタイミングあたりからSwitchの総合プロデューサーでもある小泉歓晃氏がホスト役を担当してゲーム紹介のナレーションは基本的に声優の中村悠一氏が行うスタイルで定着したかな。

紹介する人は変わっても基本的に間延びするトークなどを入れずに矢継ぎ早にゲームを紹介するスタイルは一貫してて、これはいわゆる通常のダイレクトと呼ばれるスタイルは勿論個別のゲームを紹介する個別ダイレクトでも徹底されているのはあるかな。

そんなNintendo Directが始まったきっかけは恣意的な編集の入らない情報をユーザーに届ける為。

それまでゲーム情報は専門誌やマスコミなどの情報メディアを介してユーザーに届けるのが一般的で、そうするとメディア側が届ける情報を自分たちの都合の良い形に編集して伝えることが出来てしまうのがあったんだよね。

更にそうした情報がより恣意的に情報を編集する個人運営の情報ブログなどが悪意ある形で伝えてしまう事があって、それがSNSなどで拡散されてしまうと言う事が本当に多かったんだよなぁ。

YouTubeなどで情報を映像で伝えるのも容易になったのもあってだったら任天堂が信頼の置けるスタッフと動画番組を作ってそれを動画配信サービスを使って配信しようってのがNintendo Directの始まりなわけで。

結果的にその試みは大成功なわけで、今でもNintendo Directが配信されるとTwitterなどで関連情報がトレンドのトップを占めるのを見てもそれがよく分かる感じ。

他のメーカーも独自の情報番組を配信する事が増えてきていて、オンラインゲームなどはアップデート情報を独自の配信番組でお知らせする事がお約束になったんだよね。

かつて飯野賢治氏(故人)が90年代後半のインターネット黎明期に情報メディアよりもユーザーが先に情報を知っても良いじゃないかとして事前のプレスリリースを出さずに東京ゲームショウにて情報を初公開した事があったりしたんだけど、その時は結局ユーザーの口コミで広がる弱さとかあったんだけどそこからインターネットの発達と共にユーザーに伝えやすくなったってのがあるんだろうなぁ。

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カセット2本挿し&4人同時対戦ができるレトロゲーム筐体「Evercade VS」

レトロゲームが遊べるゲーム機。

とは言ってもいわゆるレトロゲーム互換機ではなくてメーカーからのライセンスを得たゲームを予め収録してケーブルなどをテレビに繋げると遊べるスタイルのゲーム機になるかな。



こうしたハードであんまり見かけない特徴としてはカートリッジを採用してそれを差し替えるとゲームを変えられる部分かな、一つのカートリッジに対応したメーカーのソフトが複数収録されており2本まで同時に挿せるのでまとめてダラダラ遊べるってのもありそう。

こうしたハードだと気になるのは互換機としての再現性かなぁ。

アーケードゲームを復刻したレトロゲーム機ってのは過去にもあったんだけど再現性がいまいちと言う評判が多かったりするからねぇ。

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Oculus製品をFacebookアカウントから解放できる「Oculess」

Oculus Quest 2から始まった大きな欠点だと言われるのが使うのにFacebookアカウントが必須だと言う部分。

これはFacebookがOculusを買収した事が大きいんだけど初期に頃はOculus独自のアカウントで対応できていたのがOculus Quest 2発売のタイミングで独自アカウントの新規作成が終了して基本的にFacebookアカウントが必須になってしまったんだよね。

で、Oculus QuestなんかはPCと接続して使用する事とかも出来るんだけどそれらを使用するのにはFacebookアカウントでのログインが必要だからどうしてもFacebookに抵抗感のある人はそこがネックになってしまっていたり。

そうした人向けにOculus製品をFacebookアカウントを使わずに使用できるようにするソフトがリリースされたみたいで、名前がOculusとLessを混ぜ合わせたOculessってのはちょっと洒落が効いている感じ。

とは言えヘッドセットの初期設定の段階でFacebookアカウントが必要で、セットアップ後にこのアプリを使う必要があるってのは若干物足りない部分かしら。

そもそもFacebookアカウントを削除するためのソフトになるから通常はFacebookアカウントを使っているって人はこれを使うのは危険が大きそうだなぁ。

やるとしたらセットアップするためのFacebookアカウントを作ってセットアップ後に削除するって方法かなぁ、面倒くさそう。

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HTCが約5.7万円の小型VRヘッドセット「Vive Flow」発表、バッテリーの非搭載など気になるトレードオフあり

Facebookがどうしても嫌だって人はその他のメーカーのVRヘッドセットを使うわけだけどその出来は様々で、特に重要なのは対応アプリやゲームがどれくらいあるかって部分かなぁ。

HTCのViveは元々Steamを運営するValveと協業で開発されたVRヘッドセットのシリーズなのでSteam VRに対応する事で多くのゲームを遊べたんだけど、そのシリーズ名を付けながらも立ち位置が違うヘッドセットがあったりするみたい。

いわゆるメガネ型に近いVRヘッドセットになっていてサイズの小型さがすごく魅力的なんだけど気軽には使いづらい部分が多そうなのが気になるかな。

メガネ型のVRヘッドセットは基礎研究しているメーカーも多いんだけど実際にリリースされるとしてどんなアプリがあるのかってのが重要なんだろうなぁ。

ゲーム用途とは違うのかも。

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マイクロソフト「Xboxミニ冷蔵庫」を10月19日より予約受付。価格99.99ドル

Xbox Series Xのデザインが発表された時に「冷蔵庫みたい」だと揶揄する声に答える形でマイクロソフトがXbox Series Xデザインの冷蔵庫を実際に作ったのも懐かしい話。

海外ではインフルエンサーに提供されたりプレゼントキャンペーンがあったりしたけれど実際の冷蔵庫はかなり大きくて量販されるものじゃなかったんだよね。

そうした経緯を踏まえて小型で実際のXbox Series Xに近いサイズのミニ冷蔵庫が作られて、こちらは実際に販売される事も明言されていたんだけどついに予約受付が開始したみたい。

価格は1万円ちょっとと手頃、ミニ冷蔵庫なのでドリンクを数本冷やすとか程度の用途になるんだけど実物のXbox Series Xのそばに置いておいてゲームの合間にドリンクを飲むのに良いかもなぁ。

とは言え残念なんがら現時点で日本への発送は非対応、やはりまだXbox自体の知名度が高くないのがネックなのかなぁ。