2012年3月15日のオールスター | ゲームを積む男

2012年3月15日のオールスター

$ゲームを積む男-ヒーロー感もそれぞれ

以前にも書いたけれど最近日曜朝に余裕が出来てキッズタイム番組を見ててプリキュア面白いなーとか思っていて、評判の良かったプリキュアオールスターズDX3のブルーレイを購入してみたんですよ、あと将軍も。

で、パッケージ裏の「プリキュアって21人もいる」って表現でとりあえず爆笑させていただいてから実際に映画を見たらコレがもうなんだか凄く面白く出来てまして。

話の流れとしては「過去にやっつけた敵を纏める凄い敵が出た!→みんなでプリキュアに変身して世界を守ろう!」って言う形で非常にシンプル、あとキャラクターは公開当時(2011年)にスタートしたばかりのスイートプリキュア組が一番メインになっているけれど流石にスタート直後の映画なので本編での設定がいまいち反映されてなかったりもしてるのもある。

それに子供向けの映画ですから映画としての長さは70分とそれほど長くないんですよ、その中で21人のプリキュアの全員に出番を用意して更にそれぞれの作品に登場する妖精にもスポットライトを与えて、更に激しいバトルからユーモアのあるシーンまで盛り込んで8年分6シリーズの主題歌もちゃんと流して1本の映画として成立させている所にプロの仕事を感じる訳で。

激しいバトルの中で弱気になる新作組に対して旧作のメンバーが諦めないと立ち向かって行ったりとか、逆に後半の絶体絶命のピンチでは新作組が旧作メンバーに対して諦めないと立ち上がったりとか動いたりとかも非常に熱い、ストーリーの流れは完全に少年マンガのノリなんだよなぁ。

8年間で6シリーズもタイトルがあるのにそれぞれの登場キャラクターの造り分けもキチンと行なわれているし、何よりも作り手側がシリーズを大切にしている事が伝わってくるし、シリーズを継承させる為の橋渡しとしてもしっかりと仕事をしているんじゃないでしょうか。

こういうのをちゃんと見ると「子供向けってのは片手間では絶対に作れない」って言う思いがハッキリと分かるわけです、子供向けのアニメの視聴者ってのは子供は勿論その子供に玩具を買い与える親も含まれているわけで彼・彼女たちが嫌な思いをしないってのが徹底されているのが分かるのです。

そうした部分で見ていてもこのコンテンツが所謂「大きなお友達」ではなくてちゃんと子供たちを向いて作られているのがよく分かるんです、媚びないけれどちゃんとスクリーンの手前にいる子供たちにたいして向き合っているというか。

本当に子供を向いて作品を創り上げる事に対する姿勢を感じさせる、本当に凄い作品だと思いました。

それにしてもヒーローの幅って広いね(写真のパッケージを見ながら)。

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「初音ミク」8万6000本,「STREET FIGHTER X 鉄拳」合計6万7000本。1位は先週に続いて「ワンピース 海賊無双」の「週間販売ランキング+」

Project miraiは想像よりも売れた感じかなぁ、Project DIVAの前作が約18万本を初週で販売したのに比べると見劣りはするけれど体験版とかの前評判がいまいち良くなかったのとかどうしても派生タイトルに感じられる部分が悪影響したのかも、それとPSPユーザーと3DSユーザーはまだ同一じゃないってのもあるかな。

じわじわと楽しくなってくる部分とか恐ろしく可愛らしい見た目とかを含めてProject DIVAとは違った層に長く売れる可能性のあるタイトルだからこれからもっと伸びてくる可能性はありそうだけどね、個人的にも非常に楽しいから長く売れて是非ともProject DIVAと並行して続編が出るタイトルに成長して欲しい所です。

ストリートファイター×鉄拳はPS3版とXbox360版の差が激しい結果、これははじめからキャラクター数で差別化されていたりとか360版を露骨に差別化してるから当然とは言えるけれど、ユーザーを無視した売り方にはもっとしっかりと差別化があっても良かった印象、キャラクターを隠してまで売ろうとしたVITA版はどうなることやら。

あとはガンダムが安定しているのとメタルギアソリッドスネークイーター3Dが思ったより売れたのに比べてシンデレライフがパットしない本数なのは気になる所、レベル5のゲームは商売の巧さが印象的なのですがこのタイトルに関しては題材を含めてそれが生かせなかった感じだなぁ。

海賊無双は1週目の勢いでそのまま走りきった印象、店舗とかでも品切れしている所が多いし上手く売り込む事が出来ればこのままPS3で2番目のミリオンセラーも狙えそうな雰囲気ではある、評判から来る中古の戻りとかがこれからどれだけ影響してくるかって頃になるんじゃないかと、予想としてはミリオンギリギリの90万本前後だと思ってますが。

3DSのマリオカート7・スーパーマリオ3Dランド・モンスターハンター3Gのミリオントリオが安定して売れている事に加えて牧場物語・シアトリズムFFやマリオ&ソニックが横並びなのも印象的、これらのタイトルがそれぞれ3DSの定番タイトルとして長く売れるのは理想的な展開になるよな。

そんな3DS本体は6万9千台と相変わらずのハンググライダー状態、そろそろ上昇気流が欲しいけれどそれは今月の新色本体とかに期待かしら。

あと、Vitaが何故かギリギリ1万台を超える数値を残しているのは不思議、先週の23台とか今週の41台とかは誰が買っているのかしら。

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DSiウェア「風雲!大籠城 改」2012年3月21日より配信開始!

風雲!大籠城は3年前にパッケージで出たゲームだったんだけど新規タイトル故に苦戦して、ただ遊んだ人からは評判が良かったりとかそこから抜き出しと新規で作ったDSiウェア版が評判良かった事からDSiウェアで既に3タイトルを出してユーザーの人気を得た感じ。

で、今回の新作はパッケージ版とほぼ同等の内容でDSiウェア版の新機能を追加したある意味完全版と言える物になっていますが価格もその分過去のDSiウェア版よりは高めに設定。

それでも特に200円のDSiウェア版から入った人には既に面白さが保証されているだけに注目されるんじゃないでしょうか、ソフトを差し替えなくても遊べるってのも魅力。

初めは安価で入りやすい価格で出して徐々に価格を上げていく手段ってのは無料でユーザーを増やして有料のコンテンツで稼ぐのに似ているけれど、どちらにしてもゲームの本質が楽しくないとユーザーは増えないんだよなぁって思ったのでした。

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謎のDSiウェアの正体は・・・女子高生育成レースゲーム!その名は『女子高ダッシュ』

こちらも大籠城と同じ日に配信されるDSiウェア。

DSiウェアは意外と意欲的なタイトルが続いているんだけどこの辺りが収穫期になるかも、コレだけ意欲的なDSiウェアが増えると3DSで本体にしか保存できない(SDカードには現状保存出来ない)仕様が残念なのです。

DSiは何台も持っていても本体容量が足りなくてDSiウェアを買いまくれなかったんだよなぁ。

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PS3版「マージャン★ドリームクラブ」発売日が2012年4月5日に変更

謎の延期、とは言え1週間なのでスケジュールの都合かなぁ。

恐らくは(既に過去2作を作っている)Xbox360版をベースに作ってそこからPS3版を並行して開発したスタイルだと思うので移植する過程で何かしらの不具合が出たかも。

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元SCEEの幹部フィル・ハリソン氏はMicrosoftへ。開発部門の監督および,Xbox部門のヨーロッパ市場開拓推進を担当

ヨーロッパではXbox360よりもPS3の方が強いからそちらへの強化って感じかしら。

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ブリタニカ大百科事典、ついに印刷版を終了

時代の流れか。

全てが完全にデジタルに取って代わる時代は来ないと思うけどね。