エラーの2013年3月25日 | ゲームを積む男

エラーの2013年3月25日

3月24日の19時頃から21時頃までWii Uのネットワーク関係がエラーで普通になっていたんだ。

任天堂のネットワーク情報に残っているけれどトップページとかにはその情報はなくて、該当する時間にWii Uの各種サービスが接続できなくなっていた人は結構いた模様。

エラーが起こっていたのはWii U関連のほぼすべてのサービスで、ニンテンドーe-Shopへの接続は勿論、各ゲームのオンラインサービスや自動アップデート関連やMiiverseも閲覧できなくなっていた訳で。

一般的なゲームはオンラインサービスが使えない状態でもオフラインでのプレイは可能になるんだけど、現在βテスト中のドラクエ10のWii U版は起動時にアップデートの確認が入ってそれが出来ないと起動できないからアップデートの確認が出来ない状態だとソフトを起動する事すら出来なかった訳で。

ただ、ドラクエ10のオンラインサーバーそのものは稼働していたから該当時間以外でドラクエ10を起動済だった人にはオンラインはプレイできたかな、それでも任天堂側のサーバーが不調だとゲームが起動できないってのは致命的なエラーだったと思う。

今回はまだ正式サービスがスタートする前のエラーだったけれど、時間は日曜日の夜でこの時間なら家でゲームをプレイしようって人がそれなりにいる時間だと思われるからその時間に遊べないってなると不満に感じる人も出てくると思うんだよなぁ。

今のWii Uはライバルハードがそれこそ7年や8年掛けて築き上げていったオンラインサービスを追いかけている様な状況で、任天堂自体にもそのノウハウが不足しているのだからこうしたトラブルが発生するのは仕方がない状況だとは言える。

まだハードが普及してない状況とは言え、こうしたトラブルが頻発すると既に購入済みのユーザからの不満が蓄積すると思うんだよなぁ、そうした声が出てくると未購入のユーザーが二の足を踏む状況になってまた普及が遅れると。

だからこそこうした大規模なトラブルを糧にして次は同じトラブルを続発させないようなシステムを作っていくことが重要だと思うのだ、普及する前の段階で何処かのハードみたいに大規模な個人情報流出とかさせたらそれこそ目も当てられない訳だからね。

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【コラム】武器を下ろせ - 戦闘のないゲームの時代

海外でも日本でも、ヒットしているゲームの大半は戦闘があるゲームなんだよなぁ。

海外での主力であるFPSは現代戦・近代戦・宇宙戦争などの世界観こそ違えども基本的に銃火器によるドンパチになるわけだし、スタンドアロンでヒットしている海外製RPGやクライムアクションにしても戦闘が多い。

日本でも例えばソーシャルゲームを見ていると各メーカーが力を入れて宣伝しているカードゲームは何かしらの戦闘要素が入っている物が大半だったりするし、争い事ってのはユーザー間の競い合いのキッカケになってそこからユーザーを呼び込むって事になるのかしら。

ただ、戦闘がないゲームだってヒットするキッカケはある筈なんだよなぁ。

記事で挙げられているPORTALは戦闘のないFPS(ジャンルとしてはアクションパズルだけど)と言える内容、最終的に戦闘に近い事はやってるんだけどドンパチじゃない内容は既に数年前のゲームになっていても新鮮だと感じる。

インディーズ系のゲームの多くは戦闘を重視しない作りが多くなっているし、日本でも戦闘を挿せないヒットゲームってのは確実に存在するんだよな。

勿論戦闘が駄目かって言われるとそれは違うわけで、大切なのは「ゲームが戦闘ばかりじゃない」って事を示すことじゃないかと思うわけです。

戦闘もしたいけど、戦闘をしたくない時もあるよね、って感じなのです。

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「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」,新職業である「バトルマスター」と「賢者」の連続クエスト第5話が本日配信スタート

例によってなクエスト配信、今の時点で賢者とバトルマスターの職業レベルを50まで上げている人ってどれくらいいるのかなぁ。

バージョン1.3になってこれで3週間って所だけど次のクエスト配信はやっぱり外伝クエストになるのかしら、バージョン1.3でそれっぽい映像が流れていたからランオーガ村の外伝クエストあたりが怪しそう。

それよりも気になるのはバージョン1.3の限定クエストの存在、バージョン1.3がスタートした時点で既に3つほどそれっぽいクエストが配信されているのですがバージョン1.3の予告映像で見られたイベントはその3つのクエストでは見られてないので更に追加がアリそうな予感です。

所謂「世告の姫関係」のクエストはバージョン1.2の頃から始まっているのですが基本的にレベルが50オーバーになっているプレイヤー向けの難易度設定になっていてバージョン1.2や1.3から始めた新規プレイヤーには辛い内容になっているのが厳しいんだよなぁ。

この辺り、ちょっと新規プレイヤーに厳しい感じがあって残念な所です。

オンラインゲームの常識に“ドラクエ流”で挑む取り組み――「ドラゴンクエストX」運営開発のキーパーソンにその思想を聞いてみた

そんなドラクエ10のスタッフインタビューが出てきてる。

ドラクエ10ってMMOではあるんだけど、既存のMMOで常識となっている部分を敢えて外してあるんだよなぁ。

既存のMMOのイメージだと画面内にショートカットアイコンが存在したりチャットのログが流れていたとかしているんだけど、ドラクエ10はそうした部分は無くてスタンドアロンだったドラクエ8のイメージを継承しておりぱっと見で「ドラクエ」だって分かるように作ってある。

メニュー周りもあくまでもドラクエの範疇で作ってあって仕組みが複雑になりがちなMMOではあるんだけどそれを複雑に感じさせないように作ってあるんだってのは遊んでいて実感出来るんだ。

勿論、ショートカットがあれば快適にプレイできるだろうしそうした要素が無いのを不満に感じる人がいてもおかしくはない、ゲームに対する知識が深い人ほどドラクエ10でやっている事を常識はずれと感じているのも確かみたいで否定的な意見も時々見られたりする。

ただ、MMORPGと言う物が出来てそれこそ10年20年が経過している今だからこそあらためてMMORPGを咀嚼して今まで付いてこられなかったユーザーに対して改めて手を差し伸べるって意味がドラクエ10に込められているんだろうって気もするなぁ。

だからこそ、自分がドラクエ10に期待したいのは昨年8月のスタート時点から遊んでいるユーザー以外の新規プレイヤーに対しても手を差し伸べる事だってのも感じる訳で。

既に何百時間も遊んでいるプレイヤーじゃなくても「その時に味わえるイベント」ってのを体験したいだろうし、あんまり熟練プレイヤー向けのクエストばかり充実されても辛いと思うんだよなぁ。

長く続けていくからこそ、新しいユーザーに対する対策も欲しい所、Wii U版が出るんだから特に感じる訳です。

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売れる売れないではなく仮想世界が作りたかった――「ArcheAge」の開発者Jake氏が考えるMMORPGや日本サービスに関して聞いてみた

こちらはドラクエ10とはまさに真逆のMMORPGって感じだなぁ。

画面写真を見ただけでもショートカットアイコンの束とかチャットログを表示するであろうウィンドウがあったりとか。

勿論、これはPC向けに作られているからこそこうしたデザインになっているってのもあるんだろうけれどまさに「今まで色々なMMORPGをやっていたプレイヤー向けのゲーム」って感じなんだろうなぁ。

それにしてもこのゲームがやろうとしているのはMMORPGにマインクラフト的な要素を加えたいのかしら、プレイヤーの自由に出来る仮想空間を用意して遊んで貰いたいと言うか、それでもわからないように制限をしたいと言う所とか。

サーバーの運営とかは大変そうだなぁって思うのである。

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ゲーム報道に見る新聞やテレビの限界

新聞やテレビなどの一般的なマスコミが取り扱うゲーム情報が滅茶苦茶だってのは確かなんだけど、これは実はゲームに限らず専門的な情報になると同じような事が起こるんだよね。

物事が複雑になってそれぞれに専門的な知識が必要になってくる中で大手マスコミが必要とする「何でも屋」ではそれらを正しく扱えなくなってしまっているんじゃないかってのはいつも感じる訳で。

でも…ゲームの情報に特化した一番の専門誌がファミ通だって考えると、ゲームの情報を正しく扱える人材って難しいんだろうなぁってのは実感するなぁ。