2021年2月10日のすやすや | ゲームを積む男

2021年2月10日のすやすや

寝たい。

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中国語のみでリリースされた「三国群英傳8」はどんなゲームなのか。そして,なぜSteamのセールス世界1位になれたのか

PCゲームのオンライン配信サービスであるSteamは世界各国でサービスが提供されており様々なゲームがそこで配信されている巨大なサービス。

そんな中でとあるゲームがランキングで一時的に1位を獲得したんだけど、それは三國志をモチーフとしたストラテジーゲームで対応する言語は中国語のみと言うわかりやすい意味で特定の地域のユーザーのみをターゲットとしたゲームだったのでちょっと話題になったみたい。

三國志をモチーフとしたシミュレーションゲームと言えばコーエー(現コーエーテクモゲームス)のゲームが有名でこちらも中国でも展開されているんだけど件のタイトルは中国で作られたゲームみたい。

コーエーテクモゲームスの三國志は戦闘から内政までバランス良く作られているのに対してこちらのゲームは戦闘がメインのバランスで、内政要素は多少はあるけどあくまでも戦闘を有利にすすめるための下準備ってイメージの方が強いのかな。

コーエーの三國志が中国では値段が高いのがあって低価格で提供されるこちらの作品を選んできた人が多い作品ってのが現地で人気を得てきたのはあるみたい。

そんなシリーズの最新作がSteam向けで発売されたから注目する人も多かったって事かな。

ただ、ゲームとしての評価は高いわけじゃなくて賛否両論って感じなんだけど、様々な要因が噛み合った結果として一時的にとは言えセールスランキングにて世界1位にまでなったみたいね。

中国という国でのゲーム市場のイメージは良くも悪くも海賊版が横行しているって部分が多いんだけど、それでもお金に余裕のある人が増えた事で正式版を買う人が今では多くなったってのもあるんだなぁ。

かつては海賊版で購入していたゲームの最新作だからあのときの反省の意味も込めて正式版を買おうって流れもあるみたい、そのゲームの出来はとりあえず度外視みたいだけど。

中国という国のゲーム市場は当局による規制が一番のネックではあるんだけど、それ以外のゲームを売る環境としてはかなり発達しているんだろうなぁ。

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「Forza Horizon 4」のSteam対応がアナウンス、全対応プラットフォームのクロスプレイを導入し2021年3月9日発売

マイクロソフトがXboxなどで展開しているオープンワールドのレースゲームであるForza Horizonの現時点での最新作である4がシリーズとして初めてSteamでリリースされるみたい。

同作は2018年にXbox OneとWindows 10向けにリリースされた作品でイギリスをモチーフとした舞台にしてゲーム進行などに応じて変わっていく四季を感じながら自由に駆け回ったり様々なレースやアクティビティに参加していく内容。

発売から3年目となる今でもアップデートが継続されており追加コンテンツも嵐が吹き荒れる島やLEGOとコラボしたエリア等があったりコンテンツを作る追加コンテンツがあったりして昨年のXbox Series X/S対応も含めて今でも遊んでいるプレイヤーの多い作品。

マイクロソフトは数年前からSteamへのゲーム供給を始めておりForza Horizonの兄弟作であるForza MotorsportやHaloなどはリリースしていたんだけどForza Horizon自体は今までリリースされてなかったんだよね。

Steamで配信されると言っても対応OSはWindows 10のみでプレイするにはXboxアカウント(マイクロソフトアカウント)が必須なのは変わらないんだけど、Steam版はXbox LIVEゴールド会員じゃなくてもオンラインプレイが可能なのがメリットかな。

逆に既存のマイクロソフトストアで購入した場合は一度の購入でWindows 10とXboxの両方で遊べるから自分のゲーム環境に合わせて購入するストアを選ぶのが良いかと。

マイクロソフトは自社のストアを持ちつつもこうしてSteamとの距離も近づいているあたりは全方位戦略を継続しているんだろうなぁ。

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リメイク版『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』の発売が延期へ。多くのファンからの反応によってさらなる開発期間が必要と判断、新たな発売時期は言及されず

プリンス・オブ・ペルシャと言えば80年代から続いているアクションゲーム。

初期のシリーズはドット絵で滑らかに動くキャラクターと高い難易度が特徴でちょっとのミスですぐにプレイヤーが死んでしまうけど何度もリトライを繰り返せばクリアーできる絶妙さも持ち合わせていたんだよね。

00年代に3DアクションとしてリブートされておりPS2や初代Xbox、PS3やXbox360向けに数作展開されていたんだけどその後にアサシンクリードシリーズがスタートした事によってプリンス・オブ・ペルシャのシリーズはまたストップしていたんだよね。

そんなシリーズが久々に現行機向けに出る事になったんだけど、3Dアクションとしてリブートされた最初の作品をリメイクする形で開発が進められていて、発売も近づいていたんだけど発表から話題が大きくて作り直しが必要と判断されたみたいね。

おそらく最初はPS2版をベースにグラフィック面をリマスターすれば良いと考えていただろうけど反響を考えるとしっかりとグラフィック面を見直さないとその大きな反響が批判につながる可能性もあるからねぇ。

反響が大きいって事はそれだけ失敗したときの反発は大きいので難しいよね。

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『Anthem』大規模改善作業を継続するか断念するか、今週中に決定か―海外メディア報道

一方で高い期待を集めつつ発売したもものクオリティが求められた内容に達しなかった事で批判されているのがAnthemと言うタイトル。

現在は継続的なアップデートを継続しつつ作品の抜本的な改善を行う事を検討していたみたいだけどそれを継続するのか断念するのかって部分になっているみたい。

期待された作品とは言え発売したのは2019年初め、既に発売から丸2年が経過しており継続してプレイしているユーザーが減少している中で作り直しに等しい大規模改善をするくらいだったら改めて新しいゲームの開発を始めるべきじゃないかって考えが出てきてもおかしくないかも。

発売済みのゲームを完全に作り直すってのはユーザーとの信頼を確保する目的やブランド力の維持ってのが大きな理由なわけで、わかりやすい例だとオンラインゲームのFF14が最初に発売されたバージョンの完成度が低くて完全に作り直したのは30年以上続くシリーズのブランド力を維持するのが最大の目的だったわけだし。

ただ、Anthemはそうした老舗シリーズじゃない作品、開発のバイオウェアは老舗ではあるけど今回の問題を踏まえるだろうし難しい決断を迫る事になるだろうなぁ。

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『テラリア』がStadia移植中止とGoogle縁切り宣言。原因不明のアカウント締め出し受け

一方で計画を中止したのがStadia向けのテラリア。

ただその理由がGoogleのアカウントロックとその対応にあるみたいで、根本的にGoogleのシステムとそのサポートの問題って感じかなぁ。

とは言えこの事例を見るとGoogleのサービスで全てを賄う事の危険性は感じるなぁ、Gmailは便利だけど万が一の為のバックアップはとっておいた方が良いかも。