ドラクエ9日記その3
ドラクエはドラクエだから凄いのです。
ドラクエより優れた部分のあるRPGを探そうと思えばいくらでも出てくるんだよね、
例えば戦闘テンポの早さならセブンスドラゴンが凄く快適だし、グラフィックのキレイさならそれこそDSでも凄いソフトはいくつもあるし、ムービーが多用されたゲームとかもあるし、特に最近のDS市場はRPGが盛りだくさんだから本当に色々なゲームが楽しめる訳です。
ただ、ドラクエがドラクエである最大の理由は堀井氏の手によってしっかりと整えられたゲームバランスと老若男女問わず楽しむ事が出来るゲームのリズムだと思った訳です、これって他のRPGでは中々出来そうで出来ない事なんだよなぁ。
他にもプレイヤーのプレイ方針が多岐にわたってもゲームに詰まることが少ないってのは凄い事だと思う、ドラクエってストーリーに関しては基本的に一本道なんだけどそこへ至るゲームプレイはユーザーの数だけ存在するんだと思うわけで。
前作のドラクエ8だってパーティメンバーは固定なんだけどそのメンバーがレベルアップする時に行えるスキルの振り分けによってプレイヤー毎の遊び方が変わってくるし、キャラクターの職業が選べる3や6や7も、パーティメンバーの種類が豊富な4も5も6もプレイヤー毎のメンバーがあったと思うのです。
それでもどのようなプレイスタイルでもある程度何とかなってしまう、仮にプレイヤーが自ら茨の道を進んでも工夫すれば何とかなるゲームバランスはやっぱり凄い、他のゲームじゃなかなか実現出来ないドラクエならではの要素だと思った訳です。
ドラクエって実は凄いスルメゲームだと思うんですよね、目に見えてわかりやすい売りはそれ程多くないし、遊ぶとそのあと少し、もう少しとプレイしたくなる心地良いゲームバランスとゲームテンポで段々とのめり込んでいくゲームなんだと思った訳です。
スルメゲームって売りづらいと思うんだけどそれをこれだけ沢山売るのはやっぱりドラクエと言う大きなブランドだからかなぁ。
…って、プレイ日記になってねぇなこれ。
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現在のレベル…20前後
プレイ時間…11時間半