2020年12月7日のアレコレ | ゲームを積む男

2020年12月7日のアレコレ

うーん、めっちゃ寒い。

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野球漫画の巨匠、引退。水島新司キャラクターが出まくるゲーム『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』を振り返る

代表作であるドカベンを始めとして数多くの野球漫画を手掛けていた漫画家の水島新司氏が漫画家活動を引退すると発表したのが先月、50年以上漫画家活動を続けていて御年81歳との事で年齢の事が大きいだろうけど長年続けていただけに引退を惜しむ人は多いみたい。

で、これだけ長い間漫画家活動を続けていた人の作品だから当然ながら過去に何度もゲーム化もされたことがあるんだけど、そんな中で水島野球漫画のキャラクターと現実のプロ野球選手が共演するゲームが過去にあったと言う事でそれを振り返るのが上記の記事。

2003年にアーケード及びPS2とゲームキューブ向けに発売された同作は”水島新司オールスターズ VS プロ野球”と銘打たれている通り水島新司キャラがプロ野球選手と共に試合をする内容となっていてVSとはなってるけどスーパー戦隊の如く対決と言うよりは共演って感じ。

現実のプロ野球選手はリアルなグラフィック(ただし17年前の基準)で描かれているのに対して水島キャラクターはアニメ的なグラフィックで描かれていて現実の世界の中にアニメキャラクターが登場するような不思議な感じ。

ちゃんと漫画のキャラクターは漫画的な表現をゲームに落とし込んでいてそうしたキャラクターが各チームに存在している事でバランスが取られている感じかな。

17年前のゲームなので現実のプロ野球選手とは言え既に引退したり指導者になっている選手が殆どで球団名もまだ近鉄があったりとか楽天やソフトバンクも参戦してなかったりするのは時代を感じるかな。

惜しいのは本作が1作限りで終わってしまっていてその後の水島作品に登場したキャラクターとかは反映されてないしゲームそのものもライセンスの関係もあって現物のソフトとハードを入手しなければ遊ぶ手段が無い事かしら。

引退記念……ってわけじゃないけれど今の時代に新水島新司オールスターズ VS プロ野球ってのがあってのも面白いかもなぁ。

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『いっき』とは本来どんなゲームだったのか?【35年目の真実】

かつてファミコンで発売された”いっき”と言うゲームは色々と伝説的な作品。

百姓一揆をモチーフとした作品で鎌を武器に百姓が立ち上がるゲームで農地から武家屋敷まで駆け回り現れる忍者を倒しながらステージに散らばる小判を集めればクリアーとなる内容。

武器の鎌は敵の方向に自動追尾するんだけど一定時間連続攻撃出来る竹槍はなぜか前方向しか攻撃できなくて状況によってはピンチになったりとか一部の理不尽さが同作を怪作としている人も多いんじゃないかしら。

当時のファミコンブームもあって80万本くらいのヒットしてしまった事でそうした怪作が一部ではクソゲーと呼ばれてしまった事もあるかな、ただこのヒットがサン電子のその後の時代劇ゲームに繋がったのもあったり。

そんないっきは本来はアーケード向けに稼働していたゲームの移植作品だってのは意外と知られてない話、ファミコンブームだったからこそ様々なゲームが移植された事があって本作もそうした中で移植されてた作品だったんだよね。

ただ、当時のアーケードとファミコンでは性能差もあったし社外で移植が進められた事もあったからステージ数は削減されて竹槍も本来あった無敵効果が削除されてしまったりもあったみたいで。

当時のアーケード版開発者としては不本意な内容での移植だしクソゲーと呼ばれるのは心外みたいだけど当時の時代背景だからこそ生まれた部分もあるんだろうなぁ。

そんないっきのファミコン版は現行機で遊ぶ手段は少ないかな、ニンテンドー3DSやWii Uを持っているならバーチャルコンソールで配信されてるけど上記の記事のスポンサーがauなのでそのサービスで遊ぶ事は出来るみたい。

逆にアーケード版はアーケードアーカイブスとしてPS4やSwitchで配信されているので本来の作品を遊んで見る事は出来るから当時のファミコン版を知っている人は本来の形を遊んでみると良いかもなぁ。

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レトロンバーガー Order 51:Xbox Series Sの後方互換で旧作シューティングをプレイして「うまい 確かにうまいんだが」とか言う編

Xbox Series X/Sの最大の魅力は4世代に渡るXboxシリーズの後方互換に対応している事。

Xbox OneはKinect専用ゲームを除いて完全対応しているのに加えて多くのXbox360ゲームと一部の初代Xboxゲームがソフトウェア的な互換で対応を実現しており本体発売段階からそれらの数多くのゲームが最大4K画質で遊べるのが大きな魅力。

Xbox360はシューティングゲームが豊富に発売されていたハードだった事もあって当然ながらその互換もあるXbox Series X/Sでも期待したいんだけど実際に過度に期待しすぎるとちょっと肩透かしを食らう部分も出ちゃうかなーってのがあるみたい。

互換で遊べるようになっているゲームも多数あって、例えばトレジャーのシューティングゲームである斑鳩やその実質的な前作となるレイディアントシルバーガンとかが普通に遊べたりとかXbox One時代の移植作品とかも問題なく遊べるのがあったり。

レイディアントシルバーガンなんかは斑鳩と違って原作のセガサターン以外ではXbox360にしか移植されなかったのでそれが現行機でも遊べるってのはそれだけで魅力に感じる人も多いんじゃないかしら。

その一方でせっかくXbox360で発売されていたのに互換対応がされてないゲームもまだまだ多いのが気になる所だろうなぁ。

特にシューティングで有名だったケイブ作品の多くが互換対応されてないのは凄く勿体ない部分。

互換対応は対応するための工数はマイクロソフト側の作業になるんだけどライセンスなどの関係で実現してない部分も多いみたいで、こうした細かい作品が互換で遊べるようになると更に魅力が増える気がするけどなぁ。

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アプリ「アイドルランドプリパラ」のサービスが来春にスタート予定。本作と連動する新作アニメの制作も明らかに

”プリパラ”のスマホ向けアプリゲームのサービスが来年春にサービス開始するみたいで。

ゲーム内容はアーケードのプリパラをスマホで遊べる感じのゲームになるかな、プレイヤーの分身となるアバターを作ってリズムゲームを楽しんだりアニメなどにも登場したキャラクターをコミュニケーションを取ったりするみたい。

スマホアプリなので課金がどうなるかは気になるのと、原作でも膨大な衣装が登場したのをどうするのかは心配。

アプリの配信に合わせて新作アニメも作られるみたいで、スマホアプリと連動で配信アニメとして展開されるみたい、森脇真琴監督でスタッフも当時のスタッフが多く関わるみたいで配信アニメとしてどんな作品になるかが気になるところ。

女児向けのアーケードゲーム作品としては現行作品のプリチャンが3年目なんだけどプリパラも特に大きなお友だちに根強い人気があって、そうした人気を受け止める媒体としてスマホアプリや配信アニメってのは棲み分けとして理想じゃないかなぁ。