メイドイン俺は楽しそうですね
メイドインワリオシリーズは数秒間で特定の目的を達成するいわゆる「プチゲーム」を次々と繰り返していくおなじみのシリーズ、初代はゲームボーイアドバンス用として発売されて以後様々な任天堂ゲーム機に発売されてますね、シリーズは…
1.メイドインワリオ (ゲームボーイアドバンス用)
シリーズ1作目、基本的なゲームシステムは既に確立されている。
2.あつまれ!!メイドインワリオ (ゲームキューブ用)
1作目のプチゲームをゲームキューブ上で複数人集まってプレイ出来るようにした作品、パーティゲームとしてのメイドインワリオシリーズですね。
3.まわるメイドインワリオ (ゲームボーイアドバンス用)
回転を検知する特殊なカートリッジを使用してGBAを回転させてプレイ出来る新作、当然ながらプチゲームも一新されておりプチゲーム以外のおまけ要素も豊富、個人的にシリーズ最高傑作。
4.さわるメイドインワリオ (ニンテンドーDS用)
初代DSと同時に発売された新作でDSのタッチパネルやマイクなどを活用した新作プチゲームが収録されている、密かにまわる~と連動要素あり。
5.おどるメイドインワリオ (Wii用)
Wiiと同時に発売された新作でWiiリモコンを活用した新作プチゲームが収録されている、シリーズの変なノリがバーストしている印象。
6.うつすメイドインワリオ (ニンテンドーDSi用(DSiウェア))
DSiウェアスタートと同時に配信された新作、DSiのカメラを利用したプチゲームが収録されており一通りプチゲームをクリアーした後にちょっとした悪戯があったりするのが特徴、価格が500ポイント(円)なのでボリュームは少なめだけどね。
…とまぁ、初代発売から6年間で既に6タイトルと任天堂ソフトとしては意外とペースの速いシリーズですよ、ちなみにリズム天国 は本作のスタッフが多く関わっているので全体的な雰囲気とかシュールさとかかに近い部分があったりするんです。
で、シリーズの新作となる「メイドイン俺」はいままではあらかじめ用意されていたプチゲームをプレイヤー、すなわち俺たちが自ら作ることが出来るのが最大の特徴ですね(当然デフォルトで用意されたプチゲームをプレイするだけでも楽しめるけど)。
ゲームを自分で作ることが出来るソフトは過去にもデザエモンとかRPGツクールとか色々と出ていましたがそれらは細かい部分まで作ることが出来る代わりに非常に手間が掛かるし、最後まで作り上げる根気のある人しか達成できない事が最大の欠点と言えるものでした。
だけど本作の「作る」要素で作れるゲームは数秒でクリアー出来る「プチゲーム」な訳で、これならば一発ネタを作るだけでも根気はそこまで必要ない、ある意味欠点を解消した作りになっているわけです、「普通のシューティングやRPGを作るのが困難ならプチゲームなら良いじゃない」って言う根本からの転換があるのです。
作れるのはプチゲームだけじゃなくて長めの音楽や4コマ漫画とかも作れて、作ったプチゲームはワイヤレス通信を使って他のDSへ配信することが出来たりWi-Fiコネクションを経由してフレンドと交換する事も可能と、更に定期的に開催されているコンテストに応募すればフレンド以外のユーザーにも配信可能なのですね。
更に更に、本作と同時に発売されるWiiウェアの「あそぶメイドイン俺」でWii上でも本作をプレイする事が出来ると言う贅沢仕様、ユーザーが増えれば増えるほど本作の世界も広がって行き、末永く楽しめるゲームになる予感がしますよ、これは凄く楽しみなのです。