直接2013年1月24日 | ゲームを積む男

直接2013年1月24日

そんな訳でダイレクト



今回は直近に発売されるソフトではなくて今後任天堂がWii Uでどのようなゲームはサービスを展開していくかって部分に絞って情報公開するって事前に言われていた通り、これから任天堂がどのようなWii Uタイトルを販売していくかって事を色々と紹介していた内容。

つまりは「今月・来月は任天堂タイトルは発売されない」って事も明言された訳で、この点に関してはWii Uの辛い部分が続きそうな予感だなぁ、目玉タイトルが不足していると必然的にWii Uの販売も落ち込んでいく訳だし外野の声が煩くなるかも。

ただ、発売日近辺にWii U本体を購入したそうはいわゆる「任天堂ファン」や任天堂のゲームタイトルに期待している層が多いわけで、そうした層に対しては期待しているソフトが出てくるって意味で長いスパンの安心を約束するダイレクトになったのかも。

それでも直近で楽しめるサービスが発表されなかった訳じゃなくて、Miiverseの改善・機能拡張やWii Uにおけるバーチャルコンソールの展開が発表されたのは収穫。

Miiverseの改善・機能拡張に関してはとりあえずフィルタリング機能が強化されるみたいで、実際にゲームを遊んだユーザーの投稿を抜き出す事が出来たりとか今まで望んでいた項目がちゃんと搭載されてくれるみたい、「そうだね!」狙いの薄い投稿が目立たなくなるって事で自浄作用が働く可能性もあるから今後に期待したい所。

Wii Uにおけるバーチャルコンソールはとりあえず春の本体更新から正式サービスがスタートするみたいで、基本的にはファミコン・スーパーファミコン・ゲームボーイアドバンスのゲームソフトが提供されるけれどそれ以外の64やメガドライブ等のタイトルがどのような扱いになるのか気になる所。

価格はWii版と据え置きでWii版で同じタイトルを持っていても買い直しにはなるけれどWii版のバーチャルコンソールを持っていてWii U本体に転送済みの場合は優待価格で購入できるみたいで。

「買い直しになる」って部分で「同じソフトと何度も買わせる」って事を批判している人がいるけれど例え同じゲームでもWii U向けに作り直しているのだから多少の手間は仕方がないと思うんだよなぁ、100円150円だったらWii U GamePadのみのプレイやキーコンフィグ対応で十分元が取れると思うし。

そしてWii Uバーチャルコンソールのスタートに先駆けて7月まで毎月1タイトルのバーチャルコンソールソフトを30円で配信するキャンペーンも実施、体験キャンペーンと銘打たれているけれどゲームは体験版じゃなくてちゃんとした製品版だから既に持っているタイトルでも買いたくなる魅力がありそう。

そのキャンペーンの中でMOTHER2のバーチャルコンソール配信も行われるみたいで実質30円でMOTHER2が楽しめるし、Miiverseには糸井重里氏が直接書き込んだりとかしてMOTHER2の思い出を再体験できるキャンペーンを行うみたい、大々的な新作発表って訳じゃないけれど盛り上がる場所を作るってのは良い所だなぁ。

ちなみに海外でもバーチャルコンソール体験キャンペーンは実施されるけれどファイアーエムブレム紋章の謎とMOTHER2が無くてその代わりにF-ZEROとパンチアウトが配信される模様。

後は今後に発売されるであろうWii Uの任天堂タイトルが発表されていった感じで、わかりやすい所では「3Dマリオの新作」とか「マリオカートのWii U向け新作」とか「ゼルダの伝説の新作」みたいな当然作っているだろうと思われている新作はしっかり明言されてWii Partyの流れを汲んだ新作なども画面付きで紹介されていた。

そんな中で最大のサプライズになるのは「真・女神転生とファイアーエムブレムのコラボタイトル」と「ゼルダの伝説 風のタクトのリメイク」って事になるかなぁ、前者に関しては開発が明言されただけでどんな内容になるのか全く想像出来ないけれどHD機種で始めて展開されるメガテンタイトルって部分でも注目かも。

風のタクトリメイクに関してはゼルダの伝説新作の開発に時間が掛かるからその間を埋める意味もあるんだろうけれど予想されてなかったから驚き、オリジナル版の風のタクトはグラフィック等の雰囲気や戦闘の気持ちよさはシリーズの中でも抜群だったけれど納期優先で開発された為か未完成で発売されてしまった不幸があるので今回のリメイクで未完成な部分が補完されて本当の意味で完全版として楽しめるなら凄く嬉しい。

オリジナル版での不満点だったタライとホース集めに関しては海外版の時点で改善されていたらしいけれど航海部分の手間に関してもWii U GamePadを利用したりして快適になったりして、更にダンジョンの追加とかもあったら良いだろうなぁ。

そして最終的な目玉として取り上げられたのが「モノリスソフトが開発中の高橋哲哉氏監督の新作」



ゼノブレイドを思わせるような広大な舞台とバトルシステムにロボット(ギア?)や巨大なモンスターの存在、それに最後に表示される「X」と言うロゴからゼノブレイドから継承された「ゼノ」シリーズになるのは間違いなさそう。

バトルシステムはゼノブレイドをベースに様々な変更点があったりとかチャットウィンドウらしき存在が見えたりとか開発はかなり進んでいるだろうけれど実際の発売はまだまだ先になるかな、それでもゼノブレイドから既に2年経過している訳で思ったよりも早く発売される可能性もあるかも。

直近…今月来月のWii Uは任天堂タイトルも発売されずNewスーパーマリオ2やニンテンドーランドを目玉にしていく必要があるから苦しい時期が続くのは確かだろう、HD画質になった事で開発の手間が増加してソフトがすぐに出せる保証も少なくなったけれど納期優先でクオリティを下げるよりはしっかりとしたソフトを出していった方がユーザーとしては最終的に幸せになる予感。

ソフト不足を補うためにも外部の会社とのコラボが積極的に行われるみたいだし最終的に「Wii Uを買って良かった」と思えるようなソフトラインナップを実現させてくれれば満足なのです。

「Wii U Direct Nintendo Games 2013.1.23」
「真・女神転生」と「ファイアーエムブレム」のコラボや、モノリスソフトの新作の映像などを公開


わかりやすいまとめ

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「DmC Devil May Cry」が11万本,「デジモンアドベンチャー」が4万7000本でランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」

【ゲームソフト販売本数ランキング TOP30】集計期間:2013年01月14日~2013年01月20日

今年に入って始めて目立ったタイトルが発売された事で動きの合ったランキング。

新生デビルメイクライことDmCが11万本を売上げてトップ、前作のデビルメイクライ4は初週20万本で累計30万本だった事を考えると半分近くまで数字を下げているけれど海外開発によるイメージの変化やそもそも前作発売から5年経って市場の変化を考えるとかなり健闘した数字だと思う。

海外では好評なので国内以上にそちらで数値を延ばすことが出来ればシリーズのリブートとしては成功になるんじゃないかなぁ。

デジモンアドベンチャーは約5万本、以前に同じPSPで発売されたデジモンワールド:リデジタイズは初週7万本の累計15万本だったから勢いとしては若干伸び悩んだ感じ、デジモンワールド~が今風のデザインで作られていたのに比べて流石に題材として古くてPSPユーザーとの相性が良くなかったかもなぁ。

とび森が安定して売れており3DSも好調な一方でWii Uは1万6千台程度でPS3の1万9千台よりも低い状況、ニンテンドーダイレクトで明言された通り1月2月はソフトが発売されないのでしばらくは低空飛行が続くのは間違いないかなぁ。

ちなみに逃走中が40万本間近、強いなぁ。

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「NEOGEO X GOLD SYSTEM」22日納入分で終了
ACアダプターと液晶保護シートをリリース


幻のレアハードとしてそのまま終了って事かな。

ゲームカードの供給は期待できないだろうし、SDカードを利用したダウンロード配信に期待したいけれどそれも難しいかも。

物としては悪くないとは思うんだけどなぁ。

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「THQ」オークションの入札結果が判明、買い受け先にはUbisoftやセガ、Crytek、Koch、T2らが並びTHQは解体へ

知名度のあるタイトルは大手の会社に買い取られて行ってTHQそのものは解体。

引き取られたメーカーによって日本でのシリーズ展開も変わってきそう、UBIとかだったら日本版も出してくれそうな予感があるけれどセガは海外タイトルの日本展開は超消極的だから期待できなさそうかな…

“Darksiders”シリーズを手掛けた「Vigil Games」の売却先は決まらず、今後新たな売却先の模索へ

切ない。