2021年1月31日のアレコレ | ゲームを積む男

2021年1月31日のアレコレ

めっちゃ寒いっすな。

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日本でPS5のゲリラ販売が行われあまりのカオスっぷりに「地獄が解き放たれた」と海外メディアが報じる

ヨドバシカメラが今月に入ってからPS5のゲリラ販売を数度に分けて行っていたけれど、それらに対してついに起こるべきことが起こってしまった感じ。

今年の1月1日の初売りセールに合わせてヨドバシはPS5の店頭でのゲリラ販売を行っていて、その時も多少の混雑は発生していたけれどまだまさかPS5のゲリラ販売を行うとは思われてなかったのもあったんだよね。

ただ、それ以降も継続してゲリラ販売を続けていたおかげでヨドバシはPS5を店頭でゲリラ販売を実施すると言う印象が付いてしまったわけで。

それでも騒動にまで結びつかなかったのは購入できるのをヨドバシカメラが発行するクレジットカードでの決算に限定していた事、経歴に傷がある人は購入できないので転売目的の人間をある程度防ぐことが出来ていたんだよね。

それが30日の秋葉原の店舗にて実施したのはそうした条件を設定せずに先着順での購入が可能にするゲリラ販売を行ってしまったのが今回の騒動の一番の原因。

ゲリラ販売だから当然事前告知はなかった訳で、列形成の為の準備も行ってないから購入希望者が店頭のカウンターに殺到して、コロナ禍で距離を保てと言われてもそんな事聞けるわけもない人が殺到してしまった地獄絵図が出来たんだよね。

結果的にこの騒動によってPS5のゲリラ販売はキャンセルになって警察もやってくる騒ぎになったんだけど、ヨドバシカメラが行ってしまった行為のツケは大きいんじゃないかしら。

ただでさえコロナ禍の状況で東京での感染者数は下がってきたとは言えまだ4桁前後を上下しているのに狭い空間に人が密集して、更にその人達はマスクを身に着けているとは言っても鼻が出ていたりとか大声を上げていたりとかとても感染予防が出来てない状況。

これで万が一今回のヨドバシアキバからクラスター発生とかあったら行政指導があってもおかしく無いからなぁ。

店頭に人を呼びたいって気持ちはわからないわけでもないけど、やって良い事と良くない事をキチンと分けるのが重要じゃないかしら。

出荷数が安定するまでは完全予約販売で時間がかかっても良いから順次発送って形にするしか無いと思うんだよなぁ。

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そのまま面白い「3Dワールド」と不思議な新体験「フューリーワールド」!『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』プレイ感想

スーパーマリオ3Dワールド + フューリーワールドのプレイレビュー。

3Dワールドは基本的に2013年にWii U向けに発売されたタイトルが移植されたものなんだけど、3Dアクションとステージクリアー型を組み合わせたマリオって本作以外には3DSで発売された3Dランドしか無くて、完成度も高いから今でも楽しめる作品なんだよね。

今回の移植に対して幸いだったのはWii Uの本体がそこまで普及できなかった事でオリジナルの3Dワールドを触ったことがある人がそこまで多くない事、SwitchはWii Uとは比較にならないほど普及しているのでそこから本作に触れる人は全くの新作マリオとして楽しめるんだよなぁ。

任天堂のHDグラフィックを作る技術って優れていて3Dワールドのグラフィックも既に7年以上前のタイトルとは思えないクオリティがあって、Switch版での改善はキャラクターのスピードを上げたりとかオンライン対応などがあるけどベースが優れているからこそ楽しめるってのがあるんだろうなぁ。

本作のSwitch版だけの大きな追加要素であるフューリーワールドは事前体験では最後までは遊べなかったみたいだけど3Dワールドとは全く違ったプレイフィールを実現出来ているみたい。

ゲーム自体は3Dワールドのゲームエンジンを再利用していてマリオのパワーアップとかも3Dワールドの物を踏襲しているけど探索型のステージ構成に定期的に発生するフューリークッパの存在によって全く新しいゲームになっていると。

ただ、フューリーワールド自体はそこまでボリュームは無いかな、3Dワールドのボリュームを1だとしたらフューリーワールドは0.5以下ぐらいのボリュームにはなってそう、フューリークッパというワンアイデアを広げたゲームだからこそ既にボリュームのある3Dワールドとのセットにする事でリリースしたってのがあるかもなぁ。

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稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』の稲作方法をめぐって、山里亮太・蒼井優夫妻が対立。米の“質重視”は譲れない

平和すぎる芸能記事だしサクナヒメの話題の広がりに改めて驚く事でもあったり。

横スクロールのアクションRPGである部分とそのキャラクターの育成に米作りが関わってくる事でお馴染みの本作は、米の作り方によって主人公であるサクナヒメの成長スタイルが変わってくるみたいなんだよね。

量より質を重視するか質より量を重視するかによってステータスが変わってくるみたいで、基本的には最初は量を重視しておけばサクナヒメの体力が強化されるから死ににくくなるのはあるみたい、だからゲーム慣れしてない人にはそちらの方が良いかも。

でも質を重視するプレイなら攻撃力とかが上がってくるからアクションパートでの探索がやりやすくなるわけで、体力が足りないのに対してもアクションの腕でカバー出来るからゲーム慣れしている人ならそちらで攻めるのも悪くないんだよね。

米作りが話題になりやすいゲームだけどそこでのプレイスタイルが自分のアクションゲームの腕前によって方針を変えられるってのも魅力なんだろうなぁ。

ちなみに山里蒼井夫妻の場合は妻の意見を重視して質重視の米作りになってるけどアクションパートを担当する夫がそれなりにゲーム慣れしているからその方針が正しいって事じゃないかしら。

いずれにしても平和だわぁ、芸能ニュースってこんなので良いんだよ。

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『天穂のサクナヒメ』が出荷本数85万本を達成、インディーゲームとしては異例の大ヒット作に。ガチすぎるお米づくりが話題となったアクションRPG

そんな天穂のサクナヒメは全世界での出荷本数が85万本を達成したみたい。

国内でのパッケージ版の売れ行きは最新の数値でSwitch版が約12万本でPS4版が約7万本、Steam版もあるし家庭用ゲーム機向けのダウンロード版もSwitchのランキングで比較的上位にあるからそれらを加えても20~30万本くらいかな。

海外でも話題になっている事もあって国内の倍以上の本数が海外で売れてるって事でそれだけ話題性だけじゃなくゲームとしての完成度の高さもあったって事かしら。

同作は元々日本の同人ゲームサークルが開発していたゲームなのでそうした出自を考えると異例の大ヒットと言えるんだろうなぁ。

海外ではインディーゲームから大ヒットしたゲームもあるんだけど日本でもこうしたインディーゲームからヒットが増えると夢が広がるしゲームの幅も広がるんじゃないかしら。

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【人事】名越 稔洋氏がセガの取締役CCOを4月1日付で退任 今後はクリエイティブ・ディレクターに専念

ゲームの開発者が会社の取締役になるって事は多いんだよねぇ。

取締役になるって事はそれだけ権限が増える事でもあるんだけど、その一方で会社の運営にも関わる事になるから責任は増えるしゲーム開発の自由さも減るのはあるんじゃないかしら。

名越氏は元々はアーケードゲーム畑でかつてのセガAM2研時代にはデイトナUSAやスカッドレースなどを手掛けた後に独立した開発チームを率いて手掛けた龍が如くシリーズが大ヒットしたのが有名。

龍が如くシリーズのヒットに加えてセガの著名クリエイターの多くが同社を退社していたのもあって開発側の代表として取締役に就任していたのもあるのかしら。

その一方で問題発言とかもいくつかあったりして昨年には自社のゲームを遊んでくれるユーザーを揶揄する発言をネット番組で行い批判される事もあったりして、今回の取締役の退任はそうした部分もあったのかしら。

とは言え今のセガはゲームの開発力が著しく低下しているので開発に専念するのは正しいかもなぁ。