2021年8月22日のアレコレ | ゲームを積む男

2021年8月22日のアレコレ

ワクチン接種後の熱や倦怠感はほぼ無くなったんだけど唯一腕が痛いのはもしかしたらただの筋肉痛じゃないかと言う疑惑。

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『テイルズ オブ』シリーズは近年「新規参入が一桁台」とプロデューサー明かす。国産長寿RPGが『アライズ』に託す覚悟

テイルズ オブ~シリーズと言えばスーパーファミコン末期からプレイステーション全盛期に掛けて人気を誇ったバンダイナムコの人気RPGシリーズ。

初代のスーパーファミコン版はロムカセットのゲームとしては珍しくキャラクターボイスやアニメーションによるオープニング映像などを実装したゲームとして有名でアニメーションとゲームの融合した作品の先駆けとなった作品なんだよね。

一時はハイペースで新作がリリースされていた同シリーズも近年ではスマホ向けのRPGが運営されているくらいで新作が長らく発売されてなかったんだけど今年に入ってようやく新作が発売される事になり、先日には体験版も配信されてプレイしているユーザーもいるんじゃないかしら。

そんな中で最新作のプロデューサーがTwitterにてつぶやいたのは近年の同シリーズを新規で遊ぶユーザーが一桁台だと言う事、ゲーム機向けのソフトとして新作が発売されたのは2016年のテイルズ オブ ベルセリアがラストになっていて2019年に発売されたテイルズオブヴェスペリアリマスターはタイトル通り過去作のリマスター。

現在のプロデューサーが担当しているのはヴェスペリアのリマスター版からだけど発言からしてデータとして上げているのはベルセリアやその前年に発売されたゼスティリアになるけれどその辺りでは既にコレまでシリーズを遊んでなくて新規に遊ぶプレイヤーが1割以下だったと言う事なのかな。

長年続いているシリーズ作品でファンが少しずつ離れていくってのは当たり前の事で、その代わりにあとからそのシリーズを知ってファンになる人が出てくる事でファンの循環が進んでいくんだけど、テイルズオブシリーズでそれが出来てないってのは相当深刻な自体かな、新作が長らく発売されてなかったのはまさにそれが原因だろうし。

ただ、そうしてしまったのは自業自得な部分もあって、新規の作品を出したと思ったら別のハードで追加要素を加えて速いペースで出す「完全版商法」と揶揄される事を始めたのも同シリーズが初めで、スマホ向けゲームとかも過去のシリーズのファンに向けた作品と言う趣で新規向けじゃないのもあったわけで。

そうした中で新しいプロデューサーが目指しているのはマルチプラットフォーム化かなぁ、前述のベルセリアまではシリーズとしてのメインハードをプレイステーションに絞っていたんだけどヴェルペリアのリマスター版ではSwitchやXboxも含めたマルチプラットフォームで展開してて、更に来月発売予定の新作ではPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sに加えてSteamでも同時リリースを予定していると。

日本での新規ユーザーを増やす場合はSwitchでのリリースが欠かせないし前述のヴェルペリアリマスターでもSwitch版が一番売れていたんだけどどうしてもグラフィック性能の差が出てしまうから無理にリリースせずに少しでも海外プレイヤーを増やす為にSteamでの同時リリースを目指した感じかな。

ゲームの開発費向上を考えると日本だけでは収益を確保する事が出来ないし、これまでのシリーズの最大の販売本数である100万本ではペイできない可能性も大きいからこそ新規ユーザーの確保ってのはシリーズを続けるために必要なんだろうなぁ。

とは言え同シリーズに対するゲームファンからの不信感ってのも根強いわけで、前述の他機種で完全版商法もそうだけどゲーム内容自体もマンネリが強くてゼスティリア・ベルセリアでシリーズのファンからも大きな批判を受けたりしたからそれを払拭するのは本当に大変だよと。

ちなみに他の長期シリーズはどの様にしているかって見てみると、例えばドラクエやポケモンは所謂メインシリーズとは別に若い層を狙った派生タイトルを積極的に展開して若いユーザーの発掘を行っているし、ファイナルファンタジーは海外ユーザーを増やす戦略が主軸、女神転生・ペルソナは既存ユーザーの満足度を高めて逃さない様にしているからちょっと違うかな。

テイルズオブシリーズが目指しているのはファイナルファンタジーの方向に見えるけど……?

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Epic GamesはPlayStationのゲームをPCで発売するために約220億円を提示していた

まだまだ続いていてその度に新しい情報が出てくるAppleとEpic Gamesの裁判の中からまた新しい情報が。

Epic Gamesが同社のEpic Gamesストアにて発売するゲームを増やすために多くのメーカーにアピールを仕掛けているんだけど、その中にはゲーム機を販売するメーカーであるSIEや任天堂も当然の様に含まれていたみたいで。

特にSIEに対してはプレイステーションで出されている同社のタイトルのPC版をリリースしてもらう為に相当大きな金額を用意していたみたい。

実際にSIEからプレイステーションで発売されていたタイトルがPCでも発売された時はEpic GamesストアだけじゃなくてSteamでも販売されていたのでそこまでの金額が動いたかはわからないけれど、Epic GamesとSIEからUnreal Engineをめぐり出資が行われたりしたのでその影響は少なからずあったのかも。

その一方で任天堂はやはり困難だと言う事がわかっているし、マイクロソフトはそもそもWindowsのメーカーで自身もPC向けのXbox Game Passを出しているから提携はしたいけれど競合相手でもあると言う難しい関係性だったんだろうと。

ただそれだけ札束を出してでもこれらのメーカーのタイトルのPC版をEpic Gamesストア独占でリリースできればインパクトは間違いなく大きかったんだろうなぁ、もちろん上手く行ってないのは現状を見ればよくわかるんだけどね。

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Nintendo Switchの100円セールは『グーニャファイター』に何をもたらしたのか? 販売元MUTANが語る、知ってもらうことの難しさ

グーニャファイターとは2019年にリリースされたダウンロード配信限定の対戦ゲーム。

タイトル通りグニャグニャしたキャラクターを操作してマインクラフト的なボクセルスタイルのグラフィックのエリアを駆け回って対決するゲームで、大雑把な言い方をするとマインクラフト的な見た目のキャラクターがヒューマンフォールフラット的な動きをしてスマッシュブラザーズ的な対決を行うと言う人気ゲームの美味しいところをつまみ食いするみたいなタイトル。

ただこのタイトルが話題となった大きな理由は発売からそれほど経過してない時期に100円セールを実施した事かな、当時の定価が2750円だった事を考えるとそれは大きな話題になったわけで当時はSwitchのダウンロードランキングの1位にもなったりしたからそこでの売上も大きかったのは想像に難くない。

完全新規タイトルだけに名前を知ってもらうのはSNSでの認知度の拡大と販売サイトであるニンテンドーeショップなどでの露出になるんだけど、そこのセール中作品のページ一覧でひときわ目立つ価格と割引率で表示されれば嫌でも目に入るのはあるんだろうなぁ。

じゃあどうして100円セールなんて事をやったのかと言うと、リリース前の予約段階で半額セールをしていたけれど任天堂のニンテンドーeショップ担当スタッフとの連携ミスで発売後しばらくのセールを設定出来てなくてそこで一気に売上が落ちたのが原因だとか。

そうした状況で改めてセールを実施する時にインパクトを考えた結果として100円だったみたいで、もちろん赤字ではあるんだけど結果的にタイトルが知られるようになりアーケード版やPS5版のリリースにつながった事を考えるとやってよかった戦略とも言えるかも。

とは言えこうした自らの血を流す戦略が正しいとは言えないのも事実、ダウンロード配信ゲームは年々数を増やしておりそうした膨大なゲームの中から知名度の低いタイトルが目立つためには思い切った戦略が必要なんだろうなぁ。

こうした事をせずに新規のタイトルで評判が良ければ売上が伸びるって状況が作れるのが一番だろうけどなぁ。

ちなみにグーニャファイターは現在は定価を1500円に下げて販売中で100円セールは実施せずにセールをやっても2割3割程度に抑えている模様、100円セールで上がった知名度を元にコラボも増やしておりそこで追加されたコンテンツを有料DLCとして販売する事で収益を伸ばしていく施策を狙っているんだろうなぁ。

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TBS:深夜に帯ドラマ枠を新設 秋元康×徳尾浩司がタッグ 主演は新人女優

深夜時間とは言え民放テレビが平日帯でドラマをやるのって珍しいなぁ。

NHKの朝の連続テレビ小説とかだと時間帯とかも合わせて視聴習慣として見てる人も多いんだろうけど深夜だとどうなるんだろ、夜の遅い時間に帰ってきて寝る時間も遅めの人が見る感じかしら。

もう一つ面白いのは毎週金曜日にその週の放送分をまとめてYouTubeで配信する事かな、テレビは見ないけどネットでYouTubeを見るって人は若い世代を中心に増え続けているのもあるからそうした世代にアピールする感じかなぁ。

秋元康が絡む新人女優のアピールする場所としてのドラマなんだけど、それを利用して深夜の帯時間帯とYouTubeでの本編配信と言う2つの実験も行ってるのがアイデアになるんじゃないかしら。

いや、自分は基本的にドラマ見ないんですけどね。