2018年5月6日のぐったり | ゲームを積む男

2018年5月6日のぐったり

休みだからって中途半端な眠り方をしてしまったおかげで怠い。

昼間とかにうたた寝しちゃうと夜に眠れない感じで、結果的に睡眠時間が足りてない感じにもなっちゃうんだよなぁ。

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ゲームボーイを開発した伝説の技術者・横井軍平「私はなぜ任天堂を辞めたか」

トランプや花札の製造会社だった任天堂が玩具を出すようになってその後にゲームウォッチやファミリーコンピューターなどの電子ゲーム機に進出して今は世界を代表するゲーム会社にまで成長したきっかけとなったのが横井軍平氏。

そんな横井氏はバーチャルボーイを発売した後に任天堂を退社しておりその約1年後に事故で亡くなってしまわれたんだけど退社した直後に文藝春秋に掲載された手記がネットに掲載されて話題に。

当時はバーチャルボーイは先入観が良くないのがあって成功出来なかったしニンテンドウ64も伸び悩んでいたのは確かなんだけど横井氏が任天堂を退社したのは初めから55歳で独立したい思いが強かったからだとか。

当時の任天堂はまだ山内溥氏が社長をしておりワンマン企業と言う部分があったけどそれでも大企業に成長していたのは確かで、そうした中でゲーム機の開発を行うよりも自身の原点となる玩具の開発を行う仕事をしたいって思いがあったんだろうなぁ。

山内氏のワンマン体制ってのは批判もあるけどそうした体制だからこそ生まれたものも多いわけで、横井氏のアイデアに目をつけて商品化させたりしたのはそうした体制だからこその良さがあるだろうし、それだけ山内氏のものを見る目が優れていたってのもあるんだよね。

任天堂がヒットを出してこられたのはヒットを見抜く目と大企業と真っ向勝負ではなくて他が出さない隙間を射抜くことが出来る良さがあったんだろうと、だからこそハードウェアパワーで勝負しようとした64はトップになれなかったしハードウェアパワー以外で勝負したWiiがヒットしたんだろうなぁ。

横井氏の思想の一つに「枯れた技術の水平思考」って有名な言葉があって、ハイテクな最新技術を積極的に盛り込むよりも既に使われていた技術を別の使い方を出すことで他にない商品を生み出すって事があって、ヒットした商品はだいたいその思想が盛り込まれているんだよね。

Nintendo Switchも基本となるハードウェアはタブレットとかの技術だし、Joy-ConのHD振動とかIRセンサーもすでにある技術なんだけどそれを組み合わせたことで他にはない特徴を出せたりしてるし。

Wiiの時はハードウェア自体がゲームキューブの強化版で同時期のXbox360やPS3に対して性能が劣りすぎた部分があったけどSwitchでは良い意味でのハイテクとローテクが組み合わさったのもあったし。

山内氏が社長を退任して岩田聡氏にバトンタッチしてからはワンマン体制は無くなっているんだけど任天堂の哲学と言える部分が息づいているからこそ今でも世界最強のゲーム会社としてやっていけているんだろうなぁ。

ちなみに、バーチャルボーイは大失敗と言われているけどこちらも枯れた技術の水平思考で生まれたハードだから任天堂の業績への影響はそこまで大きくなかったらしいんだよねぇ。

もしも横井氏が事故で亡くなっていなければもしかしたらコトが企画開発した玩具が任天堂から出る事もあったかも知れないんだよなぁ。

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ゲーム制作にはどんな専門家が関わっているのか、ゲーム業界を支えるさまざまなクリエイターへのインタビューが公開中

とは言え今の多くのゲームは一人二人の開発者で作られてないのがほとんど。

ハードウェアの性能が向上してそれに伴い作らないといけない部分が増えたのでそれぞれの部分で専門家が開発して、それらをひとまとめにするのが監督だったりディレクターだったりするんだよね。

だから最終的なゲームの作りを決めるのは監督だったりディレクターだったりする役割の人なんだけど作り上げるのは多くの人のちからが必要なんだろうなぁ。

大規模なゲームづくりが増えてしまったからそうした企業から離れた開発者が小規模なゲームを開発する流れが増えてきているってのも分かる感じがあって。

前述の横井氏が任天堂を離れたのもそうした流れなんだろうなぁ。

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Appleのバッテリー交換ディスカウントプログラム。追加修理で結局高額になるケース続出

バッテリーの交換は値下げしたけどそれ以外の部品も交換させて修理の収益は確保するメゾット。