スローンとマクヘール
始めに短い文章の物語があって、その物語は説明不足故に突飛で謎を残している。
そんな文章から気になる言葉を拾い、その単語を元に物語に対する質問を行う。
質問に対する答えは基本的に「はい」か、「いいえ」か、「関係ない」のどれかで、物語の謎に対する本質を突いた質問が出来ると物語の謎を解き明かすための隠された単語が手に入り、更にその隠された単語から質問を行い物語の謎を解き明かすための情報を探っていく。
そうして物語の謎が判明したら最終的に何故その物語が謎の終わり方をしたのかについていくつかの質問文に対して答える形で解答を行い、正解するのが目的になるゲームですよ…と。
解答する時は物語に対する質問に対して複数の答えの中から選択していくのですが答えの数はプレイヤーが物語に対して質問を重ねてきた数に応じて減っていくと、少ない質問数で物語の本質を掴むことが出来たら結構な快感があるのです。
これは本当に説明の難しいゲームだなぁ、説明は難しいんだけど実際にプレイしてみるとすぐにルールが理解出来るので問題無いのですが、このルールが理解出来る部分は結構優秀なゲームである証拠かも。
序盤の数問を解き明かした感じでは非常に難しい訳ではなくて、ある程度質問を行っていけば物語の謎がわかってくるし、一つ一つの問題は気軽に解けるボリュームなので気軽に遊びやすい感じ、ちなみに全編タッチペンを使用するけど操作性に不満はなし、レスポンスも良好だけど質問をやめる時が気持ち待たされる感じがあるかも。
グラフィックとかは結構綺麗だし音声も結構あるけどレイトン教授みたいに有名芸能人を多数起用して長いムービーを使用した訳でも無いので全体的に地味かも。
でも、結構価格が安いし謎を解き明かした快感は結構あるので興味があるなら手に取ってみると良いね、体験版で雰囲気を掴んでも良いかも。