2021年5月23日のハレバレ | ゲームを積む男

2021年5月23日のハレバレ

うん、今日は良い天気。

出来ればこうした日が続くと良いけど梅雨入りしてるんだよなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
リリースから20年、初代Xboxのイースターエッグのひとつが解き明かされる

初代Xboxは発売から今年で20年(日本では2002年発売だけど)。

すでにハードウェアは生産終了してるしゲーム機としての役割も後継機であるXbox 360、更に後継機のXbox One、そして現行機であるXbox Series X|Sへと受け継がれており初代Xboxの役割自体は終了しているんだけど今になってその初代Xboxに隠されていたイースターエッグ……所謂隠し要素が明かされたみたいで。

明かしたのは初代Xboxのダッシュボード、所謂本体に搭載されている基本ソフトの開発を行った開発者の一人、今まで誰からも発見されてなかったし開発者自身しか知らなかった事だけにこのまま放置したら忘れ去られてしまうから20周年のタイミングで明かしたみたい。

初代Xboxはゲーム機として初めてハードディスクを搭載したハードでありそれを利用して音楽CDを取り込む機能が搭載されていたんだよね、取り込んだCDは今みたいにインターネット経由で曲名を検索する機能なんて無いから自分で曲名を付ける必要があるんだけど、イースターエッグはそうした曲名を付ける部分を利用して盛り込まれたみたい。

音楽CDを取り込む際に特定の名称をつけて保存する事でダッシュボードの中にあるクレジット表記の中に開発者の名前が出るみたいで、そこまで派手な内容じゃない地味な隠し要素って感じかな。

初代Xboxのダッシュボードの音楽取り込みにて特定の名称を付ける隠し要素はすでに発見されているみたいで、こちらは名称をつけたらクレジットロールが再生されるからちょっと派手な要素でもあってそちらがすでに判明していたからこそ今回のイースターエッグが見つからなかったのもあるのかもなぁ。

そんな初代Xboxのイースターエッグは更にもう一つあるみたいで、そちらの出し方はまだ公表されてないけれど今回の公表を踏まえて探そうとする人が出てくるかもなぁ。

もしも見つからなかったら初代Xboxが30周年になったあたりのタイミングで発表してくれるのかしら。

ーーーーーーーーーーーーー
レトロンバーガー Order 62:MZ-1500やMSXで発売された「ソフィア」がリニューアルしてSwitchに登場したのでベーマガなどをひっくり返す編

2週間ほど前にSwitchのダウンロードソフトで発売した「Sofia」と言うゲームの話。



同作はドット絵で作られた横スクロールのアクションゲーム、赤毛の女の子ソフィアを操作してステージを進んでいってワープできるクリスタルを集めながらソフィアの大好きなご当地キャラを救い出すのが目的のゲーム。

グラフィックは今の時代のドット絵と言う事で色数も豊富できれいになっているしキャラクターのアニメーションも多いし謎のご当地キャラ要素が入っていたりするけど、同作のオリジナルとなったのは1987年から1988年にかけてPC向けに発売された同名タイトルが原作。

電波新聞社と言う会社がリリースしたオリジナルタイトルのゲームで、同社が当時刊行していたマイコンBASICマガジンでプログラムに関する漫画を連載していた漫画家のくりひろし氏がキャラクターデザインをオリジナル版も今回の新作もキャラクターデザインを担当しているからそこでちょっと懐かしいって感想を抱く人もいるんじゃないかしら。

電波新聞社はWindows以前のパソコンゲーム市場で存在感の大きかった会社でマイコンBASICマガジンの刊行の他にもアーケードゲームのPC移植を数多く行っていた事もあったんだよね、そうしたゲームの情報媒体としての側面もあったし、一つのゲームに特化して特集した「○○の全て」シリーズなんかは今でもゲームの攻略本を手掛けるスタジオベントスタッフの礎になったんじゃないかと。

マイコンBASICマガジン自体はインターネットの普及でプログラミング雑誌の需要自体が減ってしまった事で一度終了してしまったんだけど現在は不定期刊行みたいな形で発売される事があるかな。

Switch版のSofiaはオリジナル版とは大きくパワーアップした作品ではあるけどオリジナル版の発売された背景を感じながらプレイするのもまた面白いかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
Netflixがゲーム開発のために人材を募集しているとの報道

Netflixと言えばビデオストリーミング市場のトッププレイヤーと言える存在で、海外では圧倒的なシェアを確保しつつ日本でも着実にユーザーを増やしている企業。

映画やテレビ放送された番組の配信も行っているけどNetflix自体が出資して制作されたオリジナル作品の多さも魅力なんだけど、そうした映像制作とは違うゲーム事業に参入するための人材を募集していると言う話もあるんだとか。

Netflixとゲームの関連と言えば最近ではウィッチャーシリーズの映像化があって、それは作品として高評価を得た上でゲームのウィッチャーシリーズ自体も再び遊ぶプレイヤーが増えた効果もあったりしたり。

とは言えあくまでもそれは他社が権利を所有している作品の映像化であってNetflixそのものが全ての権利を持っているわけじゃないわけで、考えられるのはメディアミックス全般でNetflixがコントロールできるコンテンツを生み出したいってのがあるのかもなぁ。

メディアミックの魅力って入り口が広く存在する事で、例えばアニメやドラマからそのコンテンツに入ってゲームや小説などに興味を持つパターンもあれば逆にゲームから興味を持ってドラマやアニメに漫画などに興味を広げていくパターンもあると。

映像展開だけ、ゲーム展開だけ、小説や漫画だけ、って展開だとどうしても限界があるからそれらを統合的に展開して幅広くコンテンツの知名度を上げていくのがメディアミックスな訳で。

Netflixがゲーム事業への参入を狙っているのは自社でメディアミックスを回してコンテンツ力を強化するのが目的じゃないかしら。

Netflixくらいの実績があればクラウドゲームとかも可能性はありえるけど、流石にこちらはリスクが大きいしねぇ。

ーーーーーーーーーーーーー
Switch「ピクロスS メガドライブ&マークIII エディション(仮)」は“只今開発中”。シュピターがSwitch新色発売に合わせてあらためてツイート

そう言えばピクロスSのメガドライブとマークIIIをモチーフにしたバージョンの開発が表明されていたなぁ。

昨年6月に告知されたけれどその後の音沙汰が無くて、本編のピクロスSの新作が先に出ちゃってたから忘れ去られていたかと思ったけど一応進んでいたのね。

ピクロスSの本編とは違う派生バリエーションはSwitchでは過去にもけものフレンズとかオーバーロードみたいな作品で出た事もあるんだけどそれらとは一味違うセガバージョンは地味に楽しみではあるかな。