今日の兄弟ゲーム日記090213 | ゲームを積む男

今日の兄弟ゲーム日記090213

マリオ&緑の髭RPG3 をプレイ中、「もの凄く面白い!!」ってテンションを上げる訳じゃないんだけど細かい部分が良く出来ていてそこからじわじわと楽しさが伝わってきてなかなか止め時が見つからない、クッパパートである程度進むと髭兄弟パートに移って、髭兄弟パートを進めるとまたクッパパートに戻ったり。


戦闘シーンは敵の攻撃のポイントを掴んで上手く回避できたりカウンターを与えたり出来ると殆どの敵がノーダメージで倒せるのが良い所、気持ち良いから積極的に狙っていきたくなるんだよね。


フィールド部分はパズル的な要素と若干のアクション要素が入った感じでただ進むだけじゃないのが良い、進む場所でその時に持っている能力を工夫したりタイミングを計ったりして進むいわゆるエストポリス伝記IIのタイプ…って分かりづらいね、ゼルダの伝説のアクション性を弱くした感じ。


基本的には髭兄弟とクッパを同時に操作するシーンは無いんだけどお互いのパートはしっかりと連動しているし、戦闘とかでもクッパが飲み込んだ敵を髭兄弟が戦ったりとか、複雑にならないように連動させているのが好印象なのです、前作がABXYボタンをフルに活用するシステムで若干複雑だったのですが上手く改善された感じ。


音楽も地味に良い感じ、旧スクウェアとの共同開発だったスーパーマリオRPGから引き続いて下村陽子 氏が担当していてマリオ的な雰囲気を残しつつも他のマリオシリーズとは違ったイメージ、戦闘の音楽はマリオ&ルイージRPGの1作目の方が良かったかなぁって思ったけどじわじわと良い感じになってきた。


ストーリーはいつも通りの「外から敵がやってきてキノコ王国が大変」って言う展開なんだけど細かい部分にパロディなりユーモアなりが仕込まれているのも普通のRPGと違って楽しいところだよね、肩肘張らないストーリー回しは嫌いじゃないしむしろマリオの世界には合っていると思うしなぁ、相変わらずルイージの扱いが素晴らしいのですが。


それにしてもスクウェアと任天堂のコラボレーションでスーパーマリオRPGが作られて「任天堂とスクウェアが断絶したきっかけ」と言われたのにそのスタッフが手がけた同じマリオをモチーフに作ったRPGがこうして出てくるのが不思議な感じ。


スクウェアとの断絶後に改めてスタッフを集めて作られたペーパーマリオシリーズもあるし、シリーズとして地味ながら成長してきている予感、マリオシリーズだから成長も何も無いかも知れませんが。


----------------

「マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック」国内でも正式発表(任天堂)  (セガ)

そんな訳で正式に発表されましたよと、情報自体は2009年内発売ってのと一部の競技くらいしか分からないわけですが、おそらく前作と同じスタッフで同じような感じで制作されていると思います。


一人で黙々とプレイするタイプのゲームじゃなくて多くの人と一緒に話しながら楽しむのが良いゲームなので今回も同じような作りになればまたヒットするんじゃないでしょうか、それに今回もオリンピックが始まるよりも半年は先行して発売する予感。


そう考えるとやっぱり秋頃が怪しいと思うんだよな、夏はドラクエ9があるし年末だと実際のオリンピックが近くなりすぎて注目が薄くなるだろうし。


それにしても前作はいつの間にか1000万本突破していたのね、そうやって儲かったお金をドブに捨てるのがセガなのですが…果たして今の世の中で同じ事が繰り返せるのか見物ですね、買うけど。