ビクトリーゴール’96と’97
【ニコニコ動画】(セガサターン)ビクトリーゴール'97オープニング~エンディング
ビクトリーゴールはセガサターンで発売されたアクション系サッカーゲーム、Jリーグを舞台としたメインシリーズとしては95年版から4~5作ほどと、世界を舞台にしたバージョン(別タイトル)が何本か発売されてますね。
個人的に思い出深いのがタイトルにある通りビクトリーゴールの96年度版と97年度版、何故かと言うとオープニングとエンディングに収録された歌を光吉猛修氏が歌っているからです。
そのままサッカー番組とかのテーマ曲に使えそうなこれらの熱いテーマ曲を手がけたのはソニックシリーズ音楽などを手がけている瀬上純氏、氏の特徴でもあるギターサウンドと光吉氏の熱いシャウトが素敵な相乗効果を上げている名曲なのです。
ビクトリーゴール'96はゲーム中の実況以外にもインストサウンドが多数収録されておりサウンドトラックが発売されましたが'97は実況のボリュームを増やした関係でインストサウンドが少なくなって、サントラも発売されなかったのです、何かのプレゼントに'97のオープニングとエンディングテーマはCD化されていますが基本的にフルバージョンは幻の音源的なイメージ。
とは言え、昨年発売された光吉猛修氏のベストアルバム「From Loud 2 Low Too」と数年前に発売されたセガサターンの記念アルバムにオープニングとエンディングが収録されて日の目を見ましたので個人的に良かったよかった。
From Loud 2 Low Tooにはビクトリーゴール'96のオープニング・エンディングも聴けるし、瀬上&光吉コンビで制作されたプロ野球チームをつくろう2のテーマ曲も収録されていたりして非常にオススメ、一家に二枚(二枚組だから)の名盤です。
【ニコニコ動画】セガサターン ビクトリーゴール'96 OP
そんなビクトリーゴールですが、ゲーム自体はウィニングイレブンとバーチャストライカーの中間的な作りかな、少ないボタン数でもシンプルにアクションサッカーゲームとして楽しめるし、テクニック的にボタン操作を覚えればある程度のテクニカルさも楽しめる感じで、パワースマッシュとかに通じる部分がある良作なのです。
ただ、発売された機種がセガサターンで今ひとつメジャーになれなかった事と、同じセガからサカつくと言う同じサッカーをモチーフとしたヒットタイトルが出てしまった故にこのタイトルの遺伝子は途切れてしまったのですね、残念。