2019年12月12日のぐったり | ゲームを積む男

2019年12月12日のぐったり

帰ってきたら即寝ちゃった。

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ビデオゲームの語り部たち 第16部:伝統に新たな力を加えて再び飛躍するSNK。未来は今作られている

昔のSNKと今のSNKとその間のSNKの話。

SNKと言えばキングオブファイターズシリーズや最近新作が発売されたサムライスピリッツなどでおなじみのゲームメーカーで、過去にはアーケードゲーム機と同じゲームを言えで遊ぶことが出来るゲーム機のNEOGEOをリリースしていたメーカーとしておなじみ。

とは言え今のSNKと昔のSNKって違うメーカーで、昔のSNKはもう十何年も前に倒産しているんだよね。

NEOGEO全盛期の頃には数多くの格闘ゲームの人気タイトルの他にも様々なジャンルのゲームを出していたSNKだけど様々な理由が重なって経営がうまく行かなくなって、パチスロ機器メーカーのアルゼの傘下に収まって経営統合されてその後倒産する事になったんだよね。

で、そのSNKから独立していた社員が韓国のゲームメーカーと協業で設立したのがプレイモアと言う会社で、SNKの版権を入手するのに合わせて会社名をSNKプレイモアへと変更していたのが今のSNKの元。

そこからしばらく色々とあったんだけど中国のゲームメーカーがSNKプレイモアを買収する事になって、そこからプレイモアと言う社名を取り除いて改めてSNKと言う会社に戻る形になったと。

そんな旧SNKとSNKプレイモア~現SNKに所属しているスタッフたちのインタビューが上記の記事。

旧SNK時代はいろいろな意味で自由な社風があったみたいで、格闘ゲームのヒットによって社員が増えていって状況が変わっていったのは当時ならではの話し。

そんな中で旧SNKが倒産してしばらくは元SNKスタッフが設立した別のゲーム会社に所属した後改めてSNKプレイモアに入社した後の話は環境が大きく変わったのも大きいみたい。

SNKプレイモア時代は悪い意味で権利を強調しすぎるメーカーだったのがあって、もちろんそれは間違っている事じゃないんだけどゲームメーカーとしての活動はあまりなくて過去の作品のパチスロ化やソーシャルゲームなどがメインで、スクエニの出版部門とハイスコアガールへの作品掲載に関する許諾で裁判が起こったのもこの時代の話なんだよね。

そうした暗黒時代の中でも改めてシリーズをゲームとして復活させようとしていたスタッフが色々あってSNKプレイモアに戻ってきたスタッフで、ゲームを開発するスタッフも少ないし旧SNK全盛期はドット絵全盛の時代だったのをポリゴン主体になったりとかそうした中を少しずつスタッフを増やすことで克服していったみたい。

で、大きく変わったのは中国メーカーによる買収があった後で、パチスロ事業からの撤退やスクエニと揉めていた裁判を和解させたのもあるし会社名をSNKにしてゲーム事業を主体に戻したのも大きいと。

その結果は今のSNKを見ていればよく分かる事で、キングオブファイターズIVX(14)からSNKヒロインズを経てサムライスピリッツのグラフィックの進歩を見ればよく分かるかな。

中国メーカーによる買収が良い方向に進むきっかけになったのはすごく皮肉ではあるんだけど、ただそれが出来たのも旧SNK時代に海外展開などで蒔いていた種が育った結果でもあるんだろうなぁ。

キングオブファイターズの新作を予定しているってのは他で話もあるんだけど、それ以外にはどんなゲームを出していくんだろうね。

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任天堂の『ドンキーコング64』では、開発当初“やたらリアルなショットガン”が実装されていた。宮本茂氏を困らせ仕様変更

ドンキーコング64の開発中にあった話。

ドンキーコングって任天堂のビデオゲームの初期のタイトルでそこに登場した主人公のジャンプマンことマリオが任天堂を背負って立つキャラクターに成長したのも有名な話。

マリオはスーパーマリオとして育っていったのに対してドンキーコングがキャラクターとして一皮むけたのはスーパーファミコン時代に発売されたスーパードンキーコングシリーズからかな。

世界観とかが整われてキャラクターイメージが新たに作られたのは当時は任天堂の子会社だったイギリスのレア社との共同開発の結果。

そうした流れでニンテンドウ64でもドンキーコングの新作がレア社によって作られていたんだけどその開発中でドンキーが妙にリアルなショットガンを持つ事があって確認に来た任天堂の宮本茂氏を困惑させたみたい。

3Dゲームという事で攻撃手段とかが用意されたんだけどそれがショットガンなのは暴力ゲームに対して当時の宮本氏が否定的だったのを除いても違和感があっただろうなぁ。

その場で世界観にあった武器をデザインしてそれが実装されたのもあるみたいだけど日本と海外の意識の差ってのは大きかったんだろうなぁ。

レア社はその後にマイクロソフトに買収されたんだけどこうした認識の差も任天堂の傘下から離れるきっかけになったのかしら。

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ドラクエウォークのサンタ装備が優秀だと話題に 「下半身」も足してみた

ドラクエウォークはドラクエの世界観を使った位置ゲームとして話題になり今年のヒットしたスマホゲームとして名前もよく上がっているんだよね。

登場する装備はガチャで手に入れたりイベントの報酬で手に入れる事になるスタイルらしいけど現在はクリスマスイベントとしてサンタ風の装備が出てくるみたい。

サンタ風装備はいわゆるサンタ帽子の他にプレイヤーキャラが男性か女性かによってデザインが変わっていて男性がいわゆるサンタ服なのに対して女性キャラはサンタ風のミニスカ衣装になってるんだよね。

で、その装備を見てみるとドラクエ10の古株プレイヤーとしてすぐわかるんだけど過去にドラクエ10のクリスマスイベントの報酬として貰えた衣装がほぼそのままのデザインでドラクエウォークに実装された感じなんだね。

ドラクエウォークのキャラクターは頭身の高めのキャラクターになっているから衣装のデザインとかはドラクエ10の物が流用されてる感じかなぁ。

別に同じスクエニだし素材を流用するのはアリなんだけど、ドラクエウォークが継続してサービスが続くとしたら次のクリスマスイベントの報酬もドラクエ10の再利用だったりするのかもなぁ。

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「書面に捺印」など自動化するロボット、デンソーウェーブら3社が開発

物理的な承認印が欲しがる日本ならではのロボットだよなぁ。

なんか色々な意味で無意味っぽいけど需要がものすごくアリそうなのが笑うに笑えない、そんなジャパンです、はい。