2020年11月15日のアレコレ | ゲームを積む男

2020年11月15日のアレコレ

やっと休みだねむーい。

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『ファイナルファンタジーXV』のシナリオは本来3倍あった。作り直しからリリースがはたされた奇跡の作品、1ゲーマーのクリアから愛ある裏話に花咲く

とあるプレイヤーがFF15をクリアーした事をきっかけに沸き起こった思い出話。

そのプレイヤーは元々は特撮や朝アニメの実況などで人気のあったTwitterユーザーの一人なんだけど4月にファイナルファンタジーVIIリメイクをクリアーした事をきっかけにその原作となるオリジナル版のFF7リマスター版にてプレイしてそこからひたすらシリーズをプレイし続ける事を始めるんだよね。

SwitchにてFF7をクリアーしたら8・9・10・12と続いていったと思ったら今度はスマホにてFF6以前の作品をプレイし始めて、合間にはファイナルファンタジータクティクスや零式にクリスタルクロニクルなどの派生作品やゼノブレイドDE(こちらも元スクウェアスタッフが立ち上げたモノリスソフト作品)をプレイしたり。

このプレイヤーの特徴は若さと今のコロナ禍から来る巣ごもり状態にて空いた時間はひたすらファイナルファンタジーをプレイしつつ印象的なシーンなどを画像つきでTwitterに投稿する事でそれがプレイヤーの共感を生みつつ遊んでないプレイヤーにも興味をもたせた事。

更には一つの作品をクリアーした後はその作品についての感想をnoteにてまとめていてそれも独特な文才から人気が出てきた理由かな、勢いと独特なセンスでこちらも遊んでたプレイヤーには共感と遊んでなかったプレイヤーには興味を持たせていたんだよね。

FF13シリーズはPS3かXboxシリーズかスマホのクラウド版のどれかで遊ぶ事になるんだけどこのプレイヤーはなんとそのためにPS3本体を中古で購入してFF13・FF13-2・ライトニングリターンズFF13と一気にプレイしていって最期にたどり着いたのがFF15だったと。

FF15は若き王子とその友人でもある家臣達が王子の結婚のために相手国へ向かう事から始まる物語で王子たちの仲の良さを見せつつも時には喧嘩したりするロードムービー的な部分があって「じっくり遊びたい」と言いつつやはり一気にクリアー。

こうしてオンラインを除いたファイナルファンタジーのナンバリング及び派生作品を約半年で合計20作品クリアーしたことは大きな話題となってクリアー報告時にはFF15がTwitterトレンド入りしたりもして、更には当時の開発者や声優陣の思い出話にも繋がったと。

FF15ってのは色々と不遇な作品だったのはあって、元々はフェブラノヴァクリスタルシリーズとしてFF13を主軸とした作品群の「ファイナルファンタジーヴェルサス13」と言う名称でFF13と同時にPS3向けタイトルとして発表されたんだよね。

FF13も開発が遅延したけれどヴェルサス13も当然ながら遅延し続けてようやく動き出した時にはタイトルをFF15と改題して対象ハードもPS4とXbox Oneに変わり、ヴェルサス13として作っていた物は全て作り直しになったわけで。

ヴェルサス13が発表されたのが2006年、FF15へと改題されたのが2013年なんだけどそれまでディレクターを担当していた野村哲也氏が降板してFF零式を手掛けていたディレクターと変わったのが2014年だからきちんと動いたのは2年ほどかな。

FF零式HDに体験版を付属させた事で開発が本格的に動くようになったって話もあるから最初の発表から発売まで10年だけど実質的に動けたのは2年ほどの開発なのかな。

スクエニ自体の方針の変化もあったりとか元々の壮大な物語を削ったり映像作品として分けたりしながら発売にこぎつけて全世界で840万本を売り上げたけれどかけた時間やファイナルファンタジーにあった期待値には届かなくて予定していた追加コンテンツが途中で打ち切られたりとかしたのも不遇な部分もあったよね。

とは言え最期まで開発したスタッフや参加したキャストには作品に掛ける情熱もあっただろうし、次の作品となるFF16が発表された中で改めてFF15をプレイして注目されるユーザーがいたってのは嬉しかったんだろうなぁ。

ちなみに件のプレイヤーは普段特撮やアニメの実況をする事もあってFF6以前の作品を昭和ファイナルファンタジー、FF7以降の作品を平成ファイナルファンタジーと称していたけど実際に昭和に発売されたファイナルファンタジーって1と2だけなんだよね。

そう考えると平成って長かったんだなぁ。

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CD対応マルチレトロゲーム互換機「POLYMEGA」の再延期が正式発表

CD-ROMドライブを搭載して90年代に発売されたディスク対応ゲーム機のソフトにも対応しているレトロゲーム互換機のPOLYMEGAの延期が正式に発表、本来の発売日は本日11月15日だったけど延期の正式発表がその2日前の13日ってのは流石に発表タイミングとしてギリギリだったのでは。

製造上のトラブルを抱えていてそれが原因で遅れたみたいだけど本体の開発自体はほとんど完了しており内部のソフトウェアも調整が進んでいる感じかな。

一部でメーカーの資金が尽きておりそのまま販売中止になるのではって噂もあるけれどメーカー自体はそれを否定しており一応まだ大丈夫みたい。

次の発売日は来年初頭と書かれているけれどサイトにはプレオーダーは2月21日に発送されますって表記もあるから2月末頃になりそうかしら。

結果的に新世代機と発売が被らなかった事は両方買う人にはありがたいけどPOLYMEGAに期待している人も結構多いから無事に発売にこぎつけてくれると良いけどなぁ。

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今手に入る最高のVRヘッドセットリスト

今の段階で手に入るVRヘッドセットのアレコレ。

やはり先月に発売されたOculus Quest 2がこの中では一番優れたVRヘッドセットになるかなぁ、Facebookアカウントが必須と言う致命的な問題はあるんだけどそれでも単独動作出来る気軽さに64GBモデルで4万円以下と言う価格やPCと接続してPC用ヘッドセットとしても使える部分など魅力は高い。

PS VRに関しては一応PS5でも使えるんだけどそれはあくまでもPS4ソフトを互換機能で使う事が前提でPS5ソフトをPS VRで遊べないと言う欠点があるからちょっと除外されるんだよね。

そうなると今VRを楽しむとしたらスタンドアロンのOculus Quest 2かPCに接続するハイエンドのVRヘッドセットの2択になるかな、PC向けのハイエンド路線だとPC側にもスペックが必要なので結果的に全体として高くなるからその間を埋める存在が無いのはちょっと不便。

PS5やXbox Series X/SでのVR対応って難しいかなぁ。

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小学館『コロコロアニキ』次号をラストに紙からデジタルへ 「休刊ではないのでお間違えなく!」

コロコロアニキって「かつてコロコロコミックを呼んでいた子どもたち」をターゲットにして季節ごとに刊行されている雑誌なんだけど来年3月で紙媒体での提供を終了してデジタルに変更するみたいね。

かつてコロコロにて連載されていた漫画の続編が連載されていたりとかもするんだけど季節ごとの刊行故に展開が遅かったりするのがあるんだけどデジタル化でどうなるのかしら。

これまでのスタイルで季節ごとに発売じゃなくて作品ごとにペースを変えて展開するとかありそうかなぁ。