2021年3月15日のアレコレ | ゲームを積む男

2021年3月15日のアレコレ

うーん、今日もまた眠い。

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ゲーセンミカド、時短要請「再々延長には応じぬ」宣言をファン後押し。飲食より悲惨なゲームセンター業界、協力金なく閉店相次ぐ

東京にいくつかの店舗を構えて90年代アーケード全盛期のビデオゲームを数多く設置しファンからの支持も高いのがゲーセンミカド。

そんなミカドもコロナ禍における緊急事態宣言を受け入れていて現在は夜20時までの営業までとしているんだけど現在の緊急事態宣言が再々延長されたとしてもコレ以上の時短営業を実施せずに通常営業を再開すると宣言してちょっとした話題になっているみたい。

時短営業に関しては都からの要請に基づく事で基本的にそれに従うべき事は余計な敵を作らない意味でも正しいことではあるんだけど、現時点でゲームセンターの置かれている状況を考えるとこれ以上ダラダラ延長されても理は無いしダメージしか受けない状況を考えるとこれ以上応じる事が出来ないってのはすごく良くわかるんだよな。

最大の問題なのはゲームセンターが時短要請に応じたとしても協力金などの見返りがまったくないこと、ゲームセンターとかは夜遅くまで営業する事でそうした時間にやってくる客に対しても商売をしてそれが収益になるんだけど時短営業でそれが一切無くなっているわけで。

昨年の最初の緊急事態宣言後に営業再開した時にテレビでも話題になっていたけれどミカドを始めゲームセンターの店舗は筐体の間に間仕切りを設置したりとか定期的な消毒を実施したりして感染対策をしっかり実施しているわけで。

そうした感染対策もそれなりのコストが掛かるのにそこに時短営業まで実施する事で収益が大きく落ち込むゲームセンターは数多いんだよね。

ミカドは根強いファンがいることでクラウドファンディングなどを利用して支援を依頼して何とかやっているんだけどそうじゃないゲームセンターは特に閉店の話題が多く。

有名な所ではバーチャファイター全盛期に聖地として話題になった「GAME SPOT21新宿西口」が1月で閉店してしまったりとかはテレビでも話題になったなぁ。

ゲームセンターが厳しいのは関東に限った話じゃなくて、例えば豊橋みたいな地方都市でも規模の大きめなゲームセンターが今月末での閉店が決まっていたりするからね。

じゃあゲームセンターも協力金があれば生き残れるのか、って言うとそれはまた違った話でコロナ禍だけじゃなく消費税増税に伴い1コイン100円での利益が下がったりとか複合的な理由もあったりそもそもの客離れがあったりと複合的な理由でダメージを受けていたのが今回の一軒で一気に倒壊していった部分があるからなぁ。

今後も生き残る事を考えると勿論コロナ禍でやっていくための施策に限らず離れてしまった客を呼び戻すための施策も必要になってくるんだろうなぁ、それがどんな方法かはわからないけれど現状ではミカドみたいな古いゲームを取り扱う所しか生き残れる目処が無いのは事実。

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『メタルマックス』30周年直前生放送をリポート。『メタルサーガ』完全新作などの新展開に関する発表も!

メタルマックスシリーズも気がつけば30周年なんだね。

ファミコンで1作目が発売されたRPGのシリーズでマッドマックス的な世紀末の世界観と戦車をカスタマイズしてモンスターと戦う内容が他と違った魅力を出しているのがあって、スーパーファミコンで2作目と1作目のリメイクも発売されたんだよね。

発売元だったデータイーストが倒産した事によって本作の権利が宙に浮いた状態になった事があって商標を謎のメーカーが勝手に取得した事とかもあって、それを改めてKADOKAWAが取得した事によって改めてシリーズが展開される事になったんだよなぁ。

ただ、現在のシリーズは色々な意味で曲がり角に来ているのはあって、シリーズ一新を目指してPS4とPS Vitaで発売したメタルマックスゼノは評価が乏しくなくて、その再生を目指して早い段階でのリメイクを行ってPS4とSwitchでリリースしたメタルマックスゼノリボーンも正直に言って評価が良くなかったわけで。

そうした状況下ではあるけど30周年と言う事で色々な施策を打って出るみたい。

注目なのは3つの新規タイトルで、既に発表済みだったメタルマックスゼノリボーン2がサブタイトルを「ワイルドウエスト」に改められた他にスピンオフのハックアンドスラッシュゲームとかメタルサーガの新作など。

メタルサーガとはメタルマックスの商標が宙に浮いていた時代に開発スタッフがサクセスと共同で始めたシリーズで数作リリースされていたもの、メタルマックスの商標復活に伴ってシリーズの開発者はサーガには深く関わらなくなったけれど少し前までスマホ向けのゲームがサービス行われていたりとかまだコンテンツは死んで無かったんだよなぁ。

色々と新しい展開を始めるのは良いんだけどゲームとしての満足度を高める事に注力して欲しい部分があるかな、特に本丸と言えるワイルドウエストに関してはコレ以上の失敗は出来ないと言う意気込みで向かって欲しいのはある。

本当は旧作のリメイクを行ってシリーズの良い部分に向き合った方が良いのもあるんだけどね…

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『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』などベセスダの5タイトルがXbox Series XでFPSブーストに対応

マイクロソフトがベセスダをグループごと買収した事によって同グループのタイトルが一気にXbox Game Passに導入されたんだけど、更にいくつかのタイトルはXbox Series X/Sでプレイする事でフレームレートの向上などのメリットが出てくるみたい。

FPSブーストは対応したXbox One向けタイトルをXbox Series X/Sで遊ぶ事でフレームレートが向上する機能で、対応するにはメーカー側の許諾が必要にはなるんだけどXbox Series X/Sのスペックを活かした機能でもあるかな。

ベセスダのグループ入りを踏まえて権利的な問題はほぼなくなったわけで、これからはXboxで遊ぶことのメリットを更に追求していくフェーズに入ったといえるのかも。

個人的にFPSブーストはもっと色々なタイトルで実装して欲しいからこうしてタイトルがガンガン増えていって実績が増えていくのは良いことだなぁ。

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「マツコ会議」でe-Sportsキャスター・平岩康佑氏が明かした“ゲーム実況の裏側”―「実況するゲームは100時間プレイ」「収入は局アナ時代の10倍」

土曜日の夜に放送されているマツコ会議にてeスポーツの実況を行っている平岩氏にスポットを当てた特集が行われてて、そこで色々な興味深い話が出てきたのは面白かったなぁ。

平岩氏は元々朝日放送のアナウンサーで甲子園の実況なども担当した事がある人、そうした実績のある人が日本よりも先にeスポーツが普及していた韓国を取材した時にその熱意に当てられてこれから日本でもeスポーツが来てその実況への需要が来る事を見越して朝日放送を退社したとか。

一般的なスポーツなどの実況ではその競技の知識は勿論としてチームのバックヤードや選手たちのそれぞれの知識も事前に取材して知っておく必要があるんだけど、当然ながらそれはビデオゲームでも同じなわけで。

特にビデオゲームの場合は自身で実際にしっかりとプレイしてその知識を得る必要も大切って感じかしら、何も知らない状態で実況しても見ている人にはその凄さが伝わらないからなぁ。

これからゲームの動画配信ってのはもっともっと広がっていくけど上手い人のプレイをそのゲームを知らない人に凄さを伝えるのは技量のある人が知識を持って実況する事が大切になってくるからもっともっと需要が増えていくんだろうなぁ。