2021年1月9日のサムザム | ゲームを積む男

2021年1月9日のサムザム

いや、洒落にならないレベルで寒いっすて。

緊急事態宣言を抜きにしてもこうした日は無理に出かけずお家に籠もるのが正解よ正解。

ーーーーーーーーーーーーー
「バグ」と「グリッチ」ってどう違うの? それぞれの言葉の広まり方から探ってみた

近年ゲームのRTA……タイムアタックとかでよく聞かれるようになった単語「グリッチ」はゲームの開発者側が想定しない仕様上のミスや不具合の事を指してる単語、言葉の意味合いとしては昔からコンピューター用語として使われているバグとほぼ同じ意味合いなんだよね。

ただ、バグは昔から使われているだけあってネガティブなイメージも強くなっているからそれとの差別化としてどちらかと言えばポジティブな意味合いで日本ではグリッチと言う単語が使われだしたのがあるみたい。

そうしたゲームにおけるバグの歴史は長いわけで、それこそ30年以上前のファミコンブームの頃からいつの間にか使われだしてそれがゲーム情報誌の広がりによって多くの人が知る単語になった感じ。

ゲームの裏技ってのは記事にも書かれているけど開発者が意図的に入れた要素と仕様上の不具合から来るものが大きくあって、ファミコン初期では仕様上の不具合から来るものが多かったんだけどそれはゲームの容量がギリギリで隠し要素を入れる用薄らなかったっってのもあるんだろうなぁ。

有名だったのはスーパーマリオブラザーズの”-(マイナス)面”と呼ばれた物で、特に有名だったテニスのカートリッジを電源を入れながら差し替えるって手法は意図的にノイズを発生させて内部のデータを狂わせる手法だったんだよね。

昨年末に行われたRTAイベントにてドラクエ3を意図的にバグらせて強力なキャラクターを呼び出したり進行フラグを崩したりして20分少々でクリアーするってやり方もノイズでデータを壊すやり方だったし、こうしたテクニック??はファミコン世代だからこそ発生した事かしら。

ゲームの容量やゲーム機自体がノイズや暴走対策が行われるようになってきてからの裏技は開発者が意図的に隠した要素って意味合いが強くなってくるんだけど、そうした中で初代ポケモン(赤・緑)の”ミュウ”はデータは作っていたけど開発の都合で仕様としては隠されていた要素と言う事になるかな。

ゲーム機を意図的にバグらせる方法もカートリッジを抜き差しするんじゃなくて外部の解析ツールなどを利用する事が広がってきて、本来の仕様ではデータに眠っていたミュウのデータを意図的に表に出してしまったユーザーが出てきて話題になったと。

それに対して任天堂やゲームフリークが小学館と協業でデータとして眠っていたミュウを配布する事をやったのがその後のシリーズで映画などと連携した特別なポケモンを配布するスタイルに繋がったのがあって、バグが正式になったって事なのかも。

バグが正式な事になったのはドラクエ9にて話題となった”まさゆきの地図”も実はそれだったり。

ドラクエ9は開発終盤のテスト作業中にテスターから数多くの不具合が報告に上がっていて、それらを全て修正するには時間が足りないからディレクターの判断で上がってきた不具合を修正する・しないの判断を行っていたと。

そうした中で宝の地図のダンジョンにて特定のモンスターしか出現しないエリアが出てきたって報告があったんだけどテスト時に出てきたのはそれほど派手なモンスターではなく、それだったら問題ないだろうと言う判断で仕様と言う形にしたとの話で。

ただ、ドラクエ9は発売初期から100万本を超える好スタートの作品でプレイヤーも数多くいるわけで、そうした中ではぐれメタルしか出てこない地図を引き当てたプレイヤーがすれちがい通信を利用してその地図のデータを配布し始めた事からまさゆきの地図が生まれたんだよね。

コレは本来は不具合だったけどそれが転じて話題となってすれちがい通信の社会現象にまで繋がったのだから不具合と言えども悪いことばかりではないってのもあるんだろうなぁ。

今でもゲームの要素は膨大になって不具合も対応しきれずバグやグリッチと言う形で広がることも多いんだけど、ゲームの進行に影響する致命的な不具合じゃなければアップデートであえて修正しないって事も増えてきているのが今の時代なのかしら。

ーーーーーーーーーーーーー
「モンハンライズ」体験版配信開始によりニンテンドーeショップにアクセス集中。ダウンロードに待ち時間発生中

現在は解消されているけど金曜日のお昼頃から夜にかけてニンテンドーeショップのアクセス障害が発生したみたいで。

その理由は同日の10時から配信開始されたモンスターハンターライズの体験版。

体験版ではシングルプレイとマルチプレイに対応しておりマルチプレイはローカルとインターネットの両方に対応して本作の新要素を体験する事が出来る内容。

話題作の体験版とは言えアクセス障害に発展するまでは早々なかったんだけど今回これだけの事になったのはおそらくこの体験版の配信が1月8日から2月1日の17時までと配信期間が決められている事かな。

普段は体験版のダウンロードは後からでも良いって考えていた人も早い段階からダウンロードしようと考えたかもしれないし、もちろん話題作でもあるし同日から放送開始したテレビCMでも体験版配信のアナウンスがあったから普段以上にアクセスが殺到したみたい。

任天堂のサーバーは定期的にアクセス殺到で障害発生するんだけど基本的には安定しているわけで、おそらく年に1回あるかないかってアクセス殺到の為に増強するよりもそれ以外の時に障害や不具合を出さない方向にしているのかもなぁ。

とは言えコロナ禍や緊急事態宣言の影響で巣ごもり需要からこれからダウンロード版の需要が下がる事もなさそうなのでこうしたアクセス障害は減っていくと良いけどなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
NEC、携帯ゲーム機に変形する8インチUMPCを発表 商品化は検討中

UMPCってのはウルトラモバイルPCの略で一般的なノートパソコンよりも小型で持ち運びしやすいパソコンの事、タブレットなどの普及で数は減ったけれど近年では香港のメーカーなどが商品を出していて密かなブームになっているんだよね。

そんなUMPCに日本メーカーが商品を出すのはちょっと久々、NECなんかは過去にはこうした商品を出してなかったから更に意外な感じ。



8インチって事はSwitchよりも一回り大きいくらいかな、丸ボタンの特徴的なキーボードにタッチパネル搭載モニターの組み合わせでモニターのみを手前に向けて使うことも可能と。

面白いのはドッキングステーションでスタンドモニター的に使うことが出来たり専用コントローラーをドッキングさせてゲーム機的に使う事も出来ると。

外部GPUで映像出力するのでハイエンドなゲームをフル解像度で動作させるのは厳しいだろうけどそれでも映像を調整すれば最新のゲームでも動作できそうかしら。

面白そうだけどまだ商品化するかは検討中で、実際に商品化されても価格はそれなりになりそうなのが心配かなぁ。

コレで10万円を切る価格だったら面白いんだけどなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
PS5やXbox Series Xとセットで使いたい! HDMI 2.1に対応するゲーミングモニター「Acer Nitro XV282K KV」が登場

昨年に発売されたゲーミングモニターは4K+HDRと120Hz出力の両方に対応した物がほとんどなくて、あってもHDMI 2.1に対応してない物ばかりだったので今年はそうしたのが出てくるんだろうって思ってたけど早速出てきたみたい。

28型なので置き場は気をつける必要があるけどとりあえずこのモニターがあればPS5とXbox Series Xで必要とされる映像出力の多くを網羅出来るから個人用のモニターとしても選択肢に出来るんじゃないかしら。

後は日本で出るのかとか、他にも追従するメーカーが出そうな部分かなぁ。

おそらく色々なメーカーが同様の仕様の商品を出してくるのでそれらが出揃うまで待つってのも一つの選択肢かも、価格も出始めは10万円を超えるだろうしね。