2020年12月26日のアレコレ | ゲームを積む男

2020年12月26日のアレコレ

一旦仕事納めたんで時間に余裕が出来たんですがまだまだ年内やることありますね。

仕事もまだあるし。

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「ぎゃる☆がん りたーんず」Xbox One版の発売中止が発表

来年1月28日に発売予定の「ぎゃる☆がん りたーんず」はシリーズの10周年を記念してXbox 360で発売された初代をベースにリマスターされた新作としてSwitchとSteamとXbox One向けに発売予定だったんだよね。

ただ、そのうちXbox One版に関してメーカー側とマイクロソフト側で色々と協議した結果、他機種版と同じ様なゲーム体験が出来ないってことを理由に販売中止が決定したみたい。

Xbox Oneは日本国内での本体普及率が低かったので初めから国内向けには出さないってパターンは多かったけど発売予定して開発も進んでいたのにマイクロソフトとの協議で結果的に中止になったってのはこれまであまり聞かなかったパターン。

じゃあなんで発売中止になったのかって考えると本作のPS4版が初めから予定されてなかったのと同じ理由かなぁ。

Steam版は家庭用ゲーム機よりもレーティングに関してはゆるいのはあるし、任天堂も基本的にその地域のレーティング機関を通過すれば問題ないってスタンスを保っているのに対してSIEは更に独自の規制を行っているんだけどマイクロソフトも同様と。

その表現規制はいわゆるゴア表現ではなくてセクシャル表現の方向での規制が強くて、これまでもPS4とSwitchで同時に発売されるゲームで胸揺れ表現とかスカートの表現とかで大きく違っていたのがあるんだよね。

オリジナルのぎゃる☆がんはXbox360で発売されていたんだけど発売後にアップデートで一部のセクシャル表現が制限された経緯もあるし、そもそもマイクロソフトもSIEと同じ米国企業だからこうしたセクシャル表現に関しての外圧が強いってのがあるんだろうなぁ。

いわゆるポリコレ……社会的正義ってのは年を追うごとに強くなっていて、数年前では特に何も問題が起こらなかった表現でも許さないって人が出てきているのがあるからそうした傾向が特に強いアメリカに本社を置くSIEやマイクロソフトはたとえ日本でOKでも規制せざるを得ないんだろうなぁ。

しかしながらこうしたちょいエロ表現のあるゲームが一番許されるハードが任天堂ハードのみってのも不思議な感覚、そもそも圧倒的に強い全世代向けの任天堂のゲームがあるからそればかりになる事も無いってのがこれまでギャルゲーが多く出てそればかりになってしまったハードとの違いなんだろうなぁ。

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「マリカー」訴訟で任天堂側の勝訴が確定。最高裁判所が上告を退け、2018年より続く法廷闘争に幕

そんな任天堂が数年前から続けていたのがマリカー訴訟。

いわゆる公道で走らせられるカートをレンタルする会社でマリオカートっぽい印象を持たせる宣伝とかを行っていたんだけど利用者の問題行為もあって任天堂側が訴えを起こしていたんだよね。

これまでも裁判の経緯は報告されていて基本的に任天堂側の訴えが認められる方向で進んでいたんだけど二審の判決を受けてレンタル会社が上告していたものを最高裁が棄却した事で任天堂の勝訴が確定した形みたい。

レンタル会社は「任天堂は無関係」との看板を掲げて営業を続けていたけれど特に大きかった海外の観光客がコロナ禍で来れなくなったし今回の敗訴もあるからこれ以上の営業は難しくなるかなぁ。

とりあえず相手の著作物を勝手に使って商売する事は良くないですね(当たり前)。

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ファミコンの横スクアクション『ギミック!』のリマスター『Gimmick! EXACT☆MIX』がアーケード向けに12月31日に登場!

まーた懐かしいゲームが出てきたなぁ。



ギミック!は1992年にサンソフトからファミコンで発売された横スクロールアクションゲーム、緑色の「ゆめたろう」と言うキャラクターを操作して進んでいくゲームなんだけどタイトル通りに様々な仕掛けがあって評価の高いゲームだったんだよね。

任天堂の宮本茂氏やスマブラディレクターでおなじみの桜井政博氏も本作を評価していたりとゲームそのものの評判は高いんだけど、ファミコン末期のゲームだったので売上は乏しくてソフト自体はプレミア価格で取引されていたんだよね。

これまで復刻される機会も少なかったんだけどまさかのアーケード向けのリマスターとして展開されるみたいで。

稼働するexA-Arcadiaってのはアーケード向けに小規模なゲームなどを展開しやすく設計されたシステム、アーケードで数の減ってしまったシューティングゲームやアクションゲームの他にFight of Godsみたいなゲームのアーケード版とかも展開されているシステムで本作みたいな隠れた名作のリマスターとかも出るんだね。

意外なタイトルが意外な場所で復活なんだけど出来れば家庭用でも遊びたいなぁ、まずはアーケードなのはわかるけど。

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カプコン公認の新型ゲーム機「RETRO STATION」が2021年3月発売。ロックマン,ストリートファイターの人気作を収録,予約受付は本日開始

ちょっと前にAmazonのミスで存在が知られてしまっていたカプコン公認のレトロゲーム機が正式発表、基本的なデザインや収録されるゲームは前にバレてしまったときから変更ないかな。

NEOGEO miniやアストロシティミニでおなじみのアップライト筐体をミニチュアにしたスタイルでモニターと本体のコントローラーでゲームを遊べるんだけどテレビに接続してのプレイも可能かな。

収録されているゲームはロックマン関連作品とストリートファイターIIシリーズ、それにスーパーパズルファイターIIXが合計10タイトル含まれておりストII系が4本も入っているからちょっとストII比率が高すぎるんだけど本体デザインは魅力的。

NEOGEO miniがバリエーション商法でちょっとがっかりだったりアストロシティミニは収録されたゲームの再現度がよろしく無かったりとこのタイプのゲーム機は良くない部分が見えるんだけどこちらはどうかなぁ。

流石に税別19800円の商品でバリエーション展開されたら怒る人もいそうだけど。

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「N64」や「GC」に対応したステレオAVケーブルが発売決定!

まさかNewファミコンからゲームキューブにまで対応していたAVケーブルの互換品がまだ出てくるとは。

スーパーファミコンで初めて採用された独自規格のケーブルでその後に発売されたNewファミコンやニンテンドウ64、それにゲームキューブまで長い間使われ続けたんだよなぁ。

ゲームキューブではこのケーブルの他に高画質出力を行うための別端子が付いていて、Wiiではケーブルの規格そのものが変わってWii UではHDMI端子も標準になっていったんだよなぁ。

スーパーファミコンとかニンテンドウ64はまだまだ現役で稼働できるって人も多いだろうし、ケーブルだけ無くしたって人はこうした互換品はありがたいかも。

とは言え最大の問題はテレビでこの端子に対応したものがほとんど見なくなった事かしら、変換器が必要だねぇ。