トロともりもり | ゲームを積む男

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「どこでもいっしょ」最新作と言う触れ込みで発表が予定されているソフトがコレになるのかしら、上記サイトの説明文を読む限りではオリジナルストーリーを追いながらまいにちいっしょで配信されていたミニゲームのリニューアル版をプレイしていくゲームになるみたい。



それにまいにちいっしょの雰囲気をオフラインで楽しむ事が出来るいわゆる体験版とか、PS3やPSPをネットに接続していない人がまいにちいっしょを体験するソフトと言う位置づけになるのかな。



でもこれって「どこでもいっしょ」の最新作と言われるとちょっと違和感があるんだよなぁ、って言うかそもそもどこでもいっしょは初代意外はあまりどこでもいっしょでは無い感じがするのですが、トロのキャラクターゲームみたいなイメージになってしまっているみたいな。



そもそもどこでもいっしょは初代が一番ゲームとしてオリジナリティの面でも名は体を表す意味でも優れており以後のシリーズはそれを越えられてないんだよなぁ、まいにちいっしょは人気だけどあれはある意味変化球みたいな物だし。


初代の「どこでもいっしょ」は初代プレイステーションのメモリーカード部分に差し込んでデータを書き換えることが出来る小型ゲーム機「ポケットステーション」で楽しむためのゲームでした。


人間に憧れる猫のトロ、ギャル系ウサギのジュン、格闘家のカエルのリッキー、オネエ系犬のピエール、ロボットのスズキの5種類のキャラクター(ポケピ)から好きな物を選んでポケットステーションにデータを転送して2週間程度の間持ち歩くんです。


そしてポケットステーションを持ち歩いて時々様子を見ながらポケピに言葉を教えていき、その教えた言葉を元にポケピがプレイヤーに話しかけてくる、他のプレイヤーと赤外線通信でしりとりが出来て教えた言葉でやりとりをしたりとか、一日の終わりにPS1と連動させる事でポケピが日記を書いてくれたりするゲームでした。


ポケットステーションはPS1のメモリーカードを若干厚くした程度のサイズなので持ち運びやすく液晶は比較的見やすくてレスポンスも良いのでまさに「どこでもいっしょ」が出来るソフトでした、同じコンセプトであるセガのドリキャス用ビジュアルメモリーは細かい部分で見劣りするんですね、安いけど。



それはともかくとして、おそらく今後も初代を越える「どこでもいっしょ」は出てこないんじゃないかと思うわけで、ポケットステーションと同等のコンパクトさを持って表現力に優れてPS3と連動出来る機械が出て来ない限りは難しいかと思うわけ何です。