2021年4月4日のイースター
イースターって毎年日付が変わるからあんまり実感が湧きづらいよね。
最近ではゲームとかでモチーフにされる事が多いからなんとなくわかってきたけど。
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夢の世界を悪夢のようなゲームデザインが破壊する問題作 それでも遊んだ時間は無駄じゃない「バランワンダーワールド」レビュー
先週発売されたバランワンダーワールド、スクエニから発売された3Dアクションゲームで開発者としてかつてセガでソニックシリーズなどを手掛けてきた中裕司氏と大島直人氏が久しぶりにタッグを組んで開発したゲームと言う事で注目を集めた一方で1月に配信された体験版の内容を巡って大きな賛否もあった作品。
体験版から約2ヶ月半を経過して発売された製品版に関しては残念ながら体験版で感じた悪い部分がほとんど解消されない状態で発売されてしまったみたい。
日頃の生活の中で躓いた少年少女が迷い込んだ不思議な劇場から始まる同作は様々な挫折を経て悪夢のようになってしまった世界を立て直していくミュージカル仕立てのステージとなっておりそれらをすすめる事で物語も進んでいくのが基本的なプロット、この辺りはかつて中氏・大島氏のコンビで作られたセガサターン版ナイツを思い出す部分。
ゲームはオーソドックスな3Dアクションゲームでプレイヤーが最初に出来るのはジャンプだけなんだけどステージの中で衣装を手に入れる事でその衣装に秘められた特殊なアクションが使えるようになってそれを駆使してステージを進んでいくのが本作の特徴。
そうした部分を眺めれば普通に楽しめそうなゲームな感じもするんだけど、残念ながらそのまとめ上げがあんまり宜しくないってのが本作の不幸な部分でもあるんだよなぁ。
ゲームの操作で複雑なボタン操作を必要とさせずにできるだけ少ないボタン数で遊ばせたいってのは中氏が過去に手掛けた作品……ソニックやナイツでも共通していた要素ではあるんだけど、そのセンスが90年代のまま止まってしまっていたってのが偽らざる感想なんだよなぁ。
バランワンダーワールドではプレイヤーの操作はアナログスティックによる移動とボタンによるアクション、それにL/Rボタンでの衣装切り替えと視点操作になっているんだけどそれでゲームを成立させるのって今の時代では厳しいんだよなぁ。
80種類以上の衣装によってそれぞれのアクションが出来ると言われても「1つの衣装で1つのアクションだけ」って制限になってしまっていて、その切替もスムーズじゃないし最大で3種類しかストックできない制限によって遊びの自由度が縛られてしまっている感じで。
ただ、ゲームそのものは決して駄作とは言い切れない作りだから遊んで楽しめる余地があるってのが余計に辛く感じる部分なんだよなぁ、BGMや世界観は優れているし唐突に始まるミュージカルも意味不明ながら見栄えは良いし。
前述のソニックやナイツでも例えば3Dゲームのナイツでは基本的なゲームシーンを2Dにする事でアナログスティックとワンボタンでのゲームを成立させていたし、ソニックが3Dになった時はアクションボタンを2つにした事でスピード感のあるゲーム性を維持しつつ3D化させていたんだけどそうした考えのアップデートをせずに作ってしまった感じかもなぁ。
バランワンダーワールドのこうした問題点は体験版を遊んだ段階で見えてしまった事、一応発売初日のアップデートでカメラワークやゲームテンポの改善は行われているけど根本的な部分が改善されてないってのが更に辛い部分があったわけで。
本作の売上はよろしくなさそうでゲームソフト販売ランキングでも観測されない状況ではあるんだけど本当に、本当に勿体ないゲームという印象が強いんだよなぁ。
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「みんなのGOLF」シリーズのクラップハンズによるゴルフゲーム「CLAP HANZ GOLF」がApple Arcadeでリリース!
クラップハンズと言えば元々キャメロットというゲーム会社にてみんなのGOLFを開発したスタッフが独立して立ち上げた会社で、コレまで作ってきたゲームはすべてみんなのGOLFシリーズとなっていたんだよね、みんなのテニスとかみんなのスッキリとかもあったけど。
そもそもがみんなのGOLFシリーズを継続する為にソニーがスタッフを独立させた経緯もあるからこれまでずっとみんなのGOLFシリーズに絞って開発を行っていたけれど会社として初めてみんなのGOLF以外のゲームを手掛ける事になったみたい。
とは言え作ったのはやはりゴルフゲーム。
Appleの定額制ゲーム配信サービスであるApple Arcade向けに提供するゲームでタッチパネルのフリックで操作が出来るのが最大の特徴かな。
Apple Arcadeでは最近になってクラップハンズに限らずミストウォーカーやプラチナゲームズなど国内の著名な開発会社による作品のリリースが続いているけどシステムの立ち上げ後からオファーしていた作品が今になって登場してきた感じでもあるのかな。
特に日本でスマホゲームと言えば基本無料のガチャ課金のスタイルがメジャーになっているから定額制サービスもそこまで広がってないんだけど、定額料金だけでそれ以上の課金をせずに遊べるこうしたゲームは基本無料とは違った楽しさがあるからもうちょっと広がっても良い気がするけどなぁ。
クラップハンズ側がApple Arcadeを選んだのはやはりSIEの日本国内開発体制の見直しが大きいんだろうなぁ、みんなのGOLFシリーズも継続して続けられるか未知数だし任天堂ハードだとそもそもキャメロットがマリオゴルフを出してるしねぇ。
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“ゲームをイージーモードで遊ぶことへのマウント”に対し、ストリーマーがキレる。ビデオゲームの遊び方に正解はない
ゲームプレイの動画配信者がイージーモードで遊んでいたらコメントでその事を揶揄されて怒ったという話。
まぁ確かにゲームに難易度設定があるならどんな難易度で遊ぼうとプレイヤーの自由だしゲームの腕に自身がないなかで高難易度で遊ぶのもただ辛いだけってのも分かる。
ゲームの実況配信って視聴者側がコメントを入れて配信者側がそれを見ながらプレイするってスタイルが一般的なんだけど、視聴者側は「コメントを入れる事」をゲームとして楽しんでいるのがあるのかもなぁ、コメントを入れて配信者がそれに合わせてプレイする事をゲームとして疑似体験しているのかも。
ただ、ゲームの楽しさってのは自分が遊ぶことが最大の楽しみなんだから配信者はあんまりコメントに追従せずに自分で楽しんで視聴者にもそのゲームに興味をもたせる形にしてほしいのはある。
今ゲームメーカーが実況配信を許容してるのってそれがタイトルに興味を持ってもらうきっかけになると感じているだろうしね。
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マイクロソフトがXbox Series X型冷蔵庫を一般向けに商品化!ベスト・オブ・ツイート受賞を受けて
Xbox Series Xと同じサイズのミニ冷蔵庫とか出るならちょっと欲しいかもなぁ。
流石にツイートにあったフルサイズの冷蔵庫はキツイっす。
最近ではゲームとかでモチーフにされる事が多いからなんとなくわかってきたけど。
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夢の世界を悪夢のようなゲームデザインが破壊する問題作 それでも遊んだ時間は無駄じゃない「バランワンダーワールド」レビュー
先週発売されたバランワンダーワールド、スクエニから発売された3Dアクションゲームで開発者としてかつてセガでソニックシリーズなどを手掛けてきた中裕司氏と大島直人氏が久しぶりにタッグを組んで開発したゲームと言う事で注目を集めた一方で1月に配信された体験版の内容を巡って大きな賛否もあった作品。
体験版から約2ヶ月半を経過して発売された製品版に関しては残念ながら体験版で感じた悪い部分がほとんど解消されない状態で発売されてしまったみたい。
日頃の生活の中で躓いた少年少女が迷い込んだ不思議な劇場から始まる同作は様々な挫折を経て悪夢のようになってしまった世界を立て直していくミュージカル仕立てのステージとなっておりそれらをすすめる事で物語も進んでいくのが基本的なプロット、この辺りはかつて中氏・大島氏のコンビで作られたセガサターン版ナイツを思い出す部分。
ゲームはオーソドックスな3Dアクションゲームでプレイヤーが最初に出来るのはジャンプだけなんだけどステージの中で衣装を手に入れる事でその衣装に秘められた特殊なアクションが使えるようになってそれを駆使してステージを進んでいくのが本作の特徴。
そうした部分を眺めれば普通に楽しめそうなゲームな感じもするんだけど、残念ながらそのまとめ上げがあんまり宜しくないってのが本作の不幸な部分でもあるんだよなぁ。
ゲームの操作で複雑なボタン操作を必要とさせずにできるだけ少ないボタン数で遊ばせたいってのは中氏が過去に手掛けた作品……ソニックやナイツでも共通していた要素ではあるんだけど、そのセンスが90年代のまま止まってしまっていたってのが偽らざる感想なんだよなぁ。
バランワンダーワールドではプレイヤーの操作はアナログスティックによる移動とボタンによるアクション、それにL/Rボタンでの衣装切り替えと視点操作になっているんだけどそれでゲームを成立させるのって今の時代では厳しいんだよなぁ。
80種類以上の衣装によってそれぞれのアクションが出来ると言われても「1つの衣装で1つのアクションだけ」って制限になってしまっていて、その切替もスムーズじゃないし最大で3種類しかストックできない制限によって遊びの自由度が縛られてしまっている感じで。
ただ、ゲームそのものは決して駄作とは言い切れない作りだから遊んで楽しめる余地があるってのが余計に辛く感じる部分なんだよなぁ、BGMや世界観は優れているし唐突に始まるミュージカルも意味不明ながら見栄えは良いし。
前述のソニックやナイツでも例えば3Dゲームのナイツでは基本的なゲームシーンを2Dにする事でアナログスティックとワンボタンでのゲームを成立させていたし、ソニックが3Dになった時はアクションボタンを2つにした事でスピード感のあるゲーム性を維持しつつ3D化させていたんだけどそうした考えのアップデートをせずに作ってしまった感じかもなぁ。
バランワンダーワールドのこうした問題点は体験版を遊んだ段階で見えてしまった事、一応発売初日のアップデートでカメラワークやゲームテンポの改善は行われているけど根本的な部分が改善されてないってのが更に辛い部分があったわけで。
本作の売上はよろしくなさそうでゲームソフト販売ランキングでも観測されない状況ではあるんだけど本当に、本当に勿体ないゲームという印象が強いんだよなぁ。
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「みんなのGOLF」シリーズのクラップハンズによるゴルフゲーム「CLAP HANZ GOLF」がApple Arcadeでリリース!
クラップハンズと言えば元々キャメロットというゲーム会社にてみんなのGOLFを開発したスタッフが独立して立ち上げた会社で、コレまで作ってきたゲームはすべてみんなのGOLFシリーズとなっていたんだよね、みんなのテニスとかみんなのスッキリとかもあったけど。
そもそもがみんなのGOLFシリーズを継続する為にソニーがスタッフを独立させた経緯もあるからこれまでずっとみんなのGOLFシリーズに絞って開発を行っていたけれど会社として初めてみんなのGOLF以外のゲームを手掛ける事になったみたい。
とは言え作ったのはやはりゴルフゲーム。
Appleの定額制ゲーム配信サービスであるApple Arcade向けに提供するゲームでタッチパネルのフリックで操作が出来るのが最大の特徴かな。
Apple Arcadeでは最近になってクラップハンズに限らずミストウォーカーやプラチナゲームズなど国内の著名な開発会社による作品のリリースが続いているけどシステムの立ち上げ後からオファーしていた作品が今になって登場してきた感じでもあるのかな。
特に日本でスマホゲームと言えば基本無料のガチャ課金のスタイルがメジャーになっているから定額制サービスもそこまで広がってないんだけど、定額料金だけでそれ以上の課金をせずに遊べるこうしたゲームは基本無料とは違った楽しさがあるからもうちょっと広がっても良い気がするけどなぁ。
クラップハンズ側がApple Arcadeを選んだのはやはりSIEの日本国内開発体制の見直しが大きいんだろうなぁ、みんなのGOLFシリーズも継続して続けられるか未知数だし任天堂ハードだとそもそもキャメロットがマリオゴルフを出してるしねぇ。
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“ゲームをイージーモードで遊ぶことへのマウント”に対し、ストリーマーがキレる。ビデオゲームの遊び方に正解はない
ゲームプレイの動画配信者がイージーモードで遊んでいたらコメントでその事を揶揄されて怒ったという話。
まぁ確かにゲームに難易度設定があるならどんな難易度で遊ぼうとプレイヤーの自由だしゲームの腕に自身がないなかで高難易度で遊ぶのもただ辛いだけってのも分かる。
ゲームの実況配信って視聴者側がコメントを入れて配信者側がそれを見ながらプレイするってスタイルが一般的なんだけど、視聴者側は「コメントを入れる事」をゲームとして楽しんでいるのがあるのかもなぁ、コメントを入れて配信者がそれに合わせてプレイする事をゲームとして疑似体験しているのかも。
ただ、ゲームの楽しさってのは自分が遊ぶことが最大の楽しみなんだから配信者はあんまりコメントに追従せずに自分で楽しんで視聴者にもそのゲームに興味をもたせる形にしてほしいのはある。
今ゲームメーカーが実況配信を許容してるのってそれがタイトルに興味を持ってもらうきっかけになると感じているだろうしね。
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マイクロソフトがXbox Series X型冷蔵庫を一般向けに商品化!ベスト・オブ・ツイート受賞を受けて
Xbox Series Xと同じサイズのミニ冷蔵庫とか出るならちょっと欲しいかもなぁ。
流石にツイートにあったフルサイズの冷蔵庫はキツイっす。