2020年11月10日の箱箱 | ゲームを積む男

2020年11月10日の箱箱

Xbox Series X及びXbox Series Sさん発売おめでとうございます。

とりあえずこれを書いてる段階では届いてないので感想は後日。

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Xbox Series X,Xbox Series Sがついに発売。次世代の幕開けを飾る新型ゲーム機の基本情報やサービス,ローンチタイトルをチェック

本日発売となったXbox Series XとXbox Series Sについての基本的な情報を改めて確認する記事。

前世代機となったXbox Oneの発売は2013年11月(欧米の一部地域)だったのでそれから約7年ぶりの新型となるんだけど、7年かけて完成度を高められたXbox Oneを継承しつつも各所で大幅にスペックを向上させた本体になっている感じかな。

本体部分でXbox Series Xの最大の特徴はこれまでのゲーム機でお約束だったビデオデッキスタイルから脱却して大型の排気ファンを中心に効率よく排熱を行う構造を採用した事、それはこれまでのゲーム機の設置スタイルとは変わってきてしまうんだけど高性能をまとまり感のある本体に集約させる事に成功したかな。

本体機能の大きな特徴はこれまでのXboxシリーズ4世代の互換性を持っている事、設計段階から互換性を意識したXbox Oneタイトルはもちろん、Xbox Oneで互換対応したXbox360タイトルや初代Xboxタイトルに関しても発売段階からXbox Series X/Sで遊べるようになっているのがポイント。

初代XboxやXbox360タイトルの互換はマイクロソフトが一つずつ確認して対応した対応したバージョンを作っていると言うある意味力技で実現した機能なので全てのタイトルが互換対応している訳じゃないけれどそれでも本体発売段階から1000を超えるタイトルが対応しているってのは凄いことかな。

サービスとしての最大の特徴は今年から日本でもスタートした定額制のゲーム配信サービスであるXbox Game Passが主軸、月額1100円でXbox及びPCで100種類以上のゲームが遊び放題となっており対応タイトルは海外タイトルが多いもののボリュームのあるゲームも多く特にマイクロソフト及びその傘下スタジオのゲームは発売段階から全て対応しているのが大きい部分。

これまでXboxシリーズの本体を持ってなかったって人が本体を購入してもXbox Game Passのサービスに加入すれば追加投資なしで新規にゲームが遊べるので初めから膨大なラインナップを楽しめるのがメリットかな。

総じて見るとXbox Series X/Sはゲームの遊び方を変えるゲーム機って感じで、トータルでゲームのNetflixを目指している感じかなぁ。

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マイクロソフト、日本のゲーム開発会社に買収打診?背景に「PS5の日本離れ」の噂(Bloomberg報道)

そんなマイクロソフトはXbox Game Passのさらなる拡大を目指してソフトメーカーの買収を行う事があって、最近ではベセスダ・ソフトワークス及びその親会社の買収を発表したけれどそれ以外にも必要に応じた買収を否定しないみたいで。

そうしたマイクロソフトが買収するソフトメーカーの中には日本のメーカーもあるんじゃないかと言う噂話と、その背景にあるのがSIEが日本市場を軽視している状況があると言う話。

ソニーのゲーム部門であるSIEは本社がアメリカになっており本体の設計とかは日本で行われていてもゲーム事業としての運営は海外を中心とした展開となっているんだよね。

そうした中であるのはPS4がソニーの期待ほど日本で売れなかったと言う事実、PS4は日本では2014年の2月に発売されて既に6年以上が経過しているんだけど日本でのトータル売上台数は初代プレステやPS2はもちろんPS3にも届いて無くて、3年後に発売されたNintendo Switchにトータルの売上台数を既に抜かれてしまっている状況。

それでもPS4は全世界的には大きく成功したハードであるので余計に期待に届かなかった日本市場が軽視された事になっており、それがPS5から決定ボタンがこれまでの◯から✕に変更された事から見て取れるみたいなのとSIEのゲーム開発者でも日本市場に特化した作品の関係者は契約が更新されなかったりしているみたい。

それでもこれまで培ってきたPSブランドの強みとSwitchでは出来ないハードウェア性能を活かしたゲームで一定の地位を築いているしおそらくPS5は少なくともPS4と同等の市場は築く事が出来るはず。

ただ、マイクロソフトはそうした状況を一つのチャンスと捉えているのと、Xbox Oneの失敗の理由の一つとして日本市場での存在感を全く示せなかった事を上げていて、それがXbox Series X/Sの日本での発売が海外と同時になった事や発売時からXbox Game Passのサービスが提供されている事にも繋がったのがあるわけで。

現状のXbox Game Passではやはり海外メーカーのタイトルが多くなっているんだけどそこに日本メーカーのタイトルが増えればより日本でもより魅力的なサービスになるだろうから必要性さえ出てくるなら日本メーカーの買収もあり得るだろうなぁ。

とは言え本当に買収する価値を見出さないと買収しないだろうし、もちろん買収されるメーカー側も敵対的買収ではスタッフ離反で権利だけ残る形になるから本意じゃないだろうし慎重に進んでいくんだろうなぁ。

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Opinion:PlayStationはゲームスタジオをもっと買収する必要があるのか?

その一方でSIEはプレイステーションのサービスを拡大する為にソフトメーカーの買収を行うべきかどうかって話もあったり。

SIEのソフトメーカー買収と言えばスパイダーマンを手掛けるInsomniacが記憶に新しいけれどそれ以外では最近ではあまり行ってない感じがあって。

その代わりに既にある傘下スタジオの強化に尽力しておりその成果がPS4時代に多く出たSIE名義の大作ゲームの数に出ているんじゃないかしら。

マイクロソフトがソフトメーカーの買収を進めるのはXbox Game Passで遊べるゲームの種類を増やすのが目的で場合によっては買収したメーカーが自社ハード以外のコンソールにゲームを出すことも否定しない方針があって、それで敵対的な買収にならない事にも繋がっているんだよね(もちろんライバルハード独占タイトルはやらせないだろうけど)。

その一方でSIEがソフトメーカーを買収する場合はそれこそPSハード独占でゲームを作らせるって事になるわけで、最近ではPC向けにも出すことはあるけれどより買収に対するハードルが高くなっているんじゃないかしら。

もちろん必要になった場合に買収合戦が始まる可能性はあるけれど自社ハードの魅力をアピールするにはより自社に近いスタジオを育てるほうが得策なんじゃないかしらね。

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サーバ管理会社が契約更新ミス 「ふくいナビ」全データがクラウドから消失、復旧不能に

クラウドの恐怖。

ふくい産業支援センターとNECキャピタルソリューションと言う会社の契約はされているのにNECキャピタルソリューション側で手続きミスがあって契約終了として即データ消去して復旧不可だとか。

万が一の為にバックアップを取っておけば……って思ったけど契約終了でデータを消去するのは個人情報の保護の観点から必要な事もあるだろうからなぁ。

こうしてみると完全にNECキャピタルソリューション側の人的要因によるミスなんだけどどうやって責任を取るのか考えると怖すぎて震えが来ますね。

再発防止はそれこそ二重三重のチェック体制だろうけどこのご時世で複数のチェックはとやかく言われる事もあるだろうし、今頃現場では地獄だろうなぁ。

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「外に出て自然と触れ合いなさい」と言われると自然環境に接するメリットが減るという研究結果

なんだってそうなんだけど、良いものとか好きなものを他の人にゴリ押しするとゴリ押しされた人は良い気持ちにはならないよねって話。