Galaxy S II | ゲームを積む男

Galaxy S II

$ゲームを積む男-Xperiaと銀河王2世

先月にGalaxy S IIへ機種変更を実施してそろそろ1ヶ月ほど。

ドコモの夏モデルの中で目玉的な存在として発売されて実際に今夏のスマートフォンの中では特にハイスペックを謳っているモデルである本機種ですが、そろそろ使い慣れてきたのでこのあたりで良かった所と悪い部分を挙げようかなと。

・ともかくサイズが大きい

$ゲームを積む男-音楽プレイヤーと銀河王2世

使っていて一番のデメリットだと感じたのはそのサイズである、スマートフォンの中では大きめの画面である4.3インチの有機EL液晶を搭載している事が影響していると思いますが、そのおかげで縦横が他のスマートフォンよりも大きくなってしまっているのです。

前に使っていたXperia SO-01Bの横幅が64ミリでGalaxy S IIは66ミリ、スペックだけで考えると2ミリの違いでしかないハズなんだけど実際に使ってみるとカタログスペック以上の違和感を感じる訳で。

これは特に片手で操作する時に不便に感じることが多い、片手でTwitterのタイムラインを追うとか、気軽な使い勝手の面ではどうしても他の機種に比べると劣っているを感じるのは残念である。

本体自体の薄さはたしかにあって、実際に横から見たときはほとんど板なのでビックリ出来るけれどね、ただやっぱり実際に持つことを考えると必要なのは厚みよりも横幅なんだと言うことを実感。

ただし、本機種は国内スマートフォンと同様にデフォルトでストラップホールが搭載されている事もあって、ストラップを使用する事や本体のサイズに慣れていく事である程度はフォローできるようになると思う、逆に言うとストラップは付けたほうが良いと思うけれどね。

$ゲームを積む男-裏面は差し替え

裏面の下部はUSBポートの関係などを含めて膨らんでいるけれどこれは持ちやすさに悪影響を与えてはない感じ、ただ机の上においた時に平行にならないのが残念と言えば残念。

・でも画面は綺麗よ

$ゲームを積む男-ピカピカ

ディスプレイの有機EL液晶はサムスンが自慢するだけあってさすがの綺麗さである、屋外での視認性は液晶と比べて特に良いって訳でもないけれどカメラで撮影した画像とかでもギャラリーで閲覧するときの良さとかは感じられる。

あと、本体サイズでデメリットになっているけれど画面サイズの大きさは文字入力とかで入力しやすさにつながっていたりするし、タッチパネルでキーボードを出してqwertyで入力したい人には良い感じ、縦持ちでも問題なく使えるのよ。

タッチパネルの感度自体もかなり快適、多少過敏すぎる部分はあるけれど反応が鈍いよりもマシなのである。

でも画面の解像度が800×480って小さいのは残念、国内端末とかが854×480だったりするのでもう少し縦の解像度が欲しかった感じなり。

このあたりは後継機に期待かなぁ…それが早かったりすると胃がギリギリするけど。

・細かい部分で作りこまれている部分がある

サムスン自慢のUIに関してはあまり褒められた出来じゃない、基本的にはiOSコンプレックス的なものが見えるし、画面下のショートカットもここまで大きくなくて良いじゃないかって思うし。

ただしAndroid端末は自分でホームアプリを変更できるメリットもあるからそれを活用して自分の好きなホームアプリを使用する事で問題ないのだ、使い勝手が悪いと感じたら自分で色々と試して使い勝手を良くしていくのがAndroid端末の魅力だからね。

デフォルトの機能で画面のスクリーンショットを残せるのは良いところ、ホームボタンと電源ボタンを同時に押すことでその時点の画面をキャプチャー出来る訳で、これは要するにiOSで存在する機能なんですがAndroidでは基本機能として存在しないですし。

実際に使っていく上でそこまで必要とする機会がないのは確かだけどあれば何かと使えるから出来ればあったほうが嬉しい感じ、これはドコモが国内向けにするときに出した要望らしいけれどだったら他の端末でも導入させて欲しいところだねぇ。

あと、標準搭載されているアプリ関係はそこまで良くないかな、Game Hubとか言っているけれど結局はモバゲへのリンクだったりするし、あくまでも自分で積極的にアプリを導入したい人向けの端末でデフォルト状態で色々やるには向かない機種なのです。

・結局はスペックが大事なのだ

そんな「色々とやる」って目的で考えるとこの機種の性能の高さとかが魅力的になるのです。

デュアルコアCPU搭載とか大容量メモリーとかでアプリを色々と入れても余裕があったりするし、アプリを複数立ち上げても重たくなることが少ないのが大きなメリット。

Android OSってのは色々なことが出来る代わりに他のスマートフォンOSよりも重たくなってしまう事が多いんだけどこの端末はハイスペックを武器にして押しのけているイメージなのだ。

1年前のAndroid端末を触って「動作が重い」って感じている人はこの端末を触ってみればそのイメージが払拭される筈、それくらいの端末だと思うわけです。

つまりはAndroid端末として色々と試したい人にはおすすめの端末でしてこれで1年以上は不自由なく使い続けられるのはまちがいなし。

ただし、フィーチャーフォンからの乗り換えとして考えると初めは使いづらい部分のあるちょっと残念な端末、ってそんなイメージだと思いました。

逆にこれが初めてのAndroid端末だと次の端末のハードルが上がるんだけどねぇ。