2021年4月15日のアレコレ | ゲームを積む男

2021年4月15日のアレコレ

えー、もう4月も半ばなの?

ーーーーーーーーーーーーー
【ACADEMY】海外でのゲームパブリッシングの秘訣:現地の人よりも現地人らしく

中国のメーカーが中国で開発されたゲームを日本のモバイル市場に持ち込んで一定の成功を納めた経緯の話。

事例として上げられているのは2つのタイトルで、一つは中国で人気のあるコンテンツを原作としたMMORPGでもう一つは日本産の往年の人気コンテンツを原作とした作品。

MMORPGの方はそもそも日本でモバイル向けのMMORPGってのが少なかったのも効果的だったかな、どうしてもモバイル市場だとガチャをメインとしたキャラクターを集めるゲームってのがメインになっていて1プレイは短時間で済むスタイルが多いんだよね。

プレイヤー同士のマルチプレイも基本的に短時間で終わるのが多くて、PCでよくある大規模なガッツリとしたMMORPGってのは日本のモバイル向けではほとんど無かったんだよね、韓国のネクソンとスクエニが計画していたFF11のモバイル向けリメイクも頓挫したし。

どうしてもガチャでの収益が(当たれば)大きすぎるからそれ以外のスタイルが日本では出てこないってのもあって、そうした中でMMORPGを出せたってのが大きいんだろうなぁ。

一方の日本産コンテンツを原作とした作品……その原作は日本で1980年代から90年代にかけて大ヒットした聖闘士星矢なんだけど、こちらも日本では過去にスマホ向けゲームとか出た事はあったけどスマホゲーム飽和時代ですぐに終了してしまった経験があって中々作品が出なかったってのがあるのかもなぁ。

中国のゲーム市場はPCメインからモバイルメインへと大きく移行している中でそうしたゲームを日本でも展開するって事は増えていくのはあるのかも。

ただ、日本で求められる作りと中国での中身は当然違うわけで、その辺りを上手くローカライズ出来るゲームが受け入れられて生き残っていくんじゃないかしら。

ーーーーーーーーーーーーー
和風ローグヴァニアアクション『GetsuFumaDen: Undying Moon』発表。『月風魔伝』の1000年後を描くシリーズ新作

月風魔伝は1987年にファミコン向けに発売された横スクロールアクションゲーム。

和風の世界観を持った作品で当時のファミコンタイトルではあまりなかった世界観と当時のコナミの技術力を駆使した巨大な敵キャラが動くゲームとかは強く印象に残っている人も多い作品。

ただ作品としてはその1本だけしか出て無くて登場キャラクターはコナミの他の作品にゲスト出演したり小ネタで扱われる事もあっただけで続編は無かったんだよね、日本でのみの発売で海外では出なかったのも続編が出ない理由の一つだったのかも。

そんな月風魔伝が1作目の発売から34年の時を経てまさかの続編が登場。



横スクロール2Dアクションは継続しつつもグラフィックは手書き風の物に変化してゲームジャンルも「ローグヴァニア2Dアクションゲーム」と銘打たれて大きく変化、スピード感のある戦闘や繰り返しプレイを前提としたハックアンドスラッシュとか今風の作りになっている感じかな。

本作の発表は日本時間の深夜に配信された海外任天堂のSwitch向けインディーゲームの紹介番組にて初公開された物で、Switchでは2022年に発売予定。

合わせてSteamでも配信予定でこちらは今年の5月に先行アクセスの形で配信されるみたい、Switch版では先行アクセスでの改良を踏まえた形の正式版と合わせて発売って感じかな。

先行アクセスではPCで遊べるファミコン版月風魔伝やサントラやアートブックも付属するみたいで生まれ変わった月風魔伝を楽しんでみるのも良いかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
「Oculus Quest 2」にてワイヤレスでPC用VRタイトルが利用可能に。120Hz対応も含むv28ソフトウェアアップデートが近日中に提供開始へ

Oculus Quest・Oculus Quest 2ではUSBケーブルを使ってPCに接続する事でPC向けのVRゲームを遊ぶことが出来る機能が実装されているんだけど、今後のアップデートにてそれがワイヤレスでも実行出来るみたい。

無線LANルーターがあまり遠くない位置にある事やある程度の高速さが必要ではあるけどケーブルに縛られずに使えるのはメリットが大きい部分。

Oculus Quest向けには以前から外部のアプリケーションを使うことでPCと接続する方法があったんだけどそうしたアプリを使わずに出来るってのもメリットの一つかな。

そのアプリは途中でOculus側の要請によりPC向けVRゲームを遊ぶ機能が停止されていたんだけど少し前に復活してて、おそらく標準でその機能が搭載される事になったから復活を許可したって事かもなぁ。

Oculus Questでの標準機能で遊ぶ場合にSteam VRとかが使えるかは不明、とは言えケーブルで使ったときは使えたのでおそらく使えるようになるかな。

ーーーーーーーーーーーーー
Steam版「NieR: Automata」に向けた“品質向上のためのパッチ”が開発中。詳細は後日アナウンス予定

ニーア:オートマタはPS4とSteam、それにXbox Oneで発売されておりそのうちSteam版では一部のパフォーマンス部分で不満が上がっていたんだよね。

最近になってPC版がXbox Game Passにて配信された事をきっかけにマイクロソフトストアにて新バージョンが配信されたんだけどそこではSteam版で上がっていた不満点が解消された内容になっていたと。

それに対してSteam版ユーザーが不満に思っていわゆる「レビュー爆撃」を行ったのがあって、それに対してスクエニ側がアップデートの予定があると表明したみたい。

おそらくはSteam版でもマイクロソフトストア側で実装されているグラフィックオプションを搭載する形だろうけど、少なくとも不満点が解消されるなら良いかな。

本当はこうしたレビュー爆撃が起こる前に対応できるのが理想なんだろうけどねぇ。